悩みどころなのが、CD-ROMドライブです。
ML115に元からついているのは、すっぴんのCD-ROMドライブ。CD-ROMの読み出しだけで、書き込みもできませんし、DVDも読めません。本当にデイトレPCに特化してしまえば、OSのインストールや多少のアプリケーションのインストールができればいいので、このままでかまいません。トレードしている間にあまりDVD見たりはしないでしょうしね。 たまに、ポジションが逆に行かれているときに、現実逃避しようとして見たりすることはあるかもしれませんが(苦笑)。 今回は一応デイトレPCとは言え、使っていないときに他の楽しみ方もするかもしれないと想定して、DVDも焼けるマルチドライブを選んでみました。これはそれほど高くはないこと(パイオニア製のDVR-112D BKというそれなりに定評あるドライブ
この写真は最初から装備されている80GBのハードディスクドライブです。このままでもデイトレPCには十分な容量でしょう。昨今は250GBや500GBのハードディスクを標準で持つパソコンが増えてきましたが、数年前までは80GBもあれば十分でした。実際に予備機になっている自分のPCもシステムドライブは80GBのままです。さすがに増設はしてありますけれど。
今回予算を抑えたいのなら、このまま使うのがいいでしょう。自分は手元に320GBのハードディスクドライブが余っていたので交換しました。交換する際には以下のカバーを取る必要があります。
このカバーに限らず、このPCは特殊なネジを使っています。トルクスネジと呼ばれるもので、ハードディスクや、CD-ROMドライブの固定にも使われています。こんなネジです。
トルクスのドライバーは普通の家庭にはまずないと思われます。そこでマイナスドライバーでサイズの合うものがあれば、十分使えますので、わざわざ専用のものを用意しなくても大丈夫。サイズが合うのはないよ、とか、もし気になるようでしたらダイソーなどの100円ショップにもおいてあります。あまり使わないものになりますので、購入するのは躊躇しちゃいますよね。
最後にメモリーを2GB用意しました。元から512MBのメモリは付いていますので、そのままでもWindowsXPならば使えると思いますが、メモリも非常に安くなってきた昨今ですので、増設しておきましょう。 トレードするときに使うアプリケーションにもよりますが、自分はSAXO系のFX業者を使っていますので、トレード用のアプリケーションが、Javaをたくさん使用するためにかなり動作が重いソフトウェアになってしまいます。そのためメモリー増設は必須でした。通常のブラウザを使ったトレードしかしない、という場合にはメモリー増設しなくてもなんとかいけるかもしれません。
もしメモリーを増設するのでしたら、ショップによくあるバルク品、というものではなく、強固にメーカー製をお勧めします。バルクのメモリは動かなくても文句言えないものですので、メーカー製品にしておく方が無難です。
自分はトランセンドのメモリーを購入し、1GB×2にしました。最初はツクモで販売しているバルクメモリーにしたのですが、インストール時にこけるといったことがあったために買い直し…。また、別の用途に使っている(サーバ機)に、バルクメモリーを入れたところ、メモリーのせいでOSまで壊してしまい、インストールと環境設定に二日も余分に費やしてしまいました。
メモリーは最近の価格下落のためにブランド物とバルク品とあまり価格差もなく、メモリーは一度購入すれば、そうそう交換するものではありません。 ですので、ここはケチらずに、UMAX
次に必要なのはサウンドカードです。ML115は残念ながらサウンド機能をマザーボードに持っていないため、サウンドカードを増設しないと音を鳴らすことができません。音が鳴らなくてもよい、という方は省いてしまってもかまいませんが、トレード中にアラームを鳴らしたいといったときに困る可能性もあります。ですのでサウンドカードを増設しておいた方が後々困ることはないと思われます。今回はクリエイティブから新しく出たとっても廉価なサウンドカードのCREATIVE Sound Blaster 5.1VX
では次はこれを組み付けていきましょう。