一昨日にJ&Wから出るMINIX-780G-SP128MBを紹介しましたが、intelからDG45FCというMini-ITXマザーボードがいよいよ出そうです。すでに6月のCOMPUTEX台北に出品されていて、Blu-rayの再生デモなんぞをやらかしていたボードです。
簡単な特徴として、CPUはD945GCLFのようにCPUオンボードなものではなく、普通のSocket775が用意されています。チップセットはG45でいわゆる最新のチップセットでかつGPU内蔵型でX4500HDと呼ばれるグラフィックアクセラレーターを持っています。そしてサウスブリッジはICH10を採用しています。あまりICH9と変わらないみたいで、ハードウェアの暗号化機能を持っていること、ポートマルチプライヤの強化、などです。
気になる価格は、ベストゲートで見ると最安値が15,680円。おそらく初出価格は16,000円前後になりそうですね。メモリスロットは2スロットありますので2GBメモリを2枚さし、QuadコアなCPUを載せると非常にコンパクトな高性能マシンができそう。普通のE8500などでも十分パフォーマンスは高いのでこれを使ってリビングPCなどにトライするのもいいかも。MINIX-780G-SP128MBが予価として24,000円前後って考えるとかなりプライスリーダーとなりそうな高性能Mini-ITXになるかもしれません。
今年の夏は魅力的な製品が多くて困るな・・・。intel初のCPUなしMini-ITXとして実に食指を動かしたくなる製品です。