パソコンの数も増えてきて、設置場所に困るようになってきました。なんせざっと20台以上転がっていますから、全部電源投入したらどうなっちゃうんだろ?と思うほど。もちろん、昔のマシンなんぞは物置の奥底まで沈んじゃっていますけど。
PC好きにはそんな人が多いんじゃないかな、と思ってなんかいい解決方法がないかな、と探してみたのが19インチ簡易ラックです。通常はサーバルームなどで、ラック用ケースをマウントするのに使うものです。会社でよくオフィスの隅にあったりするかもしれません。うちにも会社で廃棄になった1Uのサーバのジャンクが2台、4Uのサーバ(未使用だけど、440BXという骨董品)が転がっていますので、そういえば、と思って思いついたのがこれでした。音楽用の機材ラックを流用する人も多いのかな。規格は一緒ですけど、音楽用の機材ラックはなんかヤワな気がします。PC用にはそれ専用をオヌヌメ。
これ、スケルトンで見ると、単なるフレームで値段高い気がします(笑)。もちろん、これにレールなり棚、キーボード用の引き出しなどをつけてフル装備にするわけ。これは簡易型のためか、キャスターもついているし、中棚を設置すれば普通のPCも十分置けます。なによりドロワータイプのPCケースを使えばメンテナンスもラクラクなんですよねー。ただ、オプションのレールやKVMスイッチなどを買わないと、まず使い物になりません(笑)。なのでトータルコストはかなりのものになるかと…。それと一度設置すると中々動かす気にならない。あとは一カ所に重量物を置くことになるので、床がしっかりしていないと、自宅というケースが壊れる羽目になるかもしれません。家でニコニコ動画を運営するぞ、なんて人はいないかもしれませんが、自宅のマシンが10台あるよ!なんて人は一考の価値ありだと思います。
耐荷重は100キロまで、そしてネジピッチですが、通常はワイドピッチになります。ワイドピッチはネジ穴間隔が31.75mmと12.7mmの繰り返しになってます。そして特注でユニバーサルピッチも選べ、これはワイドピッチの31.75mmの中間にネジ穴があって、1Uの機材を真ん中のひとつのネジで止めることが可能です。1U機材が多い人はユニバーサルピッチがいいかもしれません。