HP Mini1000

HPからネットブックタイプの新型が出ましたねー。他のメーカと同じようにAtomを搭載して価格は5万円を切るということで、なかなか意欲的な価格で勝負に出てきました。詳細はこちらのオフィシャルサイトをご参照あれ。

今 回、自分としてコレなら買ってもいいかな、と思ったポイントは、やはりVIAをやめたこと。別段VIAがキライなわけじゃありませんが、やはりAtomに 比べると非力なので他のメーカと勝負できるCPUを積んで欲しかった。そして5万円を切る価格も魅力的です。ただし、5千円上の価格帯で SSD16+8GBモデルが選べるとあっては、おそらくこの54,600円のモデルがメインとなるでしょうね。Bluetoothを搭載しているのもe- mobileなどとの連携を行う上では見逃せないところ。

デザインもHPだから、というわけではありませんが大胆に渦をあしらった天板を採用しているにも関わらず、ヘンなギミック臭さもないし、錦絵にしたようないやらしさもない。多少の無骨さは感じられますが、男性的で悪くはない。

ASUSのeeepc S101もデザインがカッコイイのでネットブックの市場も多少付加価値で勝負、なんて雰囲気になってきた感があります。ただ、S101が今後デュアルコアで出 てきたら、Mini1000は苦しいような気がします。あの薄さは驚異の薄さですから…。もっとも価格が1.5万異なるのも事実なのでここらへんの価格帯での1.5万の差がどうなるんだろう?と思いますね。

こういったネットブックの動向を見ていると年末商戦に向けて面白い様相になっ てきたかと。ただ、こういった廉価ノートで十分な層がこれらに飛びついてしまうとき、今までのノートパソコンの価格はばからしくて買えなくなりますね。正 直、外でビデオ編集したり画像いじくったりしない自分にとってはメモリが2Gバイト程度あれば、たいていの用は済んでしまいますので、年賀状やメール、インターネットを楽しむのがメインの層にはここらへんの機種で十分だよ、と思います。

Panasonic のLet’s Noteなんぞはハイパフォーマンスなのに軽量っていう価値でアノ価格を維持しているわけですが、正直ネットブック4台分の価値があるのか?なんてことを 考えると、会社の経費ではなくて自腹で買うのなら、こっちを選んでしまうなぁ、と思うのでした。差額でニコンD90買えることを考えると、その差額で何か別のことをした方がいいですし。

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