某掲示板でも「EOS 5D MarkIIがamazonから届かないお」と文句を言っている人が複数名いらっしゃったのですが、自分もその一人でamazonから届かなくてヤキモキしました。そしてamazonへ日曜日にクレームを入れること二日。やっとEOS 5D MarkIIが届きました。電話したときに「ところで、こんな風に聞いてくる人、何人くらいいるんですか?」と聞いたら50人です、とお答えいただきました。月曜日にキヤノンが出荷するとは思えないので、配送がめんどくさかったのかなあ。そんなことないよな、amazonの物流は優秀なレベルだと思うし。300円のクーポンくれましたけど、どうせなら3,000円くらいクレよ(笑)。
今回購入したのはボディだけでなくレンズキットにしてみました。24-105mmF4 IS Uが付属するセット品です。24-80mm F2.8は持っているので、焦点距離で被る領域ではあるのですが、やはり24-80mmはバカ重い。振り回すのが大変です。なので気軽にスナップできるレンズも欲しいな、と思って今回はレンズキットにしたと。差額は9万程度ですので別々に買うより安いし手ぶれ補正がついている短焦点ズームはこれしかない(いや、もっと安いのでありますけど)というのもあり旅行のスナップなんぞにもいいかな、と思っております。
さて、実際に何ショットか撮影してみたんですが、最初はISOオートになっているので、室内で撮ると勝手に3200にまであがって面白い。液晶画面で見る分にはあまりノイズも目立ちません。Digital Photo Professionalで見ると、やはり3200だと輝度ノイズが多いな、と思いましたがノイズリダクションすると気にならないレベルです。おそらく2L判程度だったら全然問題ないノイズでしょうね。等倍鑑賞する趣味はないので自分的にはコレでOKです。少なくとも夜スナップが簡単にできるってのは非常にうれしい。気になるシャッター音ですが、以前のEOS5Dより音量が小さくなって、パッコンパッコン言わなくなりましたので問題ありません。手持ちのKissDXの方が好みではありますが(苦笑)。
動画機能も面白そうなので試してみましたが、音声に関してはあくまでも仮の録音だな、という感想です。ISレンズのジーコジコっていう補正の音がクリアに録画されるのはちょっと困りもの。スタンダードな状態で音声まで満足いかせるのは、やはり苦しいです。ステレオマイクを買おうという決意を新たにしました。それと、手ぶれ補正が入っていると静止画用の手ぶれ補正なのでビデオ的にはカックンカックンするように見えます。パンするときなどギリギリまで耐えていきなりカックンと動き出すわけですね。なので非常に見にくい映像になります。かえって手ぶれ補正がない方が自然かなと思えます。それか、やはり三脚に設置してしっかり撮影するか。ソニーのビデオ三脚があるので、今度はそれで撮影してこようか、と思います。
また、映像は非常に重い。再生はQuickTimeプレイヤーではまともにできません。軽いとされるGOM Playerでもカクカクします。初めは映像がコマ落ちしてんじゃないか?と思ってVEGASでレンダリングしてHDVフォーマットにしたら普通に再生されました。なので、映像はレンダリングないし別途圧縮することが楽しむためには必須でしょうね。いや、AVCHDの何倍重いんじゃ、これ?というくらい重いです。
とりあえずファーストインプレッションはこの程度に。明日からチョコチョコ持ち歩いて撮影してこようっと。会社への通勤時に撮影してみようかと思います。
P.S.NikonからD3Xが発表されましたが、完全に射程外の価格なので気にならないのが正直なところ。Nikon・Canonの戦いも面白くなってきました。個人的にはCanonが5Dより廉価なフルサイズを出してくれるのと、APS-Hの50D出してくれると楽しいんだけどな。