出るようだ、と言われて久しかったのですが、とうとうEOS 5D MarkIIの新しいファームウェアがリリースされることがアナウンスされました。三月中旬に出されるようですが、もっと早く出されてたらよかったのになぁ、と思います。
今回のリリースで特徴的なのは、やはりフレームレート変更でしょう。30fpsが29.97fpsに変更されたのと、24fpsに23.976fpsが追加されました。これでEOS 7Dと混在させても問題なくなるというか、他のハイビジョンフォーマットを含め一般的なフレームレートに統一できるようになったので使いやすくなったかと。
それと録音レベルが64段階で調整できるようになったのも嬉しい。いままではオートでしたから静かなシーンではサーっという音が浮かび上がってきたりしましたので、あとで音の調整が面倒だったりしましたから。一般的な撮影なら気にならなかったけど、これで本格的な音楽ライブなどもダイナミックレンジを生かした撮影が出来るようになるのでは?と期待できます。もちろん、それなりにヘッドフォンで音をシビアに聴くとかリハーサルもきっちりやらないといけないのですが、本体のみで完結できるシーンが増えるのはいいこと。音質時代もサンプリングレートが48KHzになったことで向上しているのではないか?と期待できます。
というわけで、動画撮影にEOS 5Dの活躍するシーンがますます増えそうですね。