Phenom II X6 1090T Black Edition買ってみた

特に現状のPhenom II X4 955BEに不満がある…というわけではなかったのですが、6コアってどんなんだろう?というのと5千円ほど価格が下がったこともあったので、Phenom II X6 1090T BEを購入してみたのでした。取り付けをするのがめんどくさかったのですが、取り付ける前に新CPUが出るのもいやなので、がんばって装着したのでした。しかし、ほんともう少しCPUクーラーってラクに脱着できるようになりませんかね。ネジ止めの方が楽な気がします。

んで、以前のCPUであった955BEとのベンチマーク比較をしましたのです。Crystalmark 2004R3でテストしてみました。

まずは、以前のCPUのベンチマーク結果を貼っておきましょう。これは3.7GHzで回したときのもの。

CrystalMark :  145063
[ ALU ]             56776
Fibonacci :   21120
Napierian :    9808
Eratosthenes :    7995
QuickSort :   17831
[ FPU ]             59577
MikoFPU :    7100
RandMeanSS :   32041
FFT :   11370
Mandelbrot :    9044
[ MEM ]             28710
Read : 11223.25 MB/s ( 11223)
Write : 4560.62 MB/s (  4560)
Read/Write : 4437.45 MB/s (  4437)
Cache : 84685.46 MB/s (  8468)

んで、次が1090Tを3.8GHzで回したもの。というかOCしたもの同士を比べるな、という意見もありましょうが、取りあえず実際にOCした状態で使うので、そのときのベンチマークで比較したのでした。

CrystalMark :  145523
[ ALU ]             58939
Fibonacci :   21992
Napierian :   10150
Eratosthenes :    8198
QuickSort :   18577
[ FPU ]             58622
MikoFPU :    7367
RandMeanSS :   30279
FFT :   11550
Mandelbrot :    9404
[ MEM ]             27962
Read : 10612.48 MB/s ( 10612)
Write : 4471.12 MB/s (  4471)
Read/Write : 4353.17 MB/s (  4353)
Cache : 85044.98 MB/s (  8504)

うちの環境は例のマザーボードである、MA790X-UD4Pなのですが、まー、DDR2なのでメモリ周りが若干遅いのは致し方ないところ。HDDは入れ替えたりしているのでそれを除いてテストした結果がコレだよ!

いや、あんま速くなってない。正直拍子抜けというかクロック差があまりないのでこんなもんでしょう。6コアの恩恵はこういうベンチマークじゃ見られないしね。タスクマネージャを見ているとすべてのCPUを使わないし、最初のコアなどはベンチマーク最中に800MHzまでフォールダウンしちゃうくらい。ま、Cool’n Quietくらいベンチマークのときは切れ、という気もしますがw

965BEが17,000円程度で購入できるわけですし価格差を考えると、コストパフォーマンスがいいとは言えないかも?ただ、6コアを生かすアプリケーションを使うことを考えると気分的なものとして納得はしていますが。これからAMDを組むというのなら、3万円未満で最高クラスのCPUが買えるってのは気分はいいと思います。さすがにCore i7の最高CPUは10万円覚悟になりますからw

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