DMC-FT3は電気座標の夢を見るか

えー、TG-810から始まりWG-1 GPSに鞍替えし、そしてPanasonicのDMC-FT3にたどり着いたワタクシ。コイツを購入した理由は、ひとえにダイビングを始めたからに他ならないワケで。ハウジングが出ているのが、DMC-FT3とTG-810しかない現状では(防水デジカメじゃないけどFUJIならありますが)、こいつを買うしかなかったわけです。

本当はGPSなくてもいいからOLYMPUSのE-PL2でも海用に買おうかなぁ?なんて思っていたのですが、E-PL3がデビューしたので、それならE-PL2は止めておこうと思うのが普通なわけで。しかしながら、E-PL3は9月3日発売だから、それまでどうしよう?ということでDMC-FT3の出番が来たわけさね。

しかしひでぇタイトルだ。

DMC-FT3。使い込んだため結構傷だらけ

実際使ってみるといいカメラです。正直、Panasonicのデジカメは個人的には「売りっぱなそにっく」というイメージがあり、ファームウェアのアップデートをしないとか色々なネガティブイメージを持ちまくりだったのですが、DMC-FT3のおかげでそれもなくなりました。

よい点としてはGPSの補足が納得いくレベルであること。飛行機の中でも捕捉しますし、通常の利用状況ではまだ捕捉できないのか?とイライラすることもない。大抵一分以内にはなんとかなります。レンズも光学4.6倍で十分実用的です。それとCCDのため、スミアを心配したのですが撮っていて発生したのは昼間の太陽をモロに写したときのみでした。CCDのクセをあまり意識しないでよろしいわけです。

後は…GPSから導き出す場所名などもなかなかおもしろい。ロガー機能を持ってないのが残念ではありますが、それはまあオマケだしね。動画の画質も十分ステキです。WG-1 GPSはウンコでしたけど。

若干文句をつけるとしたら、AFが「え?なんでここに合わないの?」と思う時があること。空の雲の境目などでAFを合わせきれない時がタマにあります。それと水中だとAFが弱いことかな。あとは逆光時にコントラストの低下がたまに起きること。とはいえ、これらの欠点は強いてあげれば、というところで通常使っている分には十分なパフォーマンスです。シーンモードで露出補正効かないのはナゼなのさ?といまだに疑問ですけど。

個人的にはこのDMC-FT3は90点のデキ。WG-1 GPSは65点。TG-810は50点くらいかなあ。もう季節外れになって参考にならんかもですが、これから買うならDMC-FT3を2011年はオススメしておきます。落としてもタフだから壊れないしね。レンズバリアがないけれど、余計な可動部がない、ということで自分としては前向き評価です。ハウジングのデキに関してはレビューできるほど知識がないので割愛w

というわけでハウジング利用での、この前行ったハワイでのダイビング画像を少し載せておきます。初めて撮影して思ったことがひとつ。「ダイビングでちゃんと写真を撮れるようになるには何年かかるのだろう?」と。こんなに難しいと思わなかった。修行はまだまだこれからです。

ハワイ島でお世話になったダイブサービスは、オーシャンスピリットというところでした。とてもお世話になったので、また行こうかと思っております。

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