DMC-FT4デビューだが

GPS内蔵タフネスデジカメとして、自分では一押しだったDMC-FT3(今でも使ってますよ)の後継機、DMC-FT4が出ました。

個人的にこれで安心したポイントが一つ。大きさなどがまったく変わってないため、今使っている水中ハウジングことマリンケース DMW-MCFT3がそのまま使えてムダにならないこと。マリンケースを購入するときに思ったのが、DMC-FT3がディスコンになったときに、故障しちゃったり修復不可能なほど壊れたときには、このマリンケースともどもムダになっちゃうかなぁ、と思いました。しかし、もし現在の機材であるDMC-FT3が市場にない、修理不能になった場合にはこのDMC-FT4を買えばよくなったわけです。

リスクマネージメントはさておき。DMC-FT3からこのカメラが進化した部分は、あまりありませんw言い切っていいのか、と思うけど、実際買い換えなくていいやな、と思った次第。ほっとしたというか残念なんだけど。

個人的にはGPSロガー機能があれば非常に買い換えるモチベーションアップだったのですが、それは見送られました。もっとも、この機能を入れるとてきめんにバッテリー消費は激しくなるでしょうし、本来の目的である写真を撮りたいときに君はいない…いやバッテリーがなく写真を撮れない、というのはまずいという判断なのかもしれません。エキスパート向けの設定で自己責任モードでもいいので、付属させて欲しかったなあとは思いますが、これがパナソニックのジャスティスなのだから仕方ないw高度計履歴は取れるようですが、これはそれほどバッテリー使わないためかと思われます。

その他手ブレ補正がよくなった、フォーカスが速くなった、と言われても現時点でもそれほど困ってない。レタッチ機能もパノラマ撮影、これらもまたモチベーションアップにはつながらない。

ムービーにおいてはMP4フォーマットで撮影可能になりました。従来のQuickTimeムービー形式の1280×720 MJPEGはなくなりましたけど、べつにこれがあっても誰も喜ばないだろうしな…(一フレーム完結型の絵ではあるけど)。圧縮率の高いMP4を選べるのはより現時点の世相に合わせたところでしょう。もっともみんなフルHD・AVCHDで撮ることになるとは思うのでこれまたどうでもいいポイントかも。

順当なマイナーチェンジというか、これ以上いじくるところもなかったんでしょうね。自分もオートフォーカスが迷い気味なところは気になりますが、それ以外には本当にこのままで特に問題ないカメラです。完成度が高いのでこねくり回すことがなかったのでしょう。なんつーか全部ファームアップでできそうなところなので、FT3もそうしてくれよ、と思いますがw

Panasonic DMC-FT4
Panasonic DMC-FT4

まだ予約の段階だから高いね。

Panasonic スプラッシュブルー DMC-FT3-A
Panasonic スプラッシュブルー DMC-FT3-A

個人的にはこっちのブルーの方がメタリックで好きかもしれない。値段は22,000円前後とお安くなっております。

「DMC-FT4デビューだが」への1件のフィードバック

  1. 実はこの機種、屈曲光学式デジカメで、AC給電しつつ、メモリ一杯まで撮影できる唯一の機種のようです。
    大部分のデジカメは29分(30分)で動画撮影が止まるという仕様があり(これはヨーロッパの関税のせいらしいです)、この仕様をかいくぐった数機種も、他はAC給電不可だったり、4:3モード(焦点距離が狭くなる?)でしか29分越え撮影できなかったりと、かなり選択肢がない状況です。

    「デジタルビデオカメラ」までサーチを広げれば色々あるんでしょうけれど、ビデオカメラだと焦点距離が長いのが多く、狭い範囲しか撮れません。
    後は、ドライブレコーダーを電池駆動するという手はありますが、デジカメとほぼ同額で、汎用性のない買い物をするのもユーザーを選ぶわけで。

    というわけで、ある用途のためには、この機種は唯一無二のものなんです。
    もちろん、USB給電は可能になってほしいですし(欲を言えばUSB給電中の動画撮影も)、AC給電時にバッテリーを抜くという仕様も何とかしてほしい所ではあります。
    しかし、そういった欠点を抑えても、なおメリットがあります。

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