N BOX+と暮らし始めて早一週間とちょっと。今度はレーダー探知機を付けることにしました。もっとも以前よりはヤンチャではないのでスピードなんざ制限速度+10キロ程度の流れに乗る運転しかしてないので、いらないっちゃいらない。速度違反で捕まったのなんてすでに20年以上昔だし…。
んが、メカメカしいものが好きだし、一人でクルマに乗っているときにしゃべってくれるトモダチも欲しいのだ(何それ)。
というわけでレーダー探知機として最新型のモノを選んだのだ。そしてさらにメカメカしいメカとして(わけわかんねーな)、OBDIIケーブルもアドオンオンオンオン!!!
昔からこういうクルマのコンピュータと通信して云々、というものがあるのは知っていたがコンシューマレベルで遊べるように進化していたとは知らなんだ。Wikipediaによると、
OBDとはOn-board diagnosticsの略で、自動車に搭載されるコンピュータが行う自己故障診断のことを言う。
一般にOBDにより故障と診断された場合、コンピュータは故障を示すランプを点灯することでドライバーに故障を伝え、故障内容を表す故障コードを記録する。整備士は故障コードを専用の機械を用いて読み出すことで故障箇所をすぐに特定することができる。
レーダー探知機や外部メーターを専用のケーブルで「OBDIIコネクター」に接続し、走行中の水温やブースト圧などを表示する機能が備わった機器も登場している。
らしい。さらに詳細な説明はこちらにあった。というわけで、レーダー探知機を単なるレーダーを見つけたりお知らせしたりしてくれるだけに留めない素晴らしい機能を付けてくれる夢のようなケーブルなのだ。たぶんだけど。
だがこのケーブルだけで5,000円もするのかよ、けっ、と思わないでもないが夢の実現のために5千円ケチっちゃいかんよの。もちろんほかにもメリットはあって、シガープラグ、あるいは電源コードなどを引っ張ることをせずOBD IIコネクターに接続するだけで電源の配線が完了しちゃうところもうれしいところ。
というわけでさっそくN BOXの運転席側のアンダーコンソールにあるOBD IIコネクターを探し当て、そこにパイルダーオンオンオンオン!!!(ちょっと違う)。
さて、肝心の本体はこんな感じ。というか何の変哲もないレーダー探知機。昔のみたいにLEDしかついてない、ということはなくGPS内臓で液晶ディスプレイもめっちゃきれい。MVAというVAの偉いバージョンw
というわけで、簡易に配線できることを生かしつつ、さっそくテストしてみるのだった。
んでは、スイッチオン。
ちゃんと動いているように見える。最初はなかなかGPS衛星を補足しないが、5分もすれば見つけてくれる。
んでもってこれがOBD II画面。
うん、字が小さくて運転中は読めないw
完全なる自己満足だった…。てか、こんな数字見ても別にナニが変わるってわけでもないしな。単にメーターが好きな男のリビドーを5千円で満たしてくれるかもしれないというアイテムにしか過ぎないわけだ。
もちろん普通の待ち受け画面上でもOBD II経由で送られてくる情報を見せる設定はできるので、本当に常に把握しておきたいデータはそっちに表示すればいいわけだ。でも運転中はアブナイから凝視しちゃダメなのですよ。
つーわけで仮の場所に設置してテストドライブに出かける。
で、実際に使ってみるとデフォルトだとうるさいうるさい。
やたら署活系無線を受信しましただのなんだのしゃべりまくる。ウチのそばには警察署もあるので近くを通るたびに「警察署があるから注意しろ」だの言う。あとはNシステムもたくさん教えてくれる。
そこまで犯罪者じゃないから!
というわけで、ボイスワーニングはほとんどオフに設定することにした。将来死体を運ぶときには全部オンにして気を付けようと思う(おい)。Nヒットして足取りがばれる、なんてこともあるよーだしな、ふっふっふ。
というわけで、お守り代わりに見知らぬ土地を旅する時に役に立ってくれるものということで23,000円もの散財の言い訳を自分にするのであった。ちゃんちゃん。
コムテック(COMTEC)超高感度GPSレーダー探知機ZERO 61V
コムテックレーダー探知機用OBD2接続アダプター OBD2-R1
このレーダー探知機、待ち受け画面がランダムあるいは順番に変わってくれるといいんだけどなあ。今のところ設定したものをガンコに映し続ける仕様です。
※余談
このレーダー探知機で一番感動したのはスタンドを設置するときの両面テープじゃなくて粘着テープ。レーダー探知機くらいのものであれば、しっかりと固定できてしまう。両面テープもいいんだけど、場所を決めきれないときには、こういうのっていいよね。今のはこんなに強いんだ、と感心しました。て、こんなところで感動するなよなと思った。
超大昔のお話もついでに。F30型のレパード(初代)の3リッターターボに乗っていたことがあったんだけど、それにボイスワーニングシステムがついていました。今のクルマにはなくなったような。
真夜中に運転しているとき、たまにしゃべる相手が欲しくて運転中にドアを開けてみると、「ポン!右のドアが開いてます」なんて話しかけてくれるかわいいヤツでしたwガソリン少ないと「ガソリンがかなり少ないです」なんて言ってくれたりね。おにーちゃん、まだお金なかったんだよ、稼ぎ悪くてすまんなぁ、という昭和枯れススキな気分にさせてくれたりも。余計なお世話だった気がする。