N BOX+ ESPELIRダウンサス

あけましておめでとうございます。今年は何にハマる年になるんだろうなぁと思いつつ。

正月早々ヒマなのでN BOX+のサスペンションをダウンサスに交換しました。以前アルミを着けたときに、さすがにあの隙間はひどいなぁ、と思ったので車高を下げることに。ベタベタな車高はさすがに年齢もあるし、田舎を走ることも多い自分は実用的にも困るだろうということで適度なダウン量を狙います。

ダウンしたあとの勇姿…意外に下がってない気もしますが、こんなもんでしょう。
ダウンしたあとの勇姿…意外に下がってない気もしますが、こんなもんでしょう。

ブルジョアならば黙って車高調とかになるのでしょーが、自分はビンボーなのでとりあえずダウンサスにしました。これでダメなら次は車高調にすればいいや、というプラン。色々と調べたところ、ESPELIRのダウンサスがリーズナブルな価格でそれなりによさそう。RS☆RとかTEIN、タナベなどもありますが、車検対応で40mm程度のダウン量ならそうそうメーカーの違いもないだろうってことでコレを選んだわけです。

ESPELIRスーパーダウン

定価は31,500円なのですが実際の価格は通販で11,680円。なんだこの2万円もの価格差はと思っちゃいます。もしかしてフロントしか入ってないかも、なんてビクビクしましたが届いたらちゃんと4輪分でしたwサスペンションの原価などはたかがしれてますから、これでも儲かる価格なんだろうな、とは思いますが、折れたりしませんようにw。

取り付けももちろん自分でやるのです。やり方は先達がたくさんいらっしゃいますので、自分はみんカラにあった同じサスペンションを選んだ方の整備手帳を参考にしました。色々なやり方があるのですが、こちらで紹介されているやり方が一番ラクです。後ろ側は内装めくったりしなくてもいいし(車高調の場合には内装めくらないとダメです)。

自分が苦労したところを補足すると、ヒューズボックスの外し方で以下のようにすると割合ラクになるはずです。とは言ってもそれでも面倒ですが。

ヒューズボックスとその上側のツメ

まずは、運転席側のヒューズボックス(この写真はすでに外れてますが)の上側にあるツメ2つと、

ヒューズボックス下側のツメ。一カ所です。

下側にあるツメ1つをがんばって外します。短めのスタビドライバーなどを突っ込んでねじると外しやすいでしょう。

上側のツメが留まっているステー

ツメを外すと↑ここからスポっと取れる…といいのですが、ヒューズボックス周りにケーブルがまとわりついているので、それをなんとかしないとヒューズボックスが動いてくれません。

最初に、ハイビームをキャップ含めて外してしまいます。これでかなり余裕ができます。次に、まわりにある配線のコネクタたちを外します。二つ外せるものがあります。

最後に、ヒューズボックスに入っている黒と白のケーブルが留まっている以下の緑色をした部品をステーから外します。

ステーに留まっている部分を押さえると外れます

このパーツまで外せば、ヒューズボックスをなんとかどけて上にあるナットを緩めることができると思います。この白黒のケーブル自体を外すとおそらくバッテリー直結されているケーブルなのでショートしたりすると面倒なのでやめておきましょう(バッテリー外しておけばいいんだけど)。

また、ユニバーサルジョイントつきのエクステンションバーなどあると外しやすいのですが普通のラチェットレンチでもがんばればなんとかなるかと。

助手席側はナットがむき出しになっているので、それほど手間取らないと思われます。

次に個人的に苦労したのはABSのセンサーケーブルを留めているクリップ。黒い部品なのでよく構造が見えず、どうやって外したらいいのか見当がつかずにかなり苦労してしまいました。自分のツメで外そうとがんばっちゃうと痛いのでドライバーとラジオペンチなどを使うことをオススメします。

ABSクリップ

これは運転席側で、助手席側は上下が反転してます。赤い点線がケーブルが通っているところですが、このケーブルを傷つけないようにケーブルの上にマイナスドライバーなどを入れて、ひねります。水色の丸で囲った部分のロックを外すようにしてやるわけです(助手席側は逆に下側に入れてひねる)。

このクリップは上下で分離しますので、なくさないように注意してください。

つーわけで、かなり時間がかかりましたけどなんとかサスペンションの交換はできました。感覚としてはフロントが8・リアが2くらいの手間でしょうか。フロントやった後にリアを交換すると鼻歌交じりになるくらいカンタンですw

最後にまたみんカラを参考にしてホイールアライメントを取り直し、ヘッドライトの調整をして終了(自分は光軸調整はリセットしたのみでほぼ問題ないと判断しました)。

ホイールアライメントの調整はトーアウトになっているのであれば(自分はトーアウトだった)ので、右・左のタイロッドを伸ばす方向です。ロックナットをちょっとだけゆるめ、そのロックナットがタイロッドエンドに近づく方向に回してあげました。トーインにしたいときはその逆です。

こうして左右を同じ分量ずつ調整すれば、センターが狂うこともあまりないかと。自分は最初、このロックナットを目安にせずに調整して途中でわけがわからなくなりましたので、センターがえらく狂って大変でした。ホイールアライメントは手間はかかりますが、それほど難しい作業ではないので自分でやることをオススメします。頼めば平気で2万とかかかりますので。

では、使用前使用後の比較画像は以下に。

ま、あまり落ちてないように見えますが本人的にはこのくらいがちょうどいいか、と思ってます。間抜けなほどの隙間はなくなりました。

乗り心地に関してはノーマルサスよりもよいんじゃないか?と思うほど。バタバタというかピョコピョコしたところが少ししっとりした感じがします。また、重心が下がったことでコーナーでの左右にフラフラした感覚も低減されました。見た目ももちろんですが、実用面でも費用対効果としてはかなりイイんじゃないかと思ってます。


エスペリア ダウンサス ACTIVE SUPER DOWN N BOX Custom ESH-934

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