FXFBS

2018 FXFBSを買った

文章を書くというモチベーションだったり気分がTwtterなどで消化されているためか、ブログに向かない。なので更新を途中でやめちゃう。後で読み返して日記的に思えるし、ノウハウを自分のブログで再参照できるメリットあるのだから書けばいいのにと思うのだが。

とりあえず、前回の続き。

8月半ばに2018年式のファットボブを見に行き、そして結論からいうと買った。

ハーレーダビッドソンのモデルチェンジの最近の歴史は2018年から新たなフレームとエンジン(正確に言うと2017)が投入された。ソフテイルというフレーム(この名称と構造は以前にもあった)と、ミルウォーキーエイトというニューエンジン。以前のモデルに比べると、フレームはモノショックになり、エンジンは4バルブ化されて一部油冷だったり(水冷を持つものもある)。


1999年からのツインカムというエンジンからかなり変更されたため、性能もフィーリングもめっちゃ向上しているらしい。とは言っても昔のエンジンのハーレーダビッドソンに乗ったことがなかったため、この時点ではよくわからない。

さて、そのファットボブ FXFBSを見に行った一番の決め手は前回も書いたが、すでにエンジン周りが少しチューンナップされていること。純正パーツであるスクリーミンイーグルのものであるが、カムとマフラー、エアクリーナーが交換されECU(コンピュータ)もチューニングされている。

元々このFXFBSは、ハーレーダビッドソン埼玉花園のデモマシンだった。試乗車としてさまざまな雑誌にも登場し、いまだに広告に載っていたりする(笑)。まだ、Webにも掲載されていた。114cu in.(1868cc)エンジンのノーマル状態では80PSなのだがそれが93PS程度にアップしている。ハーレーダビッドソンのエンジンは絶対的なパワーを絞り出すタイプではないため排気量に比べるとパワーが少ないと理解されるが、個人的にはこれ以上いりますかね?と思うほどには速い。というかトルクの塊なので十分である。

IPFでの掲載

ハヤブサなどは1340ccで197PSだが、どんだけ速いのかなと気にはなるが(公称299キロだったっけ)。ハヤブサとさらに比較するとトルクもハヤブサは7200rpmで15.8kgf。こちらのトルクは同程度だけどミルウォーキーエイトは発生する回転数が3000rpmあたりと、実用域にピークがあるのでキャラクターが全然違ってる。

購入したとき、試乗は駐車場内でしたのだが(保険が切れていたため)、非常に乗りやすく感じた。その他のソフテイルのハーレーも乗ったのだが、エンジンのチューニングの度合いはわからなかった。ノーマルのミルウォーキーエイトでも十分なトルクとパワーはあるのだから、全開状態にできない一般公道ではわからないのが正直な感想。

それまでに乗っていたアイアン…883Nに比べるとパワーはもちろん違うのだが、一番感じたことは「めちゃくちゃ乗り心地いいじゃん!」だった。スポーツスターのオールドスクールな構造と比べるのが間違いだが、ソフテイルは乗り心地がすさまじく良い。単なるソフトさだけではなく、柔らかくしなやかで腰のある乗り心地。このまま何百キロでも乗れるという印象を得た。

スポーツスターは背骨に突き上げが来るときがあって、腰をやりそうなときがある。設計年次が30年違うものを比べるのはナンセンスだけど。

ま、そんなこんなで乗って楽しいから買っちゃえと衝動買いしたようなもんだが、現在の883Nをどうするのか?という問題もある。最初は下取りに出そうとしたのだが、それほど高い値段で取ってくれるわけでもないし、売るのを焦っても仕方ないのでのんびり手放すことにする。なので増車という結論になるのだが、わずか2か月でバイクに300万円突っ込むのはさすがにバカだと思う(そのためクルマを手放したけどそれはまた別の話で)。

FXFBS全景

 

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