それはとある7月末のこと。つらつらとグーバイクを見ながら、このハーレーもいいな、あのハーレーもいいな、なんて思いを馳せていた。
自分が思うに、ハーレーダビッドソンはユニークなメーカーでツーリングモデルとストリートモデルにほぼ二分されている。アイデンティティがクッキリしているというのかな。
国産メーカーはオフロードとかスクーターなどもあるし、排気量の幅も広い。でもハーレーはそこまでバリエーションもなく、少しずつ違うカタチのものになっている。
個人的にはエイプバーと呼ばれるチョッパー的なハンドルが好きじゃないんだけど、それさえも交換してしまえば別のイメージを持たせられるのが面白い。
話は元に戻る。以前にも書いたけど自分の883Nは埼玉花園のハーレーダビッドソンで販売されていたもの。そのお店の中古バイクを見ていた。
FXFBS…ファットボブと呼ばれるソフテイルでミルウォーキーエイトエンジン(最新のエンジン)を搭載した中古が出ていた。しかも試乗車だったので走行距離は2500kmと、それほど多くない。
しかもエアクリーナー・カム交換・マフラーなどもすでに交換済みでかつコンピュータも交換されている。
もちろん価格はそれなりにするのだけど、ノーマルのファットボブとそんなに大差なくほぼチューニング費用は飲み込まれている。がぜん興味が沸いてきて見に行くことにしたのだった。
その頃自分はFXSB ブレイクアウトにも惹かれていたんだけど、タマは少ないし価格ももっと高い。なかなか悩ましい状態だったのだ。
とにかく週末は天気良さそうだし見に行くことにしたのだ。