起動時にいつも爆音を奏でて、栄二一型発動機が回ったような音を出す(うそ)ML115G5ですが、ケースファンを換装してみました。PWMファンはダメっぽい、という話があったので普通の3pinケースファンを買ってこようと思ったのですが、ついでにホントに動かないか試してみようとPWMタイプのケースファンも用意。
それぞれ、こんなスペックです。
鎌風の風ってことで、2500rpmまでの標準タイプになるのかな。んで、3pinはこれ。
こちらは2000rpmです。さて、まずはPWMタイプから行ってみましょうと付けようとしたら、はまらない?あるぇー?なんで?と思ってコネクタ見たらなんかヘンな突起がありました。旧3pinタイプのコネクタにつけるための突起っぽい。ML115G5には必要ないので削ります。
手ぶれ起こして見づらくてすいません。
こんな感じに削りました。
これできちんと差し込めます。今までの報告だと起動しないっていう報告があったので、ビクビクしながら電源投入。
あっさりと起動
あれ?マジ?動くんだ?とBIOSを見てみると…
ちゃんと回転数も認識
まだケースにネジ止めせずバラックで組んで見ている状態ですが、1500~1700rpmで回っています。なんだ全然問題なかったじゃん。3pinのファンいらなかったなぁ、と思いつつここまで試したので、そちらもチェックしてみました。あっさりこちらも起動して回転数はこんな感じです。
こっちの方がちょっと回転数が高い
どちらがいいのかわかりませんが、せっかくPWM回路がついているので、今回はPWM付きの鎌風の風を使うことにしました。なぜかPWM付きは880円で、3pinタイプは980円。PWMの方が本来高くていい気がするのですけどね。ツクモで今回は買いました。
ちなみに、ノーマルファンだと起動後回転が落ち着いた状態で、こんな感じ。
3300rpmも回ってる
サーバマシンだからか負荷がかかっていない状態でも3000回転以上で風量を確保しているようです。実際に運用してみてチップセットの温度やCPUがどうなるか、をこれから検証してみたいと思います。
ちなみに3pinのファンも同じようにコネクタを削りました。
これを見てわかるように、削るのはPWMだろうと3pinだろうと、イエローの線がつながっている側です。黒は残す、ということで覚えておきましょう(覚える必要もないし、日常まったく役に立たない知識だ)。
他の写真サイズ: M | L
サイズ 鎌風の風PWM 92mm(4ピンPWM接続ケースファン9cm) DFS922512M-PWM
価格: ¥ 1,190 円
ちなみに換装後はこんな状態。ファンガードは面倒なんでつけてません。後日指切っちゃいそうですけど。必ずやるんだよなあ。
というわけでPWMファンでも動きました。交換する人は参考にしてください。ただし、動かなくても自己責任でお願いしますー。
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