MSI WindPC

 TWO TOP独占なのかな?MSI Wind PCが発売されたようです。店頭だと在庫があったようですが、ネットだと1週間から2週間待ちのよう。

 以前レビューしたD945GCLFと同じくintelのatomプロセッサを搭載したPCですが、DVDコンボドライブやメモリ、HDDも搭載した立派なPCとして販売されています。価格は34,800円とD945GCLFにパーツをプラスしていったのとそれほど変わらない価格かな。ただ、ケースはコストを落とすためと安定性を重視しているためか、MiniATXよりも大きなタイプのブックケースになっていますね。3.5インチHDDドライブを搭載するために採用したのかもしれません。もっともそれでも大きさは240X300X65とかなりスリム。そしてボード自体はファンレスになっています。ケース自体にはファンがついています。電源はFlexATXとかではなく、ACアダプタ。ここらへんケチってないですね。

 D945GCLFとスペックが明らかに違うのは、ネットワークが1G対応のものになっていること。NAS化して大容量の映像ファイルやオーディオファイルをコピーするときなどに威力を発揮しそうです。自宅サーバとしても1Gになっているのはいいかもしれません。PCIスロットはMini-PCIスロットをひとつ、そしてユニークなのはCFスロットがあること。CFにOS入れてブートして使うなんて使い方もいいかも。メモリは最大1Gで、あらかじめSO-DIMMが1G入ってます。

 最初に入っているOSはSUSE LinuxなのでWindowsで使う人は別途購入要ですけど、メモリの問題もあってWindowsXPしか選択肢がないような気がする。

 ちなみにMSIからはWind Boardというマザーボードのみの製品も発表されています。来週には発売されるようですが、こちらはDIMMスロットが2つ。しかしLANが100M・・・。

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