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鮫洲試験場へ行きたい

自宅は品川区なので、一番近い試験場は鮫洲である。卒検合格したのは4/4の土曜日なので4/6月曜には免許の書き換えが行えるわけだ。そのつもりで月曜に予定を組んでいたのだが、なんと鮫洲試験場が閉鎖されていた。

3/31に新型コロナに鮫洲試験場にいる警察官が罹患したため、4/1から急遽閉鎖されていた。15分で行ける鮫洲じゃなくて江東試験場か府中試験場に行けってことである。

このご時世なので仕方ないのだが、鮫洲のリオープンまで待てないから、江東試験場に行くことにした。行って見て感じたが、ついこの前建て直した鮫洲と違って江東試験場はめっちゃボロい。それと鮫洲閉鎖のため、人が多い。三密避けなきゃだめなのにーとか思いつつ、みんな来ている。更新期間が延長されたって言っても不安なのかみんな更新に来ているわけだ。

さて、自分は手続きを終えて、視力検査・写真撮影して30分ほどで新しい免許をゲットできた。しかも今度はゴールド免許となり、ほぼ5年に渡り更新しなくてよくなっていた。

初めてのゴールド免許…(今までどれだけ遵法精神がなかったかわかる)。二輪免許取ったことだし、これを維持できるようより一層気をつけなきゃなぁ、とこの時は思うのだった。

何はともあれ、これでハワイでハーレーに乗れるぞ。

いつ行けるのかはわかんないけどね。ほんと、新型コロナのおかげでいろんなものが制限される。ストレス。

昔と違って、各種免許ごとに初心者運転期間があるらしいので、バイクで違反しないように気をつけなきゃだね。もっともそれほど頻繁に乗る機会は今のところはないけど。

そして卒検へ

途中仕事で三週間ほどまたハワイに行っていたので、間が空いたのだがなんとか二段階もクリアして卒検へ。すでに新型コロナの影響があちこちに出ているので、とっとと取ることにした。

二段階の見極めを3/29の日曜にもらったので、即座に翌々日、火曜日に卒検を受けたかったのだが、着替えている間にほかの人に残り一席を取られてしまう。そのため4/4の土曜日に受けることになってしまった。

年寄りなので間が空くのが怖いのだが、いたしかたない。土曜日まで頭の中でシミュレーションすることにする。

結論から言うと卒検はあっさり合格できた。ほっとした。

苦手だった一本橋もうまくクリアできたので、その後のスラロームや急制動、S字などは鼻歌交じりで終えたくらい。調子に乗らないようにする方が大変だったくらい。もっとも調子に乗るくらいの方が自分はよいのだけど。

KANTOモータースクールは試験を終えたあとも少し待たされる。試験は13時半くらいから始まって、結果発表は17時過ぎくらい?だった。待たされても合格しているんだからウキウキである。

なお不合格の場合には、先に説明されて卒業証明みたいなのをもらう会場には移動しないので、早めに帰れる?ようだ。

結局2/7から4/4とちょうど二か月くらいかかったが、これで普通二輪免許を取れることになった。めでたしめでたし。あとは試験場へ行くだけである。

しかし、そこでトラブルが発生するのであった。

一本橋マジ難しい

その課題は一本橋。若いころ、こんなので苦労したっけ?と思ったほど苦手だったような記憶はないのだが、なぜかこの年齢だと落ちまくる。幅30センチ、長さ10mがこんなに難しいとは思わなかった。

あれ?オレ、これ下手だったっけ?

と悩むほど。

夢にまで出てくる。そしてクリアの仕方もよくわからない袋小路に入っていく気がする。YouTubeで一本橋のクリアの仕方なぞを勉強してみるのだが、

最初は勢いよく、そしてリアブレーキで調整しつつあまり手前を見ないで、肩の力を抜いて小刻みに腕を動かす…

というのがだいたいの説明。

まぁ、そりゃそうなんでしょうよ、と思いつつなかなかうまくできない。ずいぶん後に余裕でできるようになったんだけど、結局卒検まで一本橋に自信はなかった。

卒検のとき落ちなきゃなんとかなるだろう、ということで「目線」「肩に力を入れない」というのをブツブツつぶやきながら無理やりクリアするようにしていく。それでも成功の確率は6割くらいである。

マジ不安。

教習所へ行く

50過ぎて免許取りに行くのは正直面倒である。

もっとも昔乗ってたわけだし、余裕だろ、と思う気持ちもある。というか免許なくても乗るノウハウはあるわけだし(カラダがそれなりに記憶している)、サクっと取れるだろう、と舐めているところもあった。

というわけで、2月の頭から川崎にあるKANTOモータースクールに通うことにした。ここにしたのは自宅からそれなりに近いのと教習費用がリーズナブル(要するに安い)ということだ。

横浜に住んでいるときはやたら保土ケ谷あたりでココのクルマを見たけど、その川崎校になる。見てるときは通うことになるなんて一ミリも想像しなかったんだけど。

クレジットカードで教習費用を支払うが、高校生の頃に比べると、高い。11万円だった(おそらく5%のバックがあるから安くなってると思う)。

そりゃそうだと思いつつ二輪免許で10万越えかーと内心思う。二輪免許、6万円もかかってなかったような。その後の車の免許も16万くらいだったから、やっぱりずいぶん昔だ(現在は26万ほど)。

クルマの免許があるため、学科の教習はない。とっとと実技を予約して取り終えるに限る。その他、原チャリに使っていたヘルメットやグローブはあるので設備投資はそれほどでもない。

というわけで一段階の一時間目を受けたのだが、昔に比べると少し違う。40年近いんだから変わるだろう、と納得はしているのだがバイクの引き起こしで以前はハンドルの端っこを持って引き上げたような気がしたんだが、今は押して起こすようだ。

それはいいとして、女性にはやはりキツいようで一緒に受けていた女性は引き起こせなかった。でも、それでもOKみたいでちょっとびっくり。もっとも自分が昔取ったときなんか女性なんていなかったな笑
頭がサビてるおにーちゃんばかりでしたわ。

そんなこんなでのんびりと一段階はクリアする。やれないことはほぼないし(そりゃ何年も乗ってたから)、若干クランクやS字で戸惑ったくらい。こんなのは実際の道ではやらないからね。

教習車はホンダのCB400SFというもので、今では唯一の4気筒の400ccバイクらしい。今の教習車は贅沢だな。オレのときはZ400LTDとかホークIIだったぞ。しかもヤカンタンクの。と年寄りは昔話をすぐ始めてしまうのだった。

ただ、やはりうまく進められないところは出てきてしまう。

そう、歳をとったことを如実に感じさせる課題があるのだった。

HAWAIIとバイク

自分で計算して唖然としたのだが、高校生の頃、中型免許を取ったのはすでに40年近く前になっていた。16歳のときに取得したのだが、気づいたらそこから40年近く旅をしていたわけだ。

若い頃にちょっとした事故を起こして、タイミング悪く免許を失い、そしてこの歳になるまで、自動車の免許だけ取り直したのだった。もう単車に乗ることなんてないだろうなぁ、と思っていたからだ。

しかし2020年正月に仕事でハワイに行ったときに、そこにバイクがあった。自分のボスのであるが、ハーレーとトライアンフが置かれていて、乗ってもよいという。しかしながら免許がないので乗れない。二輪免許なら小型だろうが国際免許にしてしまえば、ハーレーだろうとなんだろうと乗れるのに。

敷地内でエンジンをかけてくるくると回ってみたけど、当たり前だが面白くはない。いや、少しは面白いんだが。外に出たい気持ちはあるが無免許で出るわけにもいかない。

そして、それがきっかけとなって二輪免許を取り直すことになったのだった。

それが今年の2月のことである。

NISSAN SUNCAT-8 セルモーター交換

ニッサン サンキャット8の搭載エンジンはボルボ ペンタのAD31である。

これにSXドライブがついてI/O…船内外機として機能している。海に置きっぱなしにするボートとして船内外機はメンテナンスコストがかかるなどデメリットが多いのだが、マリーナは遠いし上架できる場所も普通の港に置いてあるので、そこはガマンする。

購入してすぐエンジンとドライブの間にある隔壁(トランサムシールド)が腐食していてすさまじい修理費がかかったのだがそれは別の話。

乗り始めて最初のウチはエンジンはすぐかかるので、エンジン自体は問題ないと思ったのだが、そのうち一発でセルモーターが回らない症状が出だした。一度ビルジとオイルが溜まり、それでセルモーターに浸水しておかしくなったのかもしれないが、いまさら確かめようもない。

当初はバッテリーのせいやリレーなどを疑ったのだが特に問題ない。原因がわからないので、だましだまし使っていたのだが(なんせ一度回ればその日は回り続ける)、ある日回らず加熱して煙を出したことがあった。

そのためセルモーターを交換するしかない、と思って手配しようとしたのだが、純正の新品セルモーターは13万円もする…。たかだかセルモーターに13万も出したくないので、型番検索してみたところ中国製であろう互換モーターがあることがわかった。

日本のヤフーオークションなどで3.5万前後でも扱っているが、ebayで買う方が安い。送料込みでも2.5万程度。しかもヤフオクのものは初期不良でも交換してもらえないが、ebayのものなら交換してもらえる。日数もそれほどかからないのでebayで購入した。

さて、その交換だが、結論からいうとエンジンを降ろす必要はない。150ミリと50ミリのエクステンションバー(200ミリくらいなのだが、ソケットレンチとソケットの長さも考えないと行けない)とソケットレンチを組み合わせればなんとかなる。一番外しにくいのはセルとエンジンを接続している一番エンジン側のナットだが、エクステンションバーで戦うことでなんとかなる笑

自分は複数の長さを持つエクステンションバーセットを購入してソケットレンチでバラした。

このセットを購入。

なお、バラす前に写真を撮影してケーブルの配線などを記録しておくこと。ここらへん自分は忘れていてかなり難儀した。

変なところにボルトが落ちている…

また、再組み付けするときに銅でできているボルトは簡単にねじ切れるので過大なトルクをかけないこと。自分はねじ切ってしまい、そのボルトに穴を開けてタップでネジを切り、寸切りボルトを作り接続する羽目になってしまった。

セルモーター交換後は極めて好調になった。沖でエンジンかからなくなる心配がなくなったので安心してエンジンを停止してアンカリングしてダイビングなり釣りなりできるようになった。