ベアボーンって大昔に買った記憶しかない上に、おそらく会社勤めしているときに買ったはず…というくらい自分では買わないアイテムなのですが、とっても気になるベアボーンキットが出た。出てしまった。
それがShuttleのD10です。
これを見ておわかりのように、ケース全面にタッチパネル付きの7インチ液晶がついています。この前もパネル付きのケースを紹介しておりますが、なんとなく欲しい気にさせられるデザインというか、デジタルアイテムっぽいものを演出してくれてます。説明をよく見ると、ちゃんとデジタル出力に対応している。インプレスのAkiba PC Hotlineに載っていたケース内側の写真を見ると、ケーブルもすっきりしているようで、うまく処理できていますね。構造的に無理ですが、光学ドライブが下側についていたらよかったのになぁ。ひっくり返して使うか(笑)?
タッチパネル液晶はVGA接続で800×480表示。フロントにあるディスプレイの右上にOSDの操作ができるボタンがついています。この写真のリモコンはオプションのようです。
ディスプレイに気を取られてしまいがちですが、マザーボードにはチップセットはIntel G31 Express/ICH7が搭載されています。対応しているCPUはCore 2 Duo、Pentium Dual-Core、Celeron 400シリーズといったLGA775タイプです。最大対応TDPは65WなのでQuadは無理です。スロットがPCI Express x1×1が使えると。メモリはDIMMスロットが二つあり(最大4GB)DDR2 800までの対応のようです。バックパネルにはアナログRGBもついていますので、やろうと思えばデュアルディスプレイにできる。
しかし、ここで欲しくなくなりました(笑)。後ろがDVIやHDMIだったらヤバかったぜ、はぁはぁ。
電源が100Wまでなのであまり無理もできません。
さて肝心な値段は49,800円。Shuttleのベアボーンには5万円以上するものがたくさんありますから、液晶がついたからってそれほど高くはない(もちろんコストダウンしているところが結構ありますけど)。完成品も69,800円でShuttleのサイトで販売しています。ベアボーン自体はT-ZONEで店頭で売ってます。まだオンラインでは買えませんが、そのうち載るでしょう。
実はコレ見たときに自作できないかなあ、と思ったんですよね。液晶はこういうところでなんとか手に入れてケースの前にくっつけてみようかな、と思いました。ただ、それやっても却って高く付くし、きっと仕上がりもイマイチだろうことに気づいてチャレンジやめたのです。こういうのでMini-ITXのマザーを自分で入れられるようにして、あと1万ダウンした価格で出されたら、買っちゃうかもしれません。欲を言えばリモコンつけてもらいたいんですけども。
ちなみに、うちにはこんなものも転がっているのでした。使い道がない(笑)。
これヤフオクで買った液晶ディスプレイなのですが想像以上に大きくて、さてどうしようか?と考えたまま死蔵しています。本来はデイトレーダーっぽいことをしているときにケーブルテレビをPCの横で見られるよーに、と思って買ったのですが、結局使わなかったと。
端子類は結構充実しているので、横型のケースとかに嵌められればHTPCっぽいのできるんですけど。
まぁ、いつか使うだろうということでデッドストック入りとなってしまいました。もっと時間ができたらPCケースをイチから設計して作るときに使いたいなぁ、なんて言っているうちにきっと100年くらい時代遅れになりそうだ…。