アメリカ紀行2014秋その1

プライベートで海外旅行に行くのは8年ぶりくらいかもしれない。最近の海外旅行は遊びのように見えても、実際には仕事だったりそれに準ずるものだったりしていた。また、今回は現在メインの趣味となっているダイビングを一切しない旅でもある。海から離れて遙かな大地を長きにわたって旅をするつもりでプランニングした。実際には仕事がある手前、それほど長くはない旅なのだがそれでも十分な期間である。

今回の旅は、アメリカの国立公園をメインに回る旅にした。ラスベガスから入り、グランドサークルを回るよくあるパターンだがツアーは一切使わずに全部レンタカーで移動する。ざっくりGoogle Mapで計算すると3,000キロ。この旅程をすべてコンプリートできるかはわからないが、計画だけは勇ましい。

エアの手配はスターアライアンス系のマイレージを使うことにした。そろそろマイルが期限切れを起こしてしまうこと、JAL系であるワンワールドだと国内で使いやすいが、ANAは便数自体が少ない、マイルがよけいに必要、マイレージでエアが取りにくいことから今まで全然使わずに来ていたこともある。

そしてエアはマイレージを使って燃油サーチャージが取られないキャリアを選ぶことにした。スターアライアンス系だとエアカナダやニュージーランドエアがそれに当たる。ちなみにワンワールドだとアメリカンエアもそうなる。

そんな理由でエアカナダでバンクーバー経由でラスベガスに入る旅程で旅をスタートすることにした。

ラスベガスに入ることは入るのだが、最初の宿泊地はラフリンへ移動する。入るのが金曜日なのでラスベガスのホテルはおしなべて高くなる。

そこでレンタカーを借りてラスベガスから南に1時間半くらい行った街であるラフリンを選んだ。ラフリンはかなりラスベガスよりこぢんまりしているが、カジノホテルがそれなりにあるコロラド川沿いの街だ。コロラド川を挟んだ向こう側はアリゾナ州ブルヘッド。

まずはレンタカーを借りて、ラスベガス市内のWalmartでアウトドア用のイス(捨てて帰るので安いものを)や、AT&TショップでモバイルルータのSIMを入手。そして少し腹ごしらえをしてラフリンへ移動した。

一番予定を狂わすのはラスベガスで借りるレンタカー。カウンターにスタッフが三人しかおらず一人あたりの処理時間は15分かかるため、かなり待たされる。アメリカってのんびりしすぎなんだよなあ。

そんなこんなでラフリンへ移動してアクエリアスリゾートというホテルに。ラフリンでは高級な部類のホテルだが、週末でも一泊$100しない。なかなか快適だった。明日からは本格的な周遊の旅が始まる。

 

iPhone6とアメリカ放題

ソフトバンク版のiPhone5Sを使ってたんだけど、先月アメリカに行く機会があったため、これを機にアメリカ放題も使えるしiPhone6にかえちゃおー、って思って使ってない3GSも高額で下取りしてくれるようなので機種変を。新しいモノ好きなのでそれも後押しした。

実際にアメリカに行って使えたのか?というのが気になるところだろうけど、感触としてはヒジョーに当たり前のことになってしまうが、使えるところでは使えるけど、使えないところでは全然使い物にならん、という答えになってしまう。

ソフトバンクがSprintを買収したのでそこの回線を使うわけだけど、Sprintさん、田舎にめっぽう弱いよう。ココからSprintの回線状況を調べられるが、自分が今回行ったアリゾナとかユタはほぼダメだった。もっともモニュメントバレーではAT&T(一応AT&T回線を利用するモバイルルーターも持っていった)ですら入らなかったくらいなのでアメリカと日本を一緒にしちゃいけないんだな、と理解はしたけど。田舎に強いのはT-Mobileのよう。iPhoneを時々見ると勝手にそういうローミングモードに入っていた。

結論をいうと、アメリカ放題は過信しちゃダメ。

ロスアンジェルス、サンフランシスコ、ラスベガスのような都会にしか滞在しないよ、という場合や、大都会じゃないけどセドナ程度のメジャーな街ならば問題なく使えるのだが、行く場所によってはバックアッププランを事前に考えておいた方がいいかもしれない。用意周到な人なら事前にマップで調べることをオススメ。

改めて思うのだが、日本の携帯回線状況は恵まれているのかも。たいていの田舎に行っても電波あるし(もっとも北海道のチョー田舎とかには行ったことないからわかんないけど)。

Tipsとして、日本で使っているままアメリカ行って電源入れるとヘタすると4Gで通信始めちゃう(現時点では4Gはアメリカ放題対象外)ので、機内モードにするときに4Gデータ通信はオフにしておきましょう。また、データローミングはオフにしておくと他のキャリアをつかんだときでもデータ通信はしないので、余計なお金がかかる心配はない。データローミングをオフにしておいてもSprintの場合にはちゃんと通信してくれるので、そこらへんは心配しなくてもよろしいだわ。

※2014年12月24日から、4Gもアメリカ放題対象に。ですから4Gはオンにしておいてかまいません。

こちらにソフトバンクが説明している設定方法があります。もっと最初から用意しておいてよね!

もちろん、たったの980円/月(これも現在はタダ)でアメリカにおいて使い放題なのはすごくアドバンテージになると思う。海外パケ放題のような10日も居ればモバイルルーター二個分買える価格になるようなこともない。渡米する機会を機にソフトバンクユーザーならiPhone6に変更するのはトータルで考えればオトクなはずだ。

激安iPad Air2ケース(意外によい)

ブログって書かなくなると途端に自分の生活リズムから遠ざかるのか、全然ダメになりますね。よくない傾向だ。一か月に三本くらいは書かなきゃ。ネタないわけじゃないんだから。

というわけで、ひょんなことから手に入れたiPad Air2。本体は借りたというか、タダで入手したもののケースは自腹。いつか返すものなのでケースはなるべく安くしたい。というわけで、Amazonサーチして見つけたのがコレ。

なんというか、値段が安い。いやまー、そういうの探してたんだけどさ。安すぎるくらい安い。しかも自分が見た時点ではレビューが一個だけ。しかも5点。こう言っちゃ失礼かもしれないが、ステマくさいレビュー…。安いんだから騙されてもイイかと思って注文してみたわけだ。

届いてみると…。

あれ、意外に悪くない。すごく良くもないけど使えないとかだめだこりゃ、というレベルではなく十分使える。

全体イメージ。普通のケースですな。
実際に使っているふう。みすぼらしくもない。
カメラや横のボタンの部分の精度も悪くない。
Lightningコネクタやスピーカーの穴もそれなりにちゃんとしている。
なんて読めばいいのこれ?という型押しロゴだけ気になるw

というわけで、1,600円なのに意外にしっかりしていて、問題なさげ。あとはどのくらいの期間まともに持ってくれるかな?という気がするが、そこらへんは安価な分過度な期待はやめておこー。

肝心のiPad Air2の使い心地は、今までのiPadが二世代目だったので雲泥の差。自分のiPadをどうしてくれようか悩むレベル…。トイレにでも置いておくかな。

EOS 7D MarkII欲しいな

うー。ブログを持っているのを忘れるほど更新をさぼってしまっておりました。ま、いつのもパターンかもしれないが、どうも書きたい欲がわかずにずるずると。今回はちょっとだけ書こうという意欲が沸いたので書いてみまする。

会社の近くにキヤノンギャラリーがあるなー、そういえば7D MarkII出たんだった。展示機あるかしら、と思ってふらっとのぞきに行ってきました、銀座のキヤノン。お目当ての7DMarkIIはきちんとありまして、24-70 F4を付けて鎮座してましたわ。ブツを撮ると文句言われそうなので、カタログのみ。

実際に触ってみると、軽やかに動作してシャッターショックなどが以前の7Dに比べると少ない。小気味よい動きで撮影していてもぶらさないようにしなきゃ的な気遣いが少なくてすむかも。フォーカスもすっと合うので、ストレスもない。シビアなシチュエーションではないのでなんとも評価しづらいのが正直なところだけど、とりあえず洗練された感がありますね。

というわけで、欲しいなー、と思ったんだけど前回7Dでは残像問題とかあったので、キヤノンの初期モデルはじゃっかん敬遠したいところ。先着一万名にバッテリーグリップくれるってのは魅力あるんですが、そこらへんをにらみながら注文しようかな…。

にわかに写真欲が増してきた感じ。写真欲より機材欲なのかもしれないんだけど。

少し残念なのが4K動画が撮影できないこと。ここらへん出し惜しみのキヤノンらしいよ。

VEZELにキャリアを付けたけど

二人程度で出かけるならたくさん荷物も積めて快適なVEZEL。しかし4人でダイビング、てな感じになるとやっぱり狭いわ荷物積めないわということになるのでキャリアを付けることにした。本当はCARMATEのキャリアがいいんだが、残念ながらまだ出てない。それにVEZELのルーフレールはちょっと独特なので汎用タイプのルーフレールキャリアを載せることも無理。

仕方ないので楽天でホンダアクセス純正のキャリアを買うことにしたわけだ。そして届いたのでいそいそと装着。純正だけによくできているなー、と思うのだが、取付は多少面倒。

ルーフレールに貼り付けるカバー
ルーフレールについているフタ

まずはルーフレールにシール状のカバーを貼り付ける。ルーフレールには位置決めするための穴が開いていて、使ってない時にはフタがされている。そのフタはカンタンに爪で取れる。

次にシールをこの穴に合わせるのだが、手順ではマスキングテープ使えとなっているが、面倒なのでフタを再度することで位置合わせに利用する。

フタで位置合わせした状態。その状態のまま少しだけ裏紙を切る。ぺたりんこ。これで位置決めできたので、そのあとフタを再度外して、完全に貼り付ける。

これでカバーが貼り付けられた。同じことを残り三カ所行う。

さて、この後はフットの幅調整をしてクロスバーを付ける。フットには左右があるので間違えないように。なぜか印字と違っているんだよな…。ま、気にしないけどさ。

穴の幅で左右が決まる。このフットは右側へはまるのになぜか左側の印字が…。面倒なので入れ替えないw

こんな感じで前後につけた

屋根にクロスバーを落下させると傷つく可能性が大なので、慎重に。本当なら二人でやりたいところだが、ぼっちなのでがんばる。

次にこのクロスバーの上にキャリアを載せるのだが…。純正のルーフアルミラックは高すぎるwというか手元にN BOX+に使っていたカーメイトのキャリアが残っているのでそれを利用する。本来ならばバーの太さがカーメイト(INNO)とホンダアクセスのバー(これ、PIAA…TERZOのOEMだ)と幅、高さとも若干異なるのだが締め付けには問題ない誤差なので、そのまま使うことにした。

ヘンにかっこいいラックよりこれでいいのだ。

適当にバーに合わせて位置調整を行い、取付完了。

さて、付いたのはいいんだが、

正直カッコワルい…w。

VEZELのスタイリングが台無しな感じになってしまった。N BOX+みたいに真四角なクルマだと気にならないんだけどな。取付取り外しが面倒ではないので、使わないときはこまめに外そう。せめてブラックなら目立たないんだけどなー。

さて、最後にロックしようと思ったんだが、ここで問題が。

フットが四つあるうちの一つにロック機構がすっぱりないwそのためロックのギザギザねじを回してもロックしない。そうそう盗まれないだろうけど(他の三つで取れなくはなっている)、さすがにいらなくなったときに売ったりするのにも困る。

そこで一応販売元であるホンダアクセスに交換とかできますかしら?と尋ねてみると驚愕の展開w

知っている人には普通のことなのかもしれないが、通販で買ったものは保証しません、との返答に愕然とした。ディーラーで付けないといっさい保証しないそーな。いちいちこんな簡単な作業をディーラーに頼むのもなあ、と思って自分で買ってきて付けたのが裏目に(もちろん部品自体もディーラーよりは安い)。

販路のコントロールは正当な理由がなければ独禁法違反だろ、と食い下がったが、まずは買ったところに問い合わせして欲しい、そこで対応できなければさらに検討します、とのことだったので買ったところに問い合わせしたら交換してくれることになった。ひとまずは安心したのだが、純正のオプションにこんな罠があるとは思わなんだ。

というわけで、数千円ケチるとこういった罠が隠れていることを知った。しかし一切保証しないってのもどうなのよ…と思うぞ。きちんと取り付けないと危ないから販路をコントロールしている。合理的に運用している、と絶対言い張るだろうなとは想像できるが。

これだから純正はイヤだw

なお、荷物を載せないで走るととっても風切り音がヒャーヒャーとする。N BOX+のときには気にならなかったんだが、VEZELは空気の流れとかが違うんだろう。

なお、耐荷重は75キロまでOKとのことなのでこのルーフラック分を除いても65キロ程度は余裕で載せられることになるわけだ。3mくらいのFRPボートなら車載できるね。やらないけど…。荷物の積載量だけ考えるとストリームとかフィットシャトル、オデッセイが欲しくなるな。VEZELシャトルとか作ってくれたりしないものか。買わないけど。

Who wants it? 物欲にまみれたIYHerたちへ

モバイルバージョンを終了