夜明けがだんだん早くなってきました。釣りを日常的にするようになってから、仕事は別として朝早いのはまったくつらくなくなったのがいいこと?かなと思っている今日この頃。正直寝不足のときもあるのですが、それでも釣りだとがんばって行けちゃうわけで。
今日は千葉県の白浜まで行ってきました。朝の4時には到着してしまったので取りあえずNEX-5で撮影をしてみました。
さそり座や射手座を、そして天の川を見ると夏だねぇ、と思うのですがさすがにまだ寒い。真冬よりは暖かいけど今朝も3℃前後でした。この寒さで夏の星座を見るとかなりの違和感。しかし、千葉県の南端まで来ると光害の影響も少なく、きれいに見えるものなのですね。もっとも今朝は空気も春っぽくなく澄んでいたのでなおさらよく見えたわけですが。北風が強かったこともあり冬みたいな陽気。
五時にはもう夜明け間近になり、東の空が赤く色づきます。大震災後にこうやって夜明けを見るのは初めてだったこともありますけど、自然の美しさを感じるとともに畏怖もあり、そして被災者のみなさんにも早く夜明けがやってくるといいな、と思ったり。
やっとここから本題。本日はTG-810と行くアウトドア・フィッシング編でございます。別にこんな記事っぽくする必要はない。
TG-810を持ち出したのはイカ釣りでございます。イカ釣りと言えばご存じの通り(普通は知らないと思うけど)、イカに水を浴びせられたりスミを浴びせられたりする、かなりハードな釣り…。ということもなく意外に簡単で楽しい釣りの部類かと。釣れない時はイヤになるくらい釣れませんが、いいときなら初めて釣る人でも20や30は釣っちゃうでしょう。しかもうまいし。
最初にイヤなことを言うとGPSの認識はやっぱり遅い。船の上なので空は完璧に開けていますから、申し分のないコンディションのはずなんですが、やはり5分程度必要とします。移動してから認識するのに平気で数分かかりますから、旅行とか行ってパチパチと写真を撮る程度ではTG-810のGPSはおそらくデータ更新してくれないでしょう。ずっと電源入れておけば別でしょうがそんなことできるわけもない。
ここらへんファームアップとかでなんとかしてくれないかな。個人的にはGPSロガー並みとは言いませんけど、レーダー探知機程度にはなって欲しい。クルマについているレーダー探知機は後ろ半分の視界は屋根に覆われていますが、1分もかからず衛星をキャッチします。4年ほど昔のものでこのくらいできるんだからなんとかしてくれぃ。
オリンパスブルーってのがコンデジに当てはまるかわかりませんが、パキッとした色乗りの良さなんかはリアルかどうかは別として気に入ってはいるのです。
先ほども書きましたが午前中は北風が強く、おかげで遠くまで景色を見渡せました。大島も間近に見え、利島・新島・三宅島まで見えました。こんなにクリアに見えるのも滅多にない。
富士山も伊豆半島も割合くっきり。風が強くて船はかなーり揺れましたが、爽快な気分。
本日はイカの乗りもいまいちで、丁寧に釣らないといけない状況。イカを餌にして大物釣り(ハモノ釣りって言います)をしようにもイカがでかすぎるのが困るwヤリイカは大きいのは雄、小さいのは雌だそうな。小さい方がそのまま塩焼きにすると柔らかくてウマー。
だが、その小さいイカは今回餌になるのだ。そして…。
うひゃー、マグロげっとん!久々にマグロ釣りました。昨年はイヤってほど釣りましたけど、関東で釣るのは初めてなのでちょっとテンションあがるというか、あげぽよ~。しかもクロマグロ(いわゆるホンマグロ)を釣るのは生まれて初めてなので、なおさらうれしい。
釣った後すぐ血抜きをするのですが、マグロはほかの魚に比べたくさん血が出ます。その血の匂いも強く、昨年南大東島でマグロをめっちゃ釣って、そのあと漁協に持って行ったときの匂いを思い出します。いい匂いじゃないので、個人的にはあまりかぎたくはない。さて、このマグロ、内臓を出してすぐ冷やして三日くらい経つと食べ頃。どんな味かしら。
TG-810関係なくなってきてマグロ釣りの話ばかりですが、このまま続けます。撮影したのはTG-810だしね。
釣りが終わった後、マグロの匂いを落とすため…でもなく温泉に寄りました。聡美の湯…いや、里見の湯ですな。1,570円もするスーパー銭湯みたいなもの。ここでTG-810の水中テストをするのです。いいのか?
温泉に浸けるとどうなるかわかりませんが、取りあえず硫黄泉とかじゃなければダイジョブだろ、という甘いもくろみ。もちろんほかの客の迷惑になってはいけないので、最初は戸惑いましたが、全然客いねーしw
お湯はぬるくも熱くもなくちょうどいい感じ。温泉レビューになってきた。さっそくTG-810を沈めます。ぶくぶく。これで壊れたら返品というか返金してもらおうw
別段問題なくお風呂の中でも撮影できますなw誰もいないので心置きなく遊べますwしょーじき湯船に浸かるのは好きじゃないんだけど、おもちゃがあると入っていられる5歳児なみのオレ。
というわけで、温泉テストは無事終了。しかしながらちょっと気になったのは、モードを「iAUTO」にしておくと水中では水中モードに切り替わる…はず。だが切り替わらないのでした。水深50センチ程度ではダメなの?これはもうちょっと検証する必要があります。
えーと、里見の湯ですが値段もいいだけあって、館内着もあるしひげそりなども完備。長逗留するにはいいかもです。個人的にはばんやの湯(500円)の方が安くて好きだけどタオルもないしなーw
このあとアクアラインを通って帰りましたとさ。もちろん、GPSはアクアラインなんか通過したなんてちっとも思っちゃいねぇ…orz
おまけのさらに気になる点を一個ピックアップ。動画を撮影していて、こんな現象がががが。
動画でのみ起きる現象なのですが、スミアが発生してます。CCDを採用しているので、起きてしまうことはわかるのですが最近のカメラでここまで顕著なのも珍しい。しかもあまりかっこよくないスミアでありまする。うーん、これじゃ困るんだけどなあ。海の中とかはキラキラしまくってますから。静止画の場合にはメカニカルシャッターがついているので、こういった問題は起きないのですが。スミアを止めるのは難しいだろうけど、これはないだろうと正直思います。CMOSの方がここらへんはマシ。