さて、ハーレーについてもう少し調べてみる。自分が目星をつけているのはスポーツスター系列。それより上のソフテイルなどはちょっとでかすぎる。置く場所がない。スポーツスターだってはみ出るくらいだ。もっとも価格もソフテイルだと予算からはみ出る(苦笑)。
ざっくりスポーツスター系列は日本では現行で以下の7種類があるよう。
このうち自分の琴線に触れたのは、XL883Nアイアン・XL1200Xフォーティエイト・XL1200CXロードスター…かな。他車種もダメというわけではないが、いわゆるハンドルのグリップが上の方になるエイプバーというのにあまりピンとこない。通常のバイクっぽい方が好き。
そして中古で探すとフォーティエイトとアイアンは潤沢にあるが、ロードスターはあまり見かけない。出て間もないのもあってタマ数が少ないようだ。XL883Nアイアンは人気なためかタマ数が多い。
というわけでXL883NアイアンとXL1200Xフォーティエイトで探すことにした。XL883Nアイアンは新車価格が約137万。XL1200Xフォーティエイトは新車価格が約152万と15万円ほどの差がある。
アイアンの方が新車の時の価格も低いからだろう、中古車もそれなりに安い。100万前後で3000キロ以下、3年以内のものがそれなりに見つかる。フォーティエイトも中古車はあるのだが、プラス20万くらいか。
適当に見つけたアイアンやフォーティエイトを近隣のハーレー正規代理店や中古バイク屋に見に行くことにした。
一番最初に行った柏にあるハーレー代理店に、アイアンの出物があったのだが、タッチの差で売約済みだった。試乗車上がりで状態もよかったんだけど。もっともまだこの時点ではアイアンに完全に決めたわけでもない。というかZ900RSはもう頭にないのか(笑)。
一番近くのハーレー代理店にはフォーティエイトの500キロ程度のものがあった。これも候補としておく。
そんなこんなでいろいろ見て自分で基準が決まってきた。基本これをベースにして考慮する。
- 走行は5,000キロ以内
- 三年落ち以内
- できれば二人乗りで登録され、タンデムステップ・シートがついていること
- これは上代ベースのオプション価格で10万程度変わるから。しばらく二人乗りできないとはいえ、ついているのといないのでは大きな差がある
- できればETC付きがいい
もっとハーレーのことを知っているのなら違う基準になるのかもしれないが、この程度でよしとする。後は買ってから考えればいい。クルマほど買い換えるのにカロリー使わないから、気軽に買い換えられる(そんなことはない…)。
ただ、ここまで考えていてフォーティエイトには自分のスタイル的に少し欠点があることに思い至る。それはタンクが小さいこと。200キロ程度で給油を繰り返すのは少し長距離走るときに難儀する。自分の行動範囲は伊豆半島が多い。片道120キロから150キロあるので、無給油では往復できない。
XL883Nアイアンならタンクの大きさ、多少燃費がいいことを考慮するとこちらの方が良さそうな気がしてくる。
パワーがだいたい45PS前後と若干少ないことが気になるが、なに、400ccバイクだと思えばいい(笑)。
それとアイアンの特徴として2017年以降はマフラー含めて全体がブラックアウトされていること。精悍なイメージを強く感じる。
XL1200Nアイアンも同じ系列なんだけど、ハンドル位置がなあ…。それだけカスタムすればいいのかもしれないけど、タンクのカラーリング含めて今回は見送ることにした。
と、紆余曲折ありながらXL883Nアイアンに決めた。