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OLYMPUS TG-3→TG-4

うーむ、ほんとに書かない習慣付いちゃうと書かなくなるね、ブログって。というわけで半年以上経過した上で一念発起してがんばって書いてみる。

表題の通りなんだけど、今まで持っていたOLYMPUS TG-3をTG-4にリプレイス。しょーじき基本性能は変わってないのですが、細かな使い勝手が向上しておりまする。

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どこが向上しているのか、というと自分がお役立ちポイントだぜ、と思ったのはコレ。

  1. 顕微鏡モードが30cmから使える。
    これ、マジに使いやすくなったです。TG-3の顕微鏡モードは0.1m…つまり10cm以内に接近しないとフォーカスが合わなかったけど、TG-4は0.3m…30cmから合うようになった。
    別に近くのモノ大きく写す顕微鏡モードなんだから、10cmからでもフォーカス合えばいいんじゃないの?と思うかもしれないが、顕微鏡モードにするとやたら視界が狭い。そのため、海中で撮影しているときなどゆらゆらと自分が動くこともあり、ドコ撮ってるんだっけ?とわからなくなることが非常に多いのだ。そのため、被写体のそばに指を置いて、それを目標にカメラを寄せる…ということが多かった。水中ケースに入れているので、なおさらやりにくかったのだな、これ。
    この改良によって、離れているときでも一度フォーカシングしてから、接近できるというのはとっても使いやすくなった。顕微鏡モードを使うシーンがかなり多くなりそう。
  2. 水中モードが独立したのと機能アップした。
    これ、めっちゃ嬉しい。今までは水中モードにするのにいちいちSCN(シーン)から呼び出していたのが、モードダイヤルをクルクル回すだけ。これだけで選べる。また、水中HDR(まだ試してないけど)が使えるようになったのも楽しみ。どうしても明暗差の大きなシチュエーション、水中だとたくさんあるので。

  3. カスタムモードが2つになった
    いかに水中モードが独立したとは言っても、やはりその中でマクロだったりワイドだったり、そしてHDRだったりの選択はある。それさえも面倒っていう場合に、このカスタムモードがお役立ち。水中モードでHDRに設定したものをC1に、そしてプログラムオートで水中ワイド仕様にした設定をC2に記憶させておくことができるわけだ。これによって水中モードでよく使うマクロにしておき、そしてHDRならC1、ワイドならC2というようにモードダイヤルだけで最大三つの水中モードをダイレクトに選べるようになる。
    海の中でこまごまとセッティングを変えるのは、それほど楽しい作業ではない。特にコンデジ使うときなんだからお気楽にやりたいことが多いからなおさら。

  4. 個人的にちょい嬉しいRAWとライブコンポジット
    コンデジの魅力はイージーモードにあるんだけど、RAWで撮れることで後々こだわった現像ができるのも嬉しい。遠征したときに荷物の関係で一眼レフやミラーレスを持って行けず、このTG-4で勝負するときにもRAWがあることで少し心強い。
    また、ライブコンポジットもコンデジで星景写真?と思ってしまいがちだが、できないよりできた方がいい。だいたいダイビングで行くところなんて田舎が多いんだから、満天の星空を見たときに、ちょっとそこらへんに置いて星を撮影できるってのも楽しいじゃないかと思うのだ。

というわけで、オリンパスのちょっとした改良だけど、まさに同じラインの機種でこうしたアップデートをしてくれるのはすごく嬉しい。ファームアップだけでできるものは、それも欲しいな、とは思うけどさすがにモードを増やすとかはファームだけでは対応できないだろうし。

水中ケース…ハウジングを買い直さなくていいだけでも個人的には嬉しいので、今回の買い物は自分では満足。後は、海に行く時間があるか、だw