ソニーのニューαシリーズが海外先行で発表されました。国内発表はまだかいな。
α900にスペックで劣るところはファインダー視野率と連写速度。それぞれ100→98%、5コマ→3コマ/秒ってスペックダウンしておりますが、風景写真とか日常のスナップ、ポートレイトにはそれほど関わりのない部分です。α900同様にライブビューは搭載されておりませんし、動画もない。だけれども、写真を撮る(デジタルだけど)のパートには手抜かりないカメラになっています。α900を買おうとしていた層の半分以上はこっちに流れるんじゃないかな、と思えますね。
他の500・550も従来の330・380の順当なスペックアップ機としてミドルレンジをしっかりと固めています。型番こそα700よりも小さな型番ですが、内容はそれ以上。個人的には、α500のセンサーサイズで十分なので、これを92万画素液晶にしてくれていたらなぁ、と。価格もα500は$750ということなので、$=100円としても75,000円という素晴らしい価格。下位機種の330・380の価格がどうなるのか?を含めてかなり面白そうな動きになってきました。もっともCMOSに映像素子が変わったので、絵作りがどう変わったのかも気になるところです。本当は、どこかに新品のα300あったら欲しいんだけどなw
キヤノンも7Dを発表、とか言っていますが、このα850に対抗できる価格でフルサイズを出さないと、かなり苦しくなるんじゃないかなぁ。ミノルタレンズの中古での安さとも相まってα850はあなどれないカメラになりそうです。
同時に発表された28-75mm F2.8レンズが爆安なのは、これはTAMRONと同じものだからでしょう。でも、これとα850組み合わせれば、ほんとにお手軽フルサイズキットができちゃうので、これからデジタル一眼レフ買うんだ、という層にはかなりの訴求力かも。