「2.9」タグアーカイブ

WordPress 2.9にアップグレードしてみた

WordPress 2.9の正式バージョンが出たのでアップグレードしてみました。すでにテストしていたので比較的スムーズに移行できたか、と。なぜか自動アップグレードが失敗したのでFTPでインストールしました。

少しバグっぽいのが残っているなぁ、と思われたところだけ挙げておきます。

  1. タグ入力で漢字変換確定するとそのままタグとしてキーインされる
    漢字変換していて確定するためにエンターキーを押すと、そのままタグ入力までぶっとびます。おそらくキーを読むところがおかしいのかな?CTRL+Nで確定すると大丈夫なんだけど。
  2. ギャラリーの列数がヘン
    ギャラリーを挿入するときに、列数が、本来2から始まるところが4から始まっています。デフォルトで5ね。5で挿入しても3列になります。これRCバージョンも持っていたバグなんだけど、治ってなかったのかな。まぁ、実際に困ることはないので気にしないようにしましょう。

たぶん、すぐに2.9.1になりそう…。

WordPress 2.9β2リリース ギャラリー機能拡張

WordPressの2.9β2が出たので、テストしてみました。このブログではなくテスト用のブログで試したので、ココはまだ2.8.6です。

2.9のメジャーバージョンアップ項目で、個人的に一番嬉しかったのはGalleryのショートタグにincludeとexcludeが加わったこと。通常、ギャラリーの記述には、
[gallery]
だけなのですが、ここにinclude,excludeを付加することで、ギャラリーに含ませたい画像・含みたくない画像を明示的に指示することができます。
[gallery include=1,3,5 exclude=7,9,11]
と、こうした記述になります。(同時に指定できません。した場合にはincludeのみ影響します)

ただ、この数字ってなんだよ?と悩みました。WordPressのメディアアップローダに登録されたギャラリー画像には、こういった番号は振られていませんし、この数字にはナニを指定すれば思うとおりに動くのだろう?と悩みました。Codexを読んでもわからないし(まだ英語版もアップデートされていません)、ソースコード見るしかないのかなぁ、と海外のWebを漁ったところ、attachment_idだということがわかりました。

通常WordPressで記事をポストするとpost_idが振られますが、さらにそこから連番で発生する各画像ファイルもpost_idを持ちます(DB内ではpostmetaテーブル)。これがattachment_idになるので、この番号を指定する、ということになります。

このattachment_idがメディアアップローダからは見えないために、ギャラリーの設定をするときに、WordPressの管理画面の「メディア」からこのIDを調べなくてはなりません。

メディアライブラリで、include,excludeしたい画像をマウスオーバーすると、attachment_idがステータスバーに表示されますので、それを指定するようにします。もしかしたら、他に確認できるダイアログがあるのかもしれませんが、取りあえず試した段階では見つけることができませんでした。ちょっとここらへんメディアアップローダで管理できるようにして欲しいものです。

と、ひとつだけ新機能についてチェックしてみました。これができると、ギャラリーに含めたくない画像をすぐ設定することができます。もっともGUIレベルで出来るといいんですが…(設定画面にギャラリーに入れないなどのチェックボックスがあればいいだけなんだけど)。