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GIGABYTE GA-MA790X-UD4Pその2

というわけで、メインマシンを置き換えました。ML115G5で使っていたHDDを移設したわけです。実際にはかなり苦労したんだけど。

普通に付け替えて起動したら、crcdisk.sysのブルースクリーンエラーが出る。これ、以前AHCIをONにしたら出たよなぁ?などと思い、BIOSをちゃんとIDEモードになっているのを確認してもダメ。再インストール面倒だな、と色々と試行錯誤していたら、BIOSでAHCIモードにしてみたら、あっさり起動しました。うーん。ここらへんのエラーでググるといろいろな現象は確認できるんだけど、これといった解決策はないようです。

その後BIOSを最新のF4にアップデート。これをしないと1600MHzでしか起動しません。BIOSでは3200MHzになっていても、Windowsが起動すると1600MHzになってしまいます。AMDのCPUってこういったヘンなトラブルが起きることが多い気がする…。IntelのCPUだとBIOSでサポートしていないCPUでもちゃんとフルスペックで起動することが多いんだけど。もちろん、Black Editionだからこうなっちゃうのは仕方ないことなのかなー、とは思いますけどね。

なお、F4にアップデートしたあと、BIOSがデフォルトに戻るわけですが、その際はIDEモードでもなんら変わらずブートします。さっきのAHCIじゃないと起動しないって、なんなんだよ…。

気を取り直してベンチマークしてみました。以前のML115G5との比較です。

9950BE 955BE
[ ALU ] 38989
Fibonacci : 15081
Napierian : 6663
Eratosthenes : 5673
QuickSort : 11550
[ FPU ] 42588
MikoFPU : 4963
RandMeanSS : 23262
FFT : 8004
Mandelbrot : 6337
[ MEM ] 26581
Read : 8069.17 MB/s ( 8069)
Write : 4595.58 MB/s ( 4595)
Read/Write : 4385.40 MB/s ( 4385)
Cache : 95101.46 MB/s ( 9510)
[ ALU ] 48954
Fibonacci : 18389
Napierian : 8332
Eratosthenes : 7167
QuickSort : 15044
[ FPU ] 51954
MikoFPU : 6140
RandMeanSS : 28088
FFT : 9864
Mandelbrot : 7840
[ MEM ] 27164
Read : 10348.44 MB/s ( 10348)
Write : 4386.32 MB/s ( 4386)
Read/Write : 4334.09 MB/s ( 4334)
Cache : 80746.84 MB/s ( 8074)

ん、かなりパフォーマンスアップしています(当たり前だが)。クロック比で、1.23倍になっていますからその分より気持ち上の数値が多いかな。FPUのところはちょっとクロック比よりも少ないか。

今回はノーマルクロックでテストしてみましたけど、やはりせっかくなのでOCしてみたいと思います。ちまたでは普通に3.8GHzとかで運用できているようなので、それを目指しましょう。もちろんメインマシンなので安定サイドに振った設定にとどめておきますが。9950BEはちょっとでもOCしようもんなら、MEMTESTが途中で落ちてしまうという現象があったので、OCせずノーマルで使っていました(K10stat使用)。あまり意味ないので、今まで書きませんでしたけど9950BEはあまりおもしろくない石だったなー。

しかし、純正CPUクーラーのファンってすげーうるさいですね。高周波音が響くというか、ML115G5のCPUクーラーより気分的には3倍以上うるさい。買わなきゃ…。金食い虫だな、もう。

閑話休題

久々にAntecのケース使ったけど、ネジ類が見つからない。そのためHDDなどを固定するのに一苦労。特殊なケースだと専用のネジをキープしていないと後で苦労するのはわかっちゃいるんだけど。PC一台しかない、なんてときにはこういったことは起きないだろうが、自分みたいに複数台あるとなくしちゃったりします。というかドコ行っちゃったんだかわからない。整理整頓できない自分を棚に上げて、こういうのは独自仕様だと困るんだよなー、とかボヤいちゃいます。しかも買うとなるとえらく高いし。

MA790X-UD4Pと955BE

昨日ML115G5のBIOS改造に挫折したため、おとなしくマザーボードを買いに行って参りました。CPUはSofmapで購入したので、そのままSofmapへGOしたわけです。なぜSofmapかというと「CPUとマザーボード購入で2,000円引き、さらに1万円以上のマザーボードならもう1,000円!」というキャンペーンをしていたからなんだな。え?同時じゃねーじゃねーか?そうです、同時じゃありません。ダメでもともと、お願いしに行ったわけです。

結果は、無事「いいですよ~」(こいつ、動かないマザーボードなのに買ったのかよ、だから昨日マザーボード大丈夫か?って聞いたじゃねーか)ということになりました。カッコ内は勝手なオレの想像だ。うん、ネガティブなんだ、最近。というか昨日からだけど。ま、とにかくSofmapありがとう。ほんとに感謝してる。

というわけで、何の変哲もない790Xチップ搭載のGIGABYTEのMA790X-UD4Pを買いました。考えてみれば、それほど価格変わらないから、オンボードチップに790GX積んだものにすればよかったなー、なんて思ったりもして。時間ない中で適当に買ったマザーボードだし、安かったのでOKです。なんせいろいろなデバイスついていて12,000円切ってるんだから。安くなったよなぁ…。GIGABYTEよりもASUS好きなのに、なんでGIGABYTE買ったんだろ…いかんいかん、後ろ振り向いたらダメだ。

安くなったって喜んでいますが、本来ならいらない出費だったことを忘れているだけとも言う。でも帰りに虹が出ていてキレイでした。なんかちょっといい気分。

ほんとは完全なループになっていて、さらにそれがダブルになっているという素晴らしい虹でした。
ほんとは完全なループになっていて、さらにそれがダブルループになっているという素晴らしい虹でした。
久々にマザーボード買ったような。

さっそく家に帰って組んでみました。なーに、パーツなら腐るほど余ってるぜ。CPUもマザーボードもだけどな。Antec P180ケースがNC62K-LFを飲み込んだまま使わずに放置されていたので、それを使うと。グラボはML115G5から外すんだけど、余っていた8500GTがあったので、それでテストをしてみることにしました。

久々に最初から組んでいるような。CPUはすでに銀グリス塗っちゃってますから、ノーマルヒートシンクのグリス(みたいなもの)は爪ではがして、装着!余っていた2GB×2のメモリを挿して、ケースの配線をスイッチ周りだけしてスイッチON。

あっけなく起動してちゃんと認識されました。はー。昨日の時間は頭使って楽しかったけど、なんだったのだろう、と思ってしまいますな。やはり新しい酒には新しい皮袋ってことでしょーか?

無事起動して3.2GHzで駆動されてます。よかったよかった。

週末は忙しいのと、メインマシンを仕事のために今リプレイスするわけにも行かないので、来週じっくりHDDの移設などをしようかと思っております。ML115G5と思いもよらず別れる日が近づいてきています…。なんてなw

無事おさまりました。しかし8500GTうるさいな。キーボードなナツカシのシリコングラフィックスのキーボード。デッドストックでウチにあったので、使ってみることにした。かなり頑丈にできている。

しかしだな。GIGABYTEのマザーボードの奥側がケースのネジと合わないんだが…。ちょっとたわんだりして恐怖を感じる。GIGABYTEってちょっと短いのかなー。しかし、DDR3のメモリも今は安いんだね。2GB×3で6,980円なら、DDR3にいっちゃってもよかったかもしれん。


AMD AMD PhenomII 955 BlackEdition Amazon ¥ 25,020が最安でワロタw

Phenom II X4 955 Black Edition

Akiba PC Hotlineによると、Phenomの現時点で最高位になるX4 955BEが発売されたよーですね。クロックが940より0.2GHz上がり、倍率ロック解除、そしてSocketAM3になったことが主な差違です。 従来の940でもオーバークロック性能がかなりよかったので、こちらのBEも期待できるかな?940が空冷4GHz稼働OKということでしたので、こちらならば4.5GHzくらい狙えるでしょうか?明日あたりはかなりたくさんチャレンジャーが誕生するので、それらのレビューを楽しみに待ちたいと思います。 自分の現用マシンであるML115G5にも搭載可能でしょうが、28,000円前後のBEと22,000円前後で買える940の差額とパフォーマンスの差に悩むところ…。実際問題現在のPhenom X4 9950で困ってない、ということを考えると、さらにどーしたもんかいな、という気になります。手持ちの他のPCに現在のPhenom X4 9950が転用できればいいんだけど、他のAMD系のマザーボードが140Wに対応してないからリプレイスというか、押し出し利用できないのが悩ましいところです。あ、新しいマザーボードとかケース一式買えばいいのかw いやいや、さすがに老朽化が近いIntelのQ6600をQ9450とかに置き換えるのが先なんだよなぁ。Windows7のRCバージョンが出たらメインマシンを置き換えたい気分でもあるし。オクタコアのPhenomとかCorei7とか出たらすぐに入れ替えちゃうんだけど。VEGASなどでレンダリングするときにはCPU速いほうがいい、とわかってはいますのでなんとか夏までには一新したいところです。

先立つものがないのは言うまでもなく。Faithではすでに28,000円切ってますが。2万切るのはいつの日か…。

Athlon X2 7750 BEがクアッドに、なんて話もありますが、ML115G5(とかG1)じゃ無理なんだろうなあ…。試してみたいけど、対応マザーないや。

FaithでのPhenomⅡ X4 955 BlackEdition販売ページへ

AMD OverDriveのスキンの色

AMDの兄貴のBlogにAMD OverDriveのスキンの色が機種によって違うんだよん、という問いかけが。へー、そうなんだ、と使ったことない自分には(をい)知らなかったことなのですが、理由を書いてトラバしろ、ということなので理由を考えてみました。

ヒントらしきものがリンクされていて、どうやらマザーボードに関係あるよう。どれどれ、とリンク先のマザーボードを見てみると、違いはチップセットでしょーね。赤いのは790GXで黒いのは790FX。サウスチップが異なるから、なんてところもありますが、つまり、内蔵グラフィックス機能の有る無しで決まるんじゃなかろーか?と思います。ここまでまじめに考察してみた。

しかし、サウスチップの違いが答えです、が本当のような気がしてきた。SB750には

AMD OverDrive Extreme

という名称自体はかっこいいんだか、かっこわるいんだかわからないが、AMD Advanced Clock Calibration機能があることだし。これのおかげでOCの耐性が向上したんだから、きっとこっちだろう。うん、これだ。というわけで、SB750を搭載しているから、を答えにしました。

違ったら明日罰としてPhenom II X4 940BE買ってくる。

Phenom II X3→X4中間まとめ

マザーボードの問題もありつつ、すべての現在出回っている720が4コア化しちゃうわけではないみたいです。

エルミタージュ秋葉原のThe Voicesによると、

「ホントにできた」(2/25) —某ショップ店員談
「Phenom II X3 720 Black Edition」のQuad-Core化を試したあるショップ。同一ロットの製品を2個、同一環境で試したところ1個はNG、1個はQuad-Core化 に成功したとのこと。ちなみに、本日25日に秋葉原で在庫が確認できたのは2店舗のみ。ほとんどのショップで完売、もしくは発注はしたものの未入荷となっているようだ。

ということで、マザーが一緒でもCPUによっては動かないようです。つまりX4を作ったときに不良コアがあった場合には1コア殺してX3化するのでしょうが、本当に1コア死んでるとこういった現象が起きると思われます。かなりくじ引きに近い様相になってきた。

2ちゃんねるでは、動くマザー、動かないマザーがまとめられていました。

現時点での4コア化成功マザーまとめ↓

Asus M3A79-T Deluxe
Asrock AOD790GX/128MB
Biostar TA790GX XE
Biostar TA790GX 128M
Biostar TA790A GX2
Biostar TA790GX A2+
DFI   LP DK 790FXB-M2RS
Gigabyte GA-MA790GP-DS4H
Gigabyte GA-MA790GP-UD4H
Foxconn A7DA-S

4コア化失敗マザーまとめ↓

Asus M3A78-T
Asus M4A79 Deluxe(BIOSでは4コア認識するがWindows上では3コアしか認識しない)
Gigabyte GA-MA790FXT-UD5P(BIOSでは4コア認識するがWindows上では3コアしか認識しない)
Jetway HA07
Jetway HA07-Ultra
Jetway MA3-79GDG COMBO

現状の傾向では4コアで起動できるかはMB次第、
Prime95等で正常動作するかはCPUの個体差(コアの殺し具合)によるみたい。

さらにいつも読ませてもらっている北森瓦版によると、

SocketAM3のPhenom II X3 710, 720で4番目のコアを動作させることができると報告したが、AMD台湾はマザーボードベンダーにこのようなバグ入りBIOSをリリースしないよう求めた。そして新BIOSではこのバグを修正するようアドバイスしたという。

という情報が海外から引っ張られていました。AMDにしてみれば、動くマザーボードはBIOSがバグってるんだよ、直せよな、ということでしょうか。そりゃまぁ、上位のものが売れなくなる上に、X3の死んでるはずの1コアなんぞ動くかどうかも危なっかしいわけで、止めて貰いたいのは立場上仕方ないでしょう。Prime95も通るものと通らないものもあるようなので、ホントにバクチに近い。

Phenom II X3そのものに関しても製造週が0904のものだけ、という話も出てきているので実験で試してみるのはいいかもしれませんが、普通の環境で常用するのはちょっと難しいのかも。AMD好きな人に贈られた旧正月のプレゼントみたいなもんでしょうかね、今回のX3→X4騒動は。