「Antec」タグアーカイブ

Antec Skeleton

 ひとつ前の記事を書いているときにAntecのサイト(US)を見ていたら気になるアイテム発見。

 スケルトンという名前の通り、オープンケースです。いや、オープンケースにしちゃ組立づらそうなんだけど、こんなデザインのケースって今までなかったのでメチャクチャおいらのハートに刺さるんですけどぉ(笑)。気になるスペックは以下の通り。

     

  • 4 ドライブベイ
    • 5インチベイx 2
    • 内蔵3.5インチベイ x 2
    • オプションサイトパネルマウント3.5インチベイ x 4
  • 各トレイを重ねたフレキシブルなデザイン
  • 7つのスロットをサポートした大きさ。11インチのカードまでOK
  • 冷却装置:
    • 250mmの三段階スピードコントロールファン LEDつき
    • 92mmのハードディスククーリングファン
  • 対応マザーボード: ATXサイズ
  • フロントポート:
    • 2 x USB 2.0
    • 1 x FireWire (IEEE1394)
    • 1 x eSATA
    • オーディオ端子(AC97’ and HDA 互換) 入出力
  • 0.8mmの冷間圧延スチールと耐久性のあるプラスティックフレーム
  • ラックマウントクオリティのサイドフレーム
  • 電源は付属してない
  • ユニットの大きさ:
    • 31.75 cm(H) x 37.6 cm(W) x 41.9 cm(D)
  • :重さ
    • ネット: 7.02 kg
  • • グロス: 9.7 kg
  •  

 いつ日本で出るんでしょうね。なんかリビングの片隅にあるとメカメカしくていいなぁ。

Antec Micro Fusion Remote 350

 AntecからMicroATXケースがリリースされました。HTPC向けです。以前紹介した、SilverStoneのML02BはMini-ITXでしたけど、こちらはワンサイズ大きめ。

 正面に液晶ディスプレイがあり、さらにリモコンで操作できるところも似ています。価格はツクモで29,799円というのが初値になりますね。実際にML02Bとのサイズを比較してみると、以下のような差異があります。

Antec MFR350
120mm (H) x 390mm (W) x 410mm (D)

ML02B
82 mm (H) x 397 mm (W) x 375 mm (D)

 これを見ると幅はML02Bの方が若干大きいですね。そして奥行きはMFR350が35mmほど大きなサイズになってます。厚みが決定的に違ってML02Bは非常にスマートな外観を実現するために38mmも薄くなってます。でもこのMicro Fusion Remote350もそれほど分厚くもないし、写真で見る限りバランスも悪くない。Micro-ATXの方が機能が充実したマザーボードを選びやすいし、価格もこなれていますのでこの厚みを気にしないならばAntecを選んでもいいでしょう。

 それとAntecは電源も強力です。ML02BはACアダプタで最大120Wですから、あまり大電力を消費するCPUは最初から無理。こちらは350Wの電源を搭載しているので、クアッドコアCPUでも余裕でドライブできるでしょう。もちろんHDDは一台でグラフィックボードをHD3450クラスの省電力を指向することが前提になります。ファンは最初から2台用意されていますし、さらに1台追加できるので、1000rpm以下でゆるゆる回せれば、ある程度の発熱があっても十分筐体内は冷却可能ですね。

 フロントパネルがシルバーってところは個人的には気にくわないのですが、他の機材がシルバーベースである人にはこちらの方がいいでしょうね。やはり液晶パネルがブラックフィニッシュされているので、ブラックの方がいいんだけどなあ。テカテカしてないブラック(ヘアライン仕上げなど)でも出してくれないものか。リモコンはシンプルなタイプでVistaのMedia Center向きに用意されています。

 リモコンのデザインはイマイチかな(苦笑)。高級感はないですねぇ。さて、それほど価格も変わらないのでML02とどっちを選ぶか、だけれども汎用的なパーツを使える(5インチ光学ドライブとか)、LowプロファイルのPCIカードを使える、なんてところに差異もあるわけで、拡張性を重視したい層にはこちらかな、という結論です。ただ、同じAntecのFusion Blackがリモコンなくても2.7万円。なんていうか悩むところですね。