いよいよD945GCLF2発売日です。って思ってたらすでに昨日買われた人もいらしたようで。うらやましいな、フライング販売できるところがあったなんて。とは言いつつ、今(午前3時)すでにオンラインならばsofmapで買えるようになりました。価格は10,800円と意外に安く出てきました。12/25現在ではT-ZONEで9980円になっています。
しかし、公式のintelサイトには一切情報が掲載されていません。ここまでダラダラなのもある意味珍しいというか。スペック自体も出て初めてわかるってのもスゴい。
impressのAkiba PC Hotlineですでに触れられているのですが、今まで気づかなかった情報としては、チップセットのヒートシンクの背が低くなっていること。Crystaなどの薄いタイプのケースでもぶつからないかもしれません。実際に買って試してみるしかないのですが、チャレンジしてみてもよさそう。
すでに購入された方のベンチマークデータがちらほら出ているので拾ってきました。
Windows Mediaエンコード
Atom330 |
Atom230 |
DDR2 667 2G |
DDR2 800 2G |
1分47秒 |
2分28秒 |
デュアルだからといって半分になるわけじゃないので、実際の使い勝手もこんなもんかな、という気がします。このベンチマークは厳密なものではないので、シビアに見る物ではありません(実際のベンチの前提であるマシンのスペックなども違うため)。ただ、CPUの違いによるものがエンコードの作業などでは大きいわけですから、一定の傾向は読み取れます。二つのアプリケーションを同時に起動してもそれほど負荷が増えないよ、っていうのが一番のメリットでしょうね。言い古されたことですけど。
シングルアプリケーションでマルチスレッド的なものであれば従来のAtomよりちょっと速くなってるのですが、それほど劇的ではないので期待してはいけません。もともと遅いのですし、やはりメリットとしては消費電力は4Wしか増えてないよー、って思っていればいいのでしょう(笑)。あとはGigabitか。
何はともあれコストがあまり高くならずに、余裕を持った運用ができること、そしてネットワーク周りが速くなったことが一番のメリットかと。これならばSATAが2ポートしかないのをガマンすればNASとして活用できますね。ICH7がマルチプライヤ対応だったなら面白かったのになぁ。
では自分は買うか?と言われると正直微妙になってきました。それは、DVI装備のデュアルコアがすぐ出そうなこと。ShuttleのX27はGigabit積んでいても従来のatomでしたからガン無視していたのですが(見たら買ってしまいそう。10月発売みたいです)、これDVI搭載なんですよね。これにデュアル積んだのがすぐ出そうです。何しろ載せ替えるだけで動いてしまうでしょうから。ケースの質感なども悪くないし、ネットワークチップがMarvellというのもポイント高い。
というわけで見るまで買う気マンマンだったのですが今回は見送りにしました(意志が弱いけど)。実際今のAtomで困っていないってのもあります。劇的に進歩してないし、Gigabitでも蟹チップだし。こうやって自分に言い聞かせるのだった。
でも店頭で見たら手を出しそう…。もちろん、今までシングルのAtomをデュアル出るまで待とうって思っていた人は買ってもいいと思いますよ。