やっと国内でもDMC-GH1が発表されました。以前G1の後継機種の動画に期待、と書いたのですが実際に出てみると「がんばってはいるんだけど、ちょっと」と思ってしまいました。レンズはLUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S.(長い名前だ)を用意して、撮影時にAF追従するなど、動画にちゃんと対応してきたことは評価が高いのですが、CMOSでフォーカルプレーン読みだしのためにかなりスキュー歪み(ローリングシャッター)がひどい状態になってしまいました。
これはD90でも同じ現象が出ていましたし、5D MarkIIでもよく抑えられているとは言え出てしまう現象なのですが、GH1のローリングシャッターはD90並みなので動いているものには使えないかな、と判断します。なによりパンしたときに画面がコンニャクになるのが明らかにわかるので、静止画的な動画には使えるので風景を撮影するには使えるでしょうが、飛びモノやダイナミックな動画には使えそうもない。
なので残念ながら見送ることにしました。いや、予算キツいのもありますけど(笑)。しっかしレンズが10万6,050円ってのは高いな~。
こちらのモニター募集でセット価格が127,330円で手に入れられるようです。4/8までなので欲しい人は急ぐといいかも。ブルーがなくなっちゃったのが惜しいような。
追記
どうも低速シャッター時にスキュー現象がひどくなるのか?というのが今まで出てきたサンプルを見て思うところです。明るいところでフルじゃなければ使えそう。5DMarkIIの場合にはシャッター速度が1/40を上回るとスキューがひどくなる、なんて報告されていますが。Panasonicのとは逆なのかな?
しかし、このカメラもすこし安くなりませんかね?どうもフォーサーズ系は値段高いのが玉に瑕。