知り合いがE-P2を買った、というのでEVFがどんなもんかな、と思って見に行きました。
えーと。EVFは…。特にいらないかなw
と思った理由は、キレイはキレイなのですが、なんというか結局PENって顔を近づけて撮るカメラじゃないな、と思ったからなのです。
フォーカスをマニュアルにして使うなら、なおさら。顔をいったんファインダーから離さないと拡大するのドレだっけ?なんてなるから。慣れればいいんだ、とは思うのですが設定を色々変えて試して見るなら特にいらんな、と思った次第。
あとはEVFで覗きながらパンすると、フレーム落ちしながらパンしていくのが気持ち悪いな、と思ったのでした。ここらへん、普通の液晶はよくできていて、フレーム落ちしているのかもしれないけど、気にならないような処理をしているのでしょう。
EVFにももちろん利点があって、ウエストファインダーっぽく使えるとか速写性を重視するときにはいいかも、と思ったのですが無理にこれでやらなくても、と思うんですよね。明るいところで見やすいなどのメリットもありますので、自分の使うシーンを考えると「あればいいけど」レベルかと思います。
なので、E-P1持っている人は「あまり」気にしなくていいんじゃないか、と思いました。EVFを付けられる余裕があるのが嬉しい、というところもありますので、これから買うならE-P2でもいいし。
ただ、EVF付けるとストロボも着かないし、ここらへんうまく解消できていたらいいのになぁと残念な気分。EVF兼ストロボ、なんて作れないかな。
というわけで、PEN自体が好き、っていうのであれば値下がりしているE-P1がいいかも。
この知り合いが持っているトプコンの50mmを使って撮影してみたのですが、AFとAEに慣れている身には気軽に撮影する、という行為がいかにラクなのかを思い知らされました。たまには、フルマニュアルレンズ使って撮影してみるのもいいかもしれない。
この前E-P1が出たばっかりなのにもう次のモデルが出るなんて早いなと思ってしまいます。しかも基本スペックはそれほど変わってないので、なんでニューモデルって思ってしまいました。
取り立てて変わったのはEVFがつけられることですね。これ、E-P1のユーザにしてみればムカっとくる仕様変更だろうなあ。つけられないシステムがあるってのは同じ系列なのに悲しい気分になります。後から改造できるとかしてくれるとかの救済策があってもいいんじゃないかなと思うのだ。もともとの液晶が23万画素のクオリティ低いものを使っておいて、別の方向で144万画素を実現してファインダーをブラッシュアップってのはスタンドアロンでもイヤな気分になるし、それを実現できない旧モデルは悲しすぎる。
最初に批判から始まりましたけど、今回追加されたブラックとシルバーは個人的にはイイと思います。シルバーの筐体にブラックの皮ってのは、あまり好きじゃなかったのですが今回は茶色。軽快感も出るし、ネオクラシカルなイメージに受け取りました。
EVFはもう少しスマートに作れなかったのかな?とは思いますがスペックは十分。144万画素ですし、視度調整も可能、60fpsならば違和感も少ないでしょうね。だが価格が31,500円ってスゴい価格でしょ?せめて実売1.5万円くらいで作れなかったのかな、と思ってしまいます。それでなくてもフォーサーズ系はスペックの割に価格高めなんだから。
詳細な比較をしても変更点は、仕上がり設定のi-FINISHがついたこと、アートフィルターにジオラマ/クロスプロセスがついたこと。そして冒頭のEVF用のポートがついたこと。これだけです。これだけならE-P1のユーザでも許せるのかなあw
コンセプトやデザインを考えると欲しいカメラの部類になるのですが、どうせなら動画もパナソニック並みになって、すべてセットで8万円程度で買えるようにならないものか、と思ってしまうのでした。
今日から付けてみる→欲しい度…☆☆☆(最高点は☆5つ)
欲しい度☆五つは借金してでも買うレベル。欲しい度☆ひとつは、お金が余ったときに(まずないけど)、気分がよければ買うレベルですw
Who wants it? 物欲にまみれたIYHerたちへ