SSDも安くなったね。思わずポチってしまいました。なんに使おうかなw
「intel」タグアーカイブ
FTCがIntelを訴えた
IntelとFTC(Federal Trade Commission)っていつもケンカしているイメージですが、本日FTCはIntelを堂々と訴えましたw
堂々ってのもヘンですが、ここ10年の支配的地位を利用して消費者に不利益を与えた、ということで訴訟に発展したわけですね。ずいぶん昔からやっているような気もするなぁ、と思って昔の記事を見ると、93年にもやってるし98年にもやってる。もう15年以上に渡ってケンカしてるんですなあ。
今回はnVidiaにもヒヤリングしていたようでCPUのみならずグラフィックチップ、チップセットを含めた広大な範囲で訴える様子です。ここらへんはおいおい明らかになっていくと思われますが、まずはFTCの先手に対してIntelがどう出るんだろ?というところでしょうか。いつものごとくFTCの主張には誤りがある、という論戦を張るのでしょーね。
FTCの主張の中で興味深いのは、
- 競争相手のCPUチップの性能を妨げる方法でコンパイラとして知られている主要なソフトウェアを再設計したとされている
- CPUにおいて競合相手の採用を10年に渡りジャマするのに成功したので、次はGPUだ。GPUが発展するとCPUのウエイトが低下することもあるからだ。
と断言してるんですね。ここらへん具体的な内容に踏み込んできっちりリリース出すところがアメリカのお役所なんだな、と思いました。
この前IntelはAMDと巨額の和解をしたばかりですが、アメリカは消費者保護がめちゃうるさい国ってこともあって、FTCはFTCでメンツもあるしやることだけはやるわけだ。まぁ税金で運用されているので、その分は仕事しなきゃってこともあるんでしょう。
直近これでCPUがどーのこーのなる、ってことはないでしょうが、AMDファンとしては、これからAMDのシェアがちょっとでも増えるといいなー、くらいの感想なのです。
intelのSSDに思うこと
今日からintelのSSDが販売されていて、買える人がとってもうらやましい今日この頃。80GB SSDがツクモで75,012円
しかしながら昔はハードディスクってもっと高かったわけで、今この価格で80GBのSSDという夢のデバイスが買えるなんてことを想像したことはありませんでした。自分が今までに買ったハードディスクで、記憶にある一番高価なものは、$1,200ほど出して個人輸入で買った1.4GBのハードディスクでしょうか?今はもうないQuantumというメーカのハードディスクでして、日本で買うよりはるかに安く、ビビりながらも買った記憶があります。
自分は昔はMacintoshをメインに使っていたので、個人輸入は普通にやっていたのですが、その後5インチで4GBのHDDを$400程度で購入したのが最後だったかな。それでもべらぼうに安くて届くのをワクワクしながら待っていた記憶があるのでした。当時のHDDの転送速度なんて今のHDDと比べちゃいけないくらい遅かったのですが、それでもFDDに比べれば全然速いし、当時はOSも軽かったので余裕でしたねー。Macintoshを使っているときに英語のOSなら、起動して1秒で使えた、なんてこともありました。Macintoshの起動音である「チャーン」という音が鳴って1秒後にはもうFinder(今でいうデスクトップですね)が表示されて使えるという時代でした。もちろん、常駐モノをてんこ盛りにして使うのが普通だったので、事実上は1分程度かかってましたけど。
さて、このSSDさんはリードが240MB/secに達するということでHDDの転送速度をかなり上回ってくれちゃいました。値段もはるかに上回っているし、容量も今の時代では少ない。でも、自分がビジネスで使うノートパソコンとかなら、これが装備しているノートパソコンなら購入するでしょうね。経費使えること前提ですが、省電力だし、落としてもデータまでいかれちゃうことも滅多にない。今はまだマニアのものでしかない、このSSDですが今後普及価格帯にあっというまに落ちるでしょうね。来年には300GBで3万円くらいになってくれないかな。それと書き込み回数が1億回とかになって欲しいと思います。そしたらサーバ機にも普通に使われるようになるでしょうし。
というわけでまだまだ従来のHDDを大切に使っていこうと思います。
intel D945GCLF2
Intel Developer Forumで正式にD945GCLF2が発表されましたねー。気づくのが遅かったけど(苦笑)。しかし、発表されたと言っても、なんか中途半端な発表のされかたで、CPUの正式名称などは記述されてない。おそらくAtom330だろう、ということになってますけど。
従来のD945GCLFとの変更点は、やはりCPUがデュアルコアになったこと。そして、ネットワークがGigabitになったことでしょうか。他のパートはあまり変わっていません。強いて言えばS-Video端子がついたことかな。これで廉価なネットワークプレイヤークライアントなどを作るときに役立てるつもりかしら。
メモリーはDDR2 667/533 2GBサポートになっていますが、これは怪しい。667のメモリーも使えます、ってな意味あいで、動作は533オンリーになるのはD945GCLFと変わらないんじゃないかと思いますが。
ボードのデザインもほぼ従来のものと同じ。おかしいな、と思うのが、この写真、intelのプレスキットから引っ張ってきた写真なのですがCPUのヒートシンクの背が変わらない。この前アキバであったintelのフェアのときに展示されていたモデルはヒートシンクが高くなっていたんですよね。しかも、こちらの写真は電源ピンが20ピンだけど、アキバのフェアのときには24ピンだった。どっちかというとやはりデュアルコアによる発熱量増加に対応するためにヒートシンクが大きくて24ピンな画像の方が信用できるんですけども。
すでに発表されていたマイコミ記事へのリンクはこちら。
個人的にはNASやHTPC向けにようやく使えるかな、というイメージです。1080なTSファイルやmp4ファイルを再生することができれば、Gigabitネットワーク経由でキャプチャーデータやDVDのISOイメージを送り込んだり、自前でキャプチャーしたデータをディスプレイに再生できると。しかしながらデジタルアウトなディスプレイ端子はないわ、音もデジタルアウトがないわなので、本格的なHTPCには難しそうだなあ…。コンパクトNASを目指す方向かな、やっぱり。もちろんWebサーバなどにしてもいいんですけどね。しかし、またネットワークチップがクセモノだったらいやだなぁ。おそらく蟹なんだろうな。
それと気になるのが価格。従来のD945GCLFは9,000円を切る価格でしたので、これは11,000円程度を期待したいな。でもなんとなーく15,000円程度の微妙な価格帯になりそうな気がしないでもない。
Core2Quad Q9550が3.7万円
DOSPARAで、Core2Quad Q9550が36,990になってるようです。詳細はこちら。
まだネットショップの方では5万円以上になっているので、店頭価格だけのようですがいずれ追従するでしょう。そろそろintelの価格改定がQuadモデルにもあるので、それを先取りしたカタチでしょうね。しかしQ9550が3.7万円かー。安くなったもんだ。DG45FCと組み合わせてコンパクト爆速マシンを組みたくなってきました。今組んでるNC62K-LFはどーする(笑)。
現在メインで使っているマシンがQ6600をOCして3.2GHzにしているのですが、それのリプレイスでもいいかも。キャッシュがでかくなるだけでも十分効果あるでしょうし、一応FSBが1333MHzに対応したマザーボードのP5Eなので、すんなりリプレイスできそう。取りあえずCPUだけでも買ってくるかなっ。
8/9追記
ネットショップでも36,990円
D945GCLFが7,800円
うーん、一番安いかもしれない。