自分が常にいる部屋というと寝室兼パソコン部屋。そこの照明はこの家に引っ越ししてから10年間蛍光灯のシーリングライトだったのだが、今回LEDに交換してみた。特にシーリングライトがダメになった、というわけでもないのだが、消費電力を削減できるならと思って入れ替え。一番使う部屋の照明を代えると節電になるぞ、と死んだジッチャンも言っていた。言ってなかったかもしれないが。
というわけで、以下の観点で選ぶ。
- 安いこと
ま、当たり前ですな。高いこと、なんて基準で選ぶのはブルジョアさまだけだろう。 - 調光だけではなく調色機能があること
明るさを変更できないLEDシーリングライトもないだろうが(三段階しかできないなんてのはあるけど)、調色機能はすべてに備わっているわけでもない。自分が好きな電球色と作業時には真っ白な明かりの方が集中できるので変更できるとうれしい。 - 8畳仕様
寝室兼パソコン部屋は変形8畳くらいなので、明るくないと長辺の隅が暗くなる(シーリング位置がオフセットされているので)。そのため最低でも8畳欲しかった。 - デザインはあまり気にしない
そりゃいい方がいいけど、普段上見ないし。普通のシンプルなものでいい。
というわけで、Amazonで選んだのが、オーデリックのSH8085LDRである。12,797円。1万円くらいだと嬉しいなぁ、とは思っていたのだが、ちょっとはみ出した。ただ3950ルーメンと8畳用の中でも明るい方であるし、コストパフォーマンスは抜群。
オーデリック シーリングライト(LED・昼光色~電球色) 【~8畳】 リモコン付き SH8085LDR
まったくシンプルで味気ないデザインのような気もするが、そこらへんは気にしないし、気にならない。さて、さっそくこれを着けてみた感想は以下の通り。
- ちょー明るい
フルに点灯すると明るすぎるくらい。電球色と白色の双方が全灯するので色的には普通の昼光色になる。普段はこんなに明るくなくていい。70%くらいがちょうどいい。 - 調色機能は便利
やはり色を変えられるのが嬉しい。自分はちょっとだけ電球色よりにして70%点灯くらいにした。 - 片っぽだけの色にするとちょっと暗いかな
電球色のみ、あるいは白色のみにすると半分の明るさになる…わけだ。だが、それでも十分過ごせるくらいには明るい。本を読むにはもうちょっと明るい方がいいけどテレビなどでは十分。 - LEDというのを意識しない
電球タイプのLEDは自分個人ではこれまでLED臭さみたいなものが気になっていた。しかしながらシーリングの場合には、シェードで拡散されることもあり蛍光灯との違いをあまり感じない。
今はLEDに変えた、という意識があるが、しばらくしたらどっちだったかわからなくなるレベルになると思っている。ひとつひとつのツブツブが見えるわけでもないので知らない人が見たらLEDとは思わないだろうな、と思う。
というわけで、自分として買って良かったか?というと「ちょーよかった!」というのが正直な感想。他メーカーには少々値段は張るがさくら色(つーかピンクだろ)の照明、なんてさらに付加価値をプラスしたのもあるみたいだが、それは若い夫婦に任せておいて、老眼が入ったおっさんにはシンプルな明るいLEDシーリングライトでもかなり嬉しい。
いずれさらに廉価になるだろうから、そうしたら全部の部屋をLEDシーリングライトにしてみたいなーと思ったのだった。
なお、スペック上の消費電力は68W→52Wなので劇的に下がるものではないが、実質70%で使うとしたら40Wくらいが実際の消費電力になるかと思われる。なので4割くらいは削減できる皮算用となるわけ。家全体の消費電力から見ると微々たる差が生じるだけだろうが多少でも減れば気持ちいい。後は蛍光灯の交換費用を気にしなくていいことがメリットかな。