話は少し戻るが、普通二輪免許を取るための教習所に通いつつ、現在のバイクシーンがどうなってるのか改めて調べてというとおおげさだが、どうなっているのか確認してみた。
40年前と違うのは、普通二輪免許で乗れるバイクが少ないこと。当時は4気筒の400ccバイクがデビューしまくっていたころで、今すさまじいプレミアムがついているCBX400Fがデビューしたのは自分が高2になっていた81年11月。その後82年にZ400GPがデビューし、自分はカワサキ派だったのでZ400GPを買った。478,000円もしたのによく買ってくれたなと今では思う。どんなバイクかというと、こんなバイク。
現在は4気筒の400ccはCB400SFしかないし、250ccの4気筒モデルもない。一時期のビッグスクーターも全然少ないし、なんか普通二輪免許で乗れるバイクって面白いの全然なくね?と思った。
当時はいわゆる限定解除と呼ばれた大型二輪免許は試験場で一発で受けるしかなく、15回落ちる人が普通にいた。今のようにカンタン(でもないけど)に教習所で取れるシロモノではなかったため、若者はみな400ccバイクに行くしかなかった時代。
自分の父親がオマケでもらった二輪免許で大型バイクを乗れるのをめっちゃうらやましかった記憶がある。
また、現在のCB400SFの価格は884,400円。消費税があるので仕方ない面もあるのだが、当時より40万も高い(40年経過しているのにそれだけしか上がってない見方もあるけど)。
大型であるNC750S 759,000円より高いやんけ。そりゃメカニズム的には複雑なCB400SFの方が高いのは理解できるのだが。
それに大型バイクの方が種類が多い。ホンダにせよカワサキにせよ大型の方がバリエーション豊かじゃないか。値段もそれほど変わらない(100万以上かけるんならでかい方がいいわな)。
そんなわけで急速に普通二輪免許の魅力が色あせてくるのだった。
あれ?いつのまに自分でバイク買うつもりでいるわけ?と自分にツッコミ入れつつも。