「デジタルカメラ」カテゴリーアーカイブ

シアトルでブルーズに会う

またもやこっそりメディアのふりをして、シアトルで行われるブルーエンジェルズのショウに紛れ込む予定。実際に飛ぶのは明日から、のはずなのですが本日(木曜日)も飛んでおりました。金曜日は練習、土日は本番ということであります。787も飛んでたりしてシアトルはボーイングの街なんだな、と強く思いました。ブルーズのF/A-18もボーイングだしね。

今回手持ちのカメラが5DMarkIIしかないというありさま。これというのも7Dをおうちに忘れたから、なんですねw

現地で60D買おうと思いましたが、ボディだけ売ってない。レンズはいらんのだよ、レンズは。というわけで5DMarkIIでがんばるしかない。せっかくの機会になにやってるんだか。

明日も取材、がんばる予定。

なお、この写真はPanasonic DMC-FT3で撮影。結局買ったんかいw

WG-1 GPS水中画像

そういえば。

先月沖縄でスキューバのCカードを今更ながら取りに行ったのですが、そのときPENTAX Optio WG-1 GPSで多少水中撮影したのでした。もちろん、10m防水なのでスキューバの際には一緒に潜れないのですが、合間のスノーケリングの時には使えるし、タフなのでラフに使えるので船の上では使いやすいです。ちなみにここらへんは慶良間諸島です。

実際に撮影した画像を見ると、ちょっとホワイトバランスがいまいちだなぁ、と思われます。ちょっと暴れ気味というか。最後の二枚を見ると同じようなシチュエーションなのにかなり違うのがわかるかと。

下手に水中ホワイトバランスにしても水中っていっても千差万別な色なわけでオートに任せたいところでもあります。

ちょっと適当に撮影したので詳細は許してちょ。ざっくりとした感想としては「スノーケリングならじゅうぶん」ってことですね。しかし、水中ハウジングなどの純正オプションはないのでスキューバにはまったく発展性なく使えないのは困ったなあ。ここらへん、オリンパスTG-810とかパナソニックのDMC-FT3などには純正でハウジングがリーズナブルな価格で用意されていますので、こちらの方がスキューバやるならいいかも。個人的にこうなるとDMC-FT3一択になってしまうのですが。

STS-135 Final Liftoff

あうー。とうとう最後のスペースシャトルの打ち上げを見てしまいました。二度と見られないショウの千秋楽を見ちゃった気分。うれしかった反面悲しい気分もたくさん。

自分の生きていた時代に、これだけすごい機械、システムがあったことは絶対に忘れないだろうな。

今回はあえて引き気味に撮影してみました。

実はPENTAXのK-5で撮影してみていたり。EOSはお留守番w

PENTAX O-GPS1のせいでK-5とか欲しい

うーむ。こんなものがPENTAXから出るとは。率直に言いますが、すげぇ欲しいです。

単なるGPSユニットならほっとくのですが、こいつはアストロトレーサーなんぞがついている。内蔵の手ブレ補正システムをこの方向に利用するなんて、PENTAXすげぇ、と素直に思うのだ。

スペックを見てみると、K-5で使う方がトレース時間は長い。200mmで赤緯0°(つまり天の赤道付近。一番動きの速いところ)を110秒も追尾できる。これだけあればそれなりに星座も天の川も写し込めてしまうだろうし、球状星団や明るめの星雲なら十分だろうな、と涎垂らしちゃうくらい欲しいアイテムである。

通常はポータブル赤道儀(最近はモバイル赤道儀っていうんだね)なんぞを持って行かないといけないのだが、それなりの価格はするし、荷物も増える。こいつはそんな面倒もなく「ちょー気軽に」静止した星夜写真を撮れてしまうわけだ。極端に言えば三脚なければテーブルの上にどかっと載せてもそれなりに撮れてしまうわけだね。

今現在K-5の18-135mmレンズキットが13万円弱、こいつを購入するとトータルで15万程度は覚悟しないといけないので、素直に買っちゃおう♪とはならないのが正直なところだが、次期新マウントを考えるに、PENTAXは外せない存在になってきてしまった。これでOLYMPUSのE-PL2みたいにアートエフェクト的な部分が強化されたら、迷わず旅行用として買ってしまいそう。K-rでもいいんだけど、どうしても上の機種があるとそっちに目移りしてしまうなあ。

いま、新しいカメラを考えた場合には、NEX-5の後継待ちなのだが、こっちに突っ込んでしまおうかと思ってしまう。防塵防滴なK-5と組み合わせたら船の上でもそれなりに使えそうだしね。

GPSユニットを使いたいがために、本体を買わせるのがPENTAXのマーケティングのうまさだなあ、と思う。WG-1 GPSの動画は最低だがw(しつこい)。

GoPro HDでフツーに撮る

GOPROで適当に撮影したこないだの遠征旅行(違。ちょっとしかありまてん。ケースに入れているとシャッター固いから暗いところだと手ぶれ起こすし、何か考えないとダメかも。EXIF見ると恐ろしいほどの低速シャッターである。仕方ないのでセルフタイマー使うんだけど、この秒数が設定できないからもどかしい。

スナップするカメラじゃないけど、こういう楽しさもありかなと思う次第です。ちょっとホワイトバランスがイエローに転びがちかな?という気もする。

ページにしていましたけど、投稿として再掲載の巻。

PENTAX WG-1 GPSレビューまとめ

さて、10日以上に渡ってWG-1 GPSと一緒にアメリカを過ごしてきたわけだ。普通のフィールドに持ち出すカメラではないが、GPSを装備しているということで旅カメラとしてのスキルを同時にチェックした。というか、今回は海や川で使うわけじゃなく、旅カメラなわけだけど。

以下感じたことを列記する。

  1. 動画の画質は最低w
    いきなりディスってしまって申し訳ないが、どんなに明るいところで撮影しても、このカメラの動画は最低だ。今までいろいろなコンデジで動画撮影したが、ここまでの低画質は異常としか思えない。
    フォーカスなどはTG-810に比べて迷ったりすることもないが、この画質で本当に開発したエンジニアおよびマーケティング担当はOKしたのか?と思ってしまう。実際に、その動画から切り出した絵を見て欲しい。 
    WG-1 GPSで撮影した。クリックで元の1280x720になる。

    ちなみに、TG-810で撮影したもの。もちろん同じ場所じゃないが、画質のポテンシャルはわかるはず。

    クリックすればフルサイズ

    TG-810はMP4での圧縮、そしてWG-1はMotion JPEG。その圧縮方式の違いもあるが、ここまで汚いと正直動画は捨てるしかない、と思わせる。それほどひどい動画だ。しかもWG-1の方はデータレートも約24Mbpsもある。TG-810が約8Mbpsなので、三倍ものデータ量を使うクセに、三倍ひどい動画なのだw
    もし、デジカメで動画を多く使うことがあるなら、このWG-1は選ばない方がいい。後悔すること請け合い。もう一度書くが、開発者、マーケティング担当者は猛省した方がいいだろう。

  2. 静止画もそんなにほめられたものではない
    自分はいつも1400万画素、そして最高画質で撮影している。SDカードを惜しんでも仕方ないので、この設定にしている。WG-1は普通のシーンでは、それほど静止画の画質も問題ない。特にISO200程度までならきれいな画質だろう。しかしながら望遠にすると、いきなり色収差が増える。また、明るいところが暗いところへにじみ出すなど、あまりいい印象はない。
    まあ、いたって普通のデジカメであり期待しない方がいい。この点もTG-810の方がいい印象だ。
  3. GPSの感度はいい
    飛んでいる飛行機の中でも窓際に置けば2,3分でGPSをキャッチする。移動速度もそれなりにあるはずだが、きちんと追従してくれるのでGPSの問題をそれほど感じない。この点はストレスが少ない。
    惜しいのはやはり座標しか表示してくれないので、つまらないことだw
    TG-810は場所を教えてくれるし、他社のGPSカメラも同じように場所を表示してくれたりするが、WG-1 GPSは質実剛健すぎるw
    もっともゼンリンだのNAVTEQなどの地図メーカからデータを買っていないからこその低価格…ということもあるかもしれないので、この点はあきらめよう。キモであるGPSの感度に関しては問題ないのだから。
    ちなみに、クルマで移動するときには15秒ごとにロギングするようにした方がよかった。当たり前だが、一分単位ではかなりおおざっぱなマッピングになる。

とりあえずこのくらい。もっと気づいた点はあるが、あくまでもこのカメラはアウトドアのタフなフィールドで、気にせず使うタイプのカメラだということだ。濡れても、落としても壊れない。デザイン上、気にせず手荒な扱いもできる、という点にのみアドバンテージのあるカメラ。

TG-810といいWG-1 GPSといい、やはりまだGPS付きのタフカメラは出たばかりということもあって、練られてない点が多々見受けられた。

ただ、ここで上げた問題点もPanasonicのDMC-FT3なら解決してくれそう。地図データもあるしー、フルハイビジョンだしー、ロギング機能はないか。しかしながらGPS付きのカメラばっかり買っても仕方ないので、しばらくはWG-1と付き合っていくことにする。

※TG-810はドナドナしてしまったので、すでに手元にはありませぬ。悪くないカメラだったんだけどなあ、GPSがなあ…。