というわけで、メインマシンを置き換えました。ML115G5で使っていたHDDを移設したわけです。実際にはかなり苦労したんだけど。
普通に付け替えて起動したら、crcdisk.sysのブルースクリーンエラーが出る。これ、以前AHCIをONにしたら出たよなぁ?などと思い、BIOSをちゃんとIDEモードになっているのを確認してもダメ。再インストール面倒だな、と色々と試行錯誤していたら、BIOSでAHCIモードにしてみたら、あっさり起動しました。うーん。ここらへんのエラーでググるといろいろな現象は確認できるんだけど、これといった解決策はないようです。
その後BIOSを最新のF4にアップデート。これをしないと1600MHzでしか起動しません。BIOSでは3200MHzになっていても、Windowsが起動すると1600MHzになってしまいます。AMDのCPUってこういったヘンなトラブルが起きることが多い気がする…。IntelのCPUだとBIOSでサポートしていないCPUでもちゃんとフルスペックで起動することが多いんだけど。もちろん、Black Editionだからこうなっちゃうのは仕方ないことなのかなー、とは思いますけどね。
なお、F4にアップデートしたあと、BIOSがデフォルトに戻るわけですが、その際はIDEモードでもなんら変わらずブートします。さっきのAHCIじゃないと起動しないって、なんなんだよ…。
気を取り直してベンチマークしてみました。以前のML115G5との比較です。
9950BE | 955BE |
[ ALU ] 38989 Fibonacci : 15081 Napierian : 6663 Eratosthenes : 5673 QuickSort : 11550 [ FPU ] 42588 MikoFPU : 4963 RandMeanSS : 23262 FFT : 8004 Mandelbrot : 6337 [ MEM ] 26581 Read : 8069.17 MB/s ( 8069) Write : 4595.58 MB/s ( 4595) Read/Write : 4385.40 MB/s ( 4385) Cache : 95101.46 MB/s ( 9510) |
[ ALU ] 48954 Fibonacci : 18389 Napierian : 8332 Eratosthenes : 7167 QuickSort : 15044 [ FPU ] 51954 MikoFPU : 6140 RandMeanSS : 28088 FFT : 9864 Mandelbrot : 7840 [ MEM ] 27164 Read : 10348.44 MB/s ( 10348) Write : 4386.32 MB/s ( 4386) Read/Write : 4334.09 MB/s ( 4334) Cache : 80746.84 MB/s ( 8074) |
ん、かなりパフォーマンスアップしています(当たり前だが)。クロック比で、1.23倍になっていますからその分より気持ち上の数値が多いかな。FPUのところはちょっとクロック比よりも少ないか。
今回はノーマルクロックでテストしてみましたけど、やはりせっかくなのでOCしてみたいと思います。ちまたでは普通に3.8GHzとかで運用できているようなので、それを目指しましょう。もちろんメインマシンなので安定サイドに振った設定にとどめておきますが。9950BEはちょっとでもOCしようもんなら、MEMTESTが途中で落ちてしまうという現象があったので、OCせずノーマルで使っていました(K10stat使用)。あまり意味ないので、今まで書きませんでしたけど9950BEはあまりおもしろくない石だったなー。
しかし、純正CPUクーラーのファンってすげーうるさいですね。高周波音が響くというか、ML115G5のCPUクーラーより気分的には3倍以上うるさい。買わなきゃ…。金食い虫だな、もう。
閑話休題
久々にAntecのケース使ったけど、ネジ類が見つからない。そのためHDDなどを固定するのに一苦労。特殊なケースだと専用のネジをキープしていないと後で苦労するのはわかっちゃいるんだけど。PC一台しかない、なんてときにはこういったことは起きないだろうが、自分みたいに複数台あるとなくしちゃったりします。というかドコ行っちゃったんだかわからない。整理整頓できない自分を棚に上げて、こういうのは独自仕様だと困るんだよなー、とかボヤいちゃいます。しかも買うとなるとえらく高いし。