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EOS 5D MarkIIのファームアップ(動画変更)

出るようだ、と言われて久しかったのですが、とうとうEOS 5D MarkIIの新しいファームウェアがリリースされることがアナウンスされました。三月中旬に出されるようですが、もっと早く出されてたらよかったのになぁ、と思います。

今回のリリースで特徴的なのは、やはりフレームレート変更でしょう。30fpsが29.97fpsに変更されたのと、24fpsに23.976fpsが追加されました。これでEOS 7Dと混在させても問題なくなるというか、他のハイビジョンフォーマットを含め一般的なフレームレートに統一できるようになったので使いやすくなったかと。

それと録音レベルが64段階で調整できるようになったのも嬉しい。いままではオートでしたから静かなシーンではサーっという音が浮かび上がってきたりしましたので、あとで音の調整が面倒だったりしましたから。一般的な撮影なら気にならなかったけど、これで本格的な音楽ライブなどもダイナミックレンジを生かした撮影が出来るようになるのでは?と期待できます。もちろん、それなりにヘッドフォンで音をシビアに聴くとかリハーサルもきっちりやらないといけないのですが、本体のみで完結できるシーンが増えるのはいいこと。音質時代もサンプリングレートが48KHzになったことで向上しているのではないか?と期待できます。

というわけで、動画撮影にEOS 5Dの活躍するシーンがますます増えそうですね。

EOS Kiss X4

もう出たのか!という気がしましたけど、前回のX3からまだ10カ月しか経過してないのに。決して人気が陰ってきたとは思わないのですが、他との競争に勝つためには仕方ないのか。

今回は動画がかなりブラッシュアップされました。X3ではフルHDで20fpsでしたが、こちらは30fps(29.97fps)。SDカードの転送速度で間に合うのかな?と不安になりますが、SDHC Class10とかSDXCなら大丈夫なんだろな。この機能アップによって他社に対してのアドバンテージができたと思います。というか、X3はいかにも中途半端な動画(ま、720pでも十分だけど)だったのでココを強化したかったんでしょうね。というか、7Dと同じじゃん。今回は音声の外部入力もついているので、動画機材として7Dと同等になりました。動画メインに撮るプロには7Dのような高いボディよりこっちのボディを二つ買った方がいいかも。水中撮影したい!という場合でも、安いボディなので水没しても惜しくないかもしれません(いや、やっぱりもったいないけど)。

7Dと同等なのは映像素子も同じ物のようですし、露出補正も±5段まで対応と、風景撮影に関しては遜色ないだろうな、と思います。予備機にいいかもだ。シャッター、ファインダーなどのスタビリティは7Dに譲るものの、この価格差を考慮すると7Dって高いなぁ、と思うのだった。というか、このKissX4に背面ダイヤル付けてくれるようなオプションとかあればいいのに、と思っちゃう。7Dより進化しているところとして、3:2の3インチディスプレイを持ったこと。画素数も上ですし、この部分では下克上してしまいました。バリアブルアングル液晶とかにしてくれたら、サブカメラとして本当に買おう、という気持ちになったのですが。

高画素化には批判もありますでしょうが、そういう人はMサイズで撮るなりすればいいか、と思いますよ。ただ、M-RAWとかS-RAWがないからRAW撮りしたいときは、最大サイズで撮影しなければならないので、その部分は残念だけど。

というわけで、写真を撮るなら安くなったX2、動画メインならちょっと奮発してX4だな、と今日の時点では思うのでした。問題は値段ですね。今のところ9万弱になってますが、発売までどのくらい落ちるかな。
※16日現在で¥ 80,820になりました。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4 ボディ ¥ 80,820

Kiss X2も終わりかな

AmazonでKiss X2のレンズキットが47,800円。サブ機に欲しいくらい。ボディのみで3.5万円とかだったらなあ。


Canon EOS Kiss X2 ¥ 47,800

Power Shot S90もだいぶ値下がりしましたね。


Canon デジタルカメラ Power Shot S90 PSS90 ¥ 33,570

D5000のダブルズームキットもボディ+1万円程度のお値段…。


Nikon D5000 ダブルズームキット ¥ 68,480

ネットブックとはいえ、新品がこの値段か。安くなったもんだな。


DELL 10.1インチワイド液晶ネットブック Inspiron mini 10v ¥ 29,800

NTT-X Storeで年末特売

NTT-X StoreでIPSパネル搭載のHYUNDAI W241DGが特価となり、3万円を切る価格で販売されてます。年末ですが、出荷対象なので注文翌々日には届くのがエラいw



W241DG

モニタサイズ:24インチ モニタタイプ:ワイド 解像度(規格):WUXGA 入力端子:D-Subx1/DVIx1/HDMI端子x1/コンポーネントx1

HYUNDAIはちょっとなぁ、という方にはこちら。三菱のフルHD(1920×1080)のIPS液晶です。41,900円となってます。



RDT231WM

モニタサイズ:23インチ モニタタイプ:ワイド 解像度(規格):フルHD 入力端子:D-Subx1/DVIx1/HDMI端子x2

NANAOの23インチフルHD液晶もかなりお安い。クーポンで37.980円になってます。



FlexScan EV2334W

モニタサイズ:23インチ モニタタイプ:ワイド 解像度(規格):フルHD 入力端子:D-Subx1/DVIx1/HDMIx1

自分へのお年玉にいいかもしれませんw

DELLの最新24インチモニタ激安!!

えーと、DELLのモニタがすさまじいお値段になっています。2ちゃんのハードウェア板では昨日の朝から祭状態になっておりました。自分も見て、一瞬目をゴシゴシしちゃったほど。まずは騙されたと思って以下のリンクをクリックしてくださいな。

U2410がこの価格なんてしばらくないと思うんだな…

このモニタ、IPSパネルなのはもちろん、DVIも2系統、HDMIもディスプレイポートもついているというハイエンドモニタ。もちろん解像度も手抜きなく1920×1200。そしてこのお値段なのですから4枚くらいいっちゃいます?

もし、自分が今24インチモニタを欲しがっていたらゼッタイ借金してでも購入しました。ええ、10台くらい買って転売したいくらいですw

スピーカーも別売りでつけられますので、これに地デジチューナーつけてもいいですし、もちろんPCに使うにしても高性能。なんせ、AdobeRGBにも対応(96%)していてsRGBは当たり前。そして各一台ずつ調整されていますので、色に関してシビアな人にもお勧めできると思います。

また、輝点ドット抜けゼロ保証がついています。これ、画面上に1コでも輝点のドット抜けが発見された場合には、UltraSharp モニタの良品と交換という。 スゲーw

というわけで、TNの24インチが3万程度ですか?それなら、ちょっと奮発してこれ行っちゃいましょうよ、と背中を押したくなるほどの価格なのです。あ、送料が別途かかりますのでご注意。今から頼んでもギリギリ年内に来そうです。HD5XXXシリーズのEyefinityで3枚や6枚モニタする予定の方、ディスプレイポート付きのこれがいいんじゃないでしょーかっ。まだ6枚対応のカード売ってないかw

※DELLは価格表記すると怒られるのですみませぬ。

FTCがIntelを訴えた

IntelとFTC(Federal Trade Commission)っていつもケンカしているイメージですが、本日FTCはIntelを堂々と訴えました

堂々ってのもヘンですが、ここ10年の支配的地位を利用して消費者に不利益を与えた、ということで訴訟に発展したわけですね。ずいぶん昔からやっているような気もするなぁ、と思って昔の記事を見ると、93年にもやってるし98年にもやってる。もう15年以上に渡ってケンカしてるんですなあ。

今回はnVidiaにもヒヤリングしていたようでCPUのみならずグラフィックチップ、チップセットを含めた広大な範囲で訴える様子です。ここらへんはおいおい明らかになっていくと思われますが、まずはFTCの先手に対してIntelがどう出るんだろ?というところでしょうか。いつものごとくFTCの主張には誤りがある、という論戦を張るのでしょーね。

FTCの主張の中で興味深いのは、

  1. 競争相手のCPUチップの性能を妨げる方法でコンパイラとして知られている主要なソフトウェアを再設計したとされている
  2. CPUにおいて競合相手の採用を10年に渡りジャマするのに成功したので、次はGPUだ。GPUが発展するとCPUのウエイトが低下することもあるからだ。

と断言してるんですね。ここらへん具体的な内容に踏み込んできっちりリリース出すところがアメリカのお役所なんだな、と思いました。

この前IntelはAMDと巨額の和解をしたばかりですが、アメリカは消費者保護がめちゃうるさい国ってこともあって、FTCはFTCでメンツもあるしやることだけはやるわけだ。まぁ税金で運用されているので、その分は仕事しなきゃってこともあるんでしょう。

直近これでCPUがどーのこーのなる、ってことはないでしょうが、AMDファンとしては、これからAMDのシェアがちょっとでも増えるといいなー、くらいの感想なのです。