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RHD4-UXE 2.0を買ってみた…んだが

アイオーデータの中古市を楽天側のショップで行っていたので、RHD4-UXE 2.0を買ってみました。それが本日届いたのでさっそくテストをば。

RHD4-UXE クリックするとアイオーデータのサイトで詳細を見られます

最初はRAID5モードになっているので、自分は速度命のストライピングモードに変換。ま、まだどういう使い方をするかを決めていないので取り急ぎ最高速を見てみたい、ということになりました。

マザーボードはいつものMA790X-UD4Pなのですがこちらに搭載されているチップセットはSB750とJMBのSATAチップが混載されています。最初はSB750側でテストをしたのですが、なぜか書き込み時にエラーが出まくり…。オフラインになってしまいました。あ、あれ?おかしいなぁ、と思いつつ問題の切り分けをすべくJMBのSATAチップ側に付け替えて再度テストをしました。

その結果がこちらでございます。

こちらがJMBのチップセットでテストしたものです

あれ?あんま速くないなぁ…。ちゃんと動いたのはいいんだけど、どうも速度が上がらない。カタログスペックでは230MB/sとなっていましたが、そこまで出るとは思ってないので、ある程度は納得いくのですが…。

SB750でテストしたときに書き込み中に勝手にオフラインになってしまう現象。なんというか、トラフィックが増えるとおかしくなる状況。もしかして?と思ってそれまで使っていたeSATAケーブルを交換してテストしてみることにしました。最初に使っていたのは2mある柔らかいものです。今までシングルドライブの裸族のお立ち台では問題なく稼働していたものですが、長く引き回していることに違いはなく、規格上もヤバい距離。なんせ本来のeSATAではなく内蔵のSATAを変換しているだけで、その変換ケーブルの距離もありますからトータルでは規格を倍以上オーバーしているわけです(SATAの規格は1m)。トリッキーな使い方をしていたわけですから、今までは「たまたま問題なかった」わけですね。

かといって今回のRHD4-UXEのためにわざわざeSATAのボードを買うのも勿体ない。なので、ケーブル長さを短くするために、付属してきたケーブル(1m)を使ってテストを再度やり直しすることに。

その結果がこれです。

をを、クララが立った!じゃなくて速度が上がった!

カタログスペックよりは落ちていますが、無事速度が上がりました。なんというか、もしかしたらJMB側のチップでもケーブルを純正のものにしたらもっと速度が上がるかもしれません。

今回の教訓として、やはり基本に立ち返ることが重要だ、と痛感した次第。なんせ規格なんか余裕があるから大丈夫っしょ?という感覚で今までやってきていますから(しかも問題は起きていなかった)、トラブルが起きたときにハードウェアの故障とか別の原因にしてしまいがち。あくまでもスタンドアロンな状態でチェックしないと泥沼にハマるよなぁ、と反省した次第です。

しかしながら、マザーボードにオンボードでついているeSATAコネクタならある程度信頼できますが、やはり内蔵SATAを引き回したものは若干信頼できないことが体験できました。次にマザーボードをリプレイスするときには、ここらへん注意して購入したいと思います。自分みたいにメインマシンにHDDをしこたまつなぐ人は、ポートマルチプライヤ対応のインターフェイスを搭載するべきなんでしょうね。意外に高いんだよなぁ…。

トラフィックが高くなるとてきめんにおかしくなるのがほとんどがケーブルのクオリティだったりするのは、昔のイーサネットケーブルを適当なものでやっていたときに体感していました。まだあまり普及していない時代で適当にアメリカの電話に使うちょっと太めの電話線使ってテストしたりしてw

これも10Mのときは問題なかったのですが、その後100Mイーサとかになると、クオリティの低いケーブルはことごとく使い物にならなくなりました。というわけで、重要なデータ転送に使うケーブルのクオリティは大切。


追記

この後、さらに突っ込んでテストしていたのですが、ファイルサイズが500MB程度でベンチマークをかけるとエラーを起こすことが判明。バーストちっくにデータを転送すると処理が追いつかないのかな。環境を移動してテストしてみないとなんとも言えない状態になってきました。

これをUSBで使うにはもったいない価格だしなぁ…

DELLの最新24インチモニタ激安!!

えーと、DELLのモニタがすさまじいお値段になっています。2ちゃんのハードウェア板では昨日の朝から祭状態になっておりました。自分も見て、一瞬目をゴシゴシしちゃったほど。まずは騙されたと思って以下のリンクをクリックしてくださいな。

U2410がこの価格なんてしばらくないと思うんだな…

このモニタ、IPSパネルなのはもちろん、DVIも2系統、HDMIもディスプレイポートもついているというハイエンドモニタ。もちろん解像度も手抜きなく1920×1200。そしてこのお値段なのですから4枚くらいいっちゃいます?

もし、自分が今24インチモニタを欲しがっていたらゼッタイ借金してでも購入しました。ええ、10台くらい買って転売したいくらいですw

スピーカーも別売りでつけられますので、これに地デジチューナーつけてもいいですし、もちろんPCに使うにしても高性能。なんせ、AdobeRGBにも対応(96%)していてsRGBは当たり前。そして各一台ずつ調整されていますので、色に関してシビアな人にもお勧めできると思います。

また、輝点ドット抜けゼロ保証がついています。これ、画面上に1コでも輝点のドット抜けが発見された場合には、UltraSharp モニタの良品と交換という。 スゲーw

というわけで、TNの24インチが3万程度ですか?それなら、ちょっと奮発してこれ行っちゃいましょうよ、と背中を押したくなるほどの価格なのです。あ、送料が別途かかりますのでご注意。今から頼んでもギリギリ年内に来そうです。HD5XXXシリーズのEyefinityで3枚や6枚モニタする予定の方、ディスプレイポート付きのこれがいいんじゃないでしょーかっ。まだ6枚対応のカード売ってないかw

※DELLは価格表記すると怒られるのですみませぬ。

ツクモ蚤の市に行ってきた

朝からTwitterをやっていたときに、今日だけツクモで蚤の市をやる、という告知に気づきました。iPhoneを買いに秋葉原に行こうかなと思っていたので、ちょうどいいや、ということで朝早くから秋葉原に出かけました。あ、自分としては朝早いのですが普通の人にとっては普通の時間だと思いますw

朝早い秋葉原は人通りも少なく。寒いけど気持ちいい天気。

もう混雑しているかなぁ?と思ったのですが、到着したのが開店直後だったのでそれほどでもない。店内には激安価格のものがたくさん。1250Wの電源とか、60GBのSSDが1万円とか…。しかし使わないものを買っても仕方ないので、本日は小物とMini-ITXキューブケース電源付きで1,980円にしておきました。IONでAtom330、無線LAN付きが12,800円マザーボードには、かーなーりー後ろ髪を引かれたのですが、使い道がないのに買っても仕方ない。他にもHA07新品が1万円など、これから一式組むなら超特価で組めるのにぃ、と歯がゆい思いをしたのでした。ジャンクとしていて出ていたマンフロットのビデオ三脚が1万円(プレートなし)というのには10分ほど悩んだのですが、あきらめました。本来これだけで7万円程度する三脚(ヘッドだけで3万円する)なのでお買い得だったんですけど…。

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FTCがIntelを訴えた

IntelとFTC(Federal Trade Commission)っていつもケンカしているイメージですが、本日FTCはIntelを堂々と訴えました

堂々ってのもヘンですが、ここ10年の支配的地位を利用して消費者に不利益を与えた、ということで訴訟に発展したわけですね。ずいぶん昔からやっているような気もするなぁ、と思って昔の記事を見ると、93年にもやってるし98年にもやってる。もう15年以上に渡ってケンカしてるんですなあ。

今回はnVidiaにもヒヤリングしていたようでCPUのみならずグラフィックチップ、チップセットを含めた広大な範囲で訴える様子です。ここらへんはおいおい明らかになっていくと思われますが、まずはFTCの先手に対してIntelがどう出るんだろ?というところでしょうか。いつものごとくFTCの主張には誤りがある、という論戦を張るのでしょーね。

FTCの主張の中で興味深いのは、

  1. 競争相手のCPUチップの性能を妨げる方法でコンパイラとして知られている主要なソフトウェアを再設計したとされている
  2. CPUにおいて競合相手の採用を10年に渡りジャマするのに成功したので、次はGPUだ。GPUが発展するとCPUのウエイトが低下することもあるからだ。

と断言してるんですね。ここらへん具体的な内容に踏み込んできっちりリリース出すところがアメリカのお役所なんだな、と思いました。

この前IntelはAMDと巨額の和解をしたばかりですが、アメリカは消費者保護がめちゃうるさい国ってこともあって、FTCはFTCでメンツもあるしやることだけはやるわけだ。まぁ税金で運用されているので、その分は仕事しなきゃってこともあるんでしょう。

直近これでCPUがどーのこーのなる、ってことはないでしょうが、AMDファンとしては、これからAMDのシェアがちょっとでも増えるといいなー、くらいの感想なのです。

ML115 G5ラスト激安放出か!?

愛してやまなかった(相変わらずおおげさ)ML115 G5がNTT-X Storeで最後の?放出になっています。一台12,800円。二台まとめて購入すると、19,960円という破格のプライス。もうディスコンになっているはずなので、最後の在庫なんでしょうね。そろそろG6が出るというウワサもありますし、大人気だったML115 G5も静かに終わりの刻を迎えるようです。

とは言っても、CPUをPhenomに換装すれば(BEは買っちゃだめよ)今でも現役として使えるマシンですし、NASのベースにするには吊しのCPUでも十分(うるさいのでファンなどは交換した方がいいけど)。低価格サーバ戦争が一定の終焉を迎えているいま、これだけのスペックのPCをこの値段で買えることはもうないでしょう。



最後のML115 G5はNTT-X Storeで

どーしてもBDISOをネットワーク経由で見たい

DC-MCNP1ではBDISOをネットワーク経由で見るとガクブルしちゃうよん、と以前書いたのですが、これを解消したい。どうしてもネットワーク経由で見たいんだ!いちいちUSBでHDDを接続するのは面倒なんぢゃよ!

と暑苦しい想いが募ったので、NFS経由でチャレンジすることにしました。幸い、このBlogを運営しているサーバにはHDDはヤマと積まれていますし(うそ。1TBだけ)、ここにBDISOコピーしてから見られればいいじゃない?と思って早速テストしてみました。

まずは、自分のサーバにNFSをインストール。ここらへんは、たくさんネット上に情報がありますので適当に参照しながらやってみました。次にSambaで使っているディレクトリをRO(リードオンリー)でマウントするというわけです。別段WindowsからはSamba経由で読み書きそろばんできればいいわけで(そろばんはない)、NFSはあくまでも読み出す口として動けばいいわけです。

セットアップが終わって、取りあえずこの前購入した「するがモンキー」をコピーして見てみたら…。別に戦場ヶ原ひたぎでもなんでもよかったのですが、取りあえずリッピングしたばかりのこれをチェック。

キタ━(゚∀゚)━!!!!!

バッチリぢゃん!

ぜんぜんカクつかないし、普通に見られます。うれしい。Windows共有はオーバーヘッドが多いか、処理するところが多いのか、パケットサイズのせいなのか知りませんが、それに比べれば「ネットワークファイルシステム」でしかないNFSが軽いのは当たり前といえばそうなんでしょう。

ついでにEOS 5D MarkIIのビットレートがリッチなH.264ムービーもチェックしてみたところ、まったく問題なしっ。すむぅぅぅすねすっ!!

今後、ヘビィなファイルはNFS経由で見ることにします。ただ、これはあくまでも、自分のサーバ環境にNFSを入れたときにちゃんと動いたよ、ということなので、誰しも同じ環境ではないので保証の限りではありません。また、WindowsにNFSサーバ入れた場合にはどういうことになるのかはわかりません。お時間のある人は試して見るといいかも…。

※NFSの設定はDC-MCNP1単体ではできません。PCからDC-MCNP1にWebアクセスしてから設定することになります。

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