「PC関連」カテゴリーアーカイブ

Corsairのアンダー1万円水冷キット

水冷マシンって響きがいい。なんて思っていたので水冷のパーツをかき集めたことがありましたが、パイプの配管だのそれでなくてもゴチャるケースの中なのでスペースもないし面倒だな、と思ってパーツがそこらへんに転がっていたりして。一度DOSPARAで販売していた見切り品のコンプリートセットを購入したことがありましたが、安物だけにポンプが1週間で壊れた。ジャンク扱いなので、もちろんそのままゴミになりました。

そんなこともあり水冷にネガティブな気分でしたが、このCorsairのCWCH50なら簡単そうだし、そうそう壊れなさそう(希望だが)。

th50s2

面倒な設置もカンタンそうに思えます。120mmのファンにラジエターを共締めして、ポンプはヘッドブロックに内蔵されているので、CPUファンを駆動するための3pinコネクタから電源を取ればできあがり。10分もあれば設置できそうです。

しかも値段は9,980円と安価。メンテナンスフリーってことで水を補充できませんし、シンプルに水冷に特化したアイテムです。普通の水冷のように透明のパイプに蛍光色をつけた水を入れてMODにする、なんてことも当たり前ですができませぬ。水冷なんだけど、シンプルに目立たなく静かに冷やすのが目的なわけで、水冷だぜ、と誇示するような用途の真逆ですな。ただ、こういうキットなら水漏れの心配もないし、まさにメンテナンスせず放置しておけるのは安心です。

失敗してもあまり痛くない値段ですので、メインマシンに設置してみよーかと思います。詳細なスペックなどはこちら

AHCIと光学ドライブの問題

サブマシンである、Core2Quad Q6600マシン(ASUS P5EというX38チップセットの今では過去のマザーボードです)もたまにはかまってあげないと、と思いメモリを4GB追加して8GBに変更し、そのままWindows7RC x64をインストールしてみました。

もちろん、現状入っているOSをツブして復帰できないのは困りますのでHITACHIの1TB HDDを用意して、それにインストール。別段問題もなくドライバ類も別途用意せずともインストール完了し、あっけないくらい簡単に動き出しました。しばらくそのままいじってみて特に問題もないなぁ、と思ってBIOSをいじってみる。

OCで3.2GHzに変更して、ついでにIDEモードだったSATAを、AHCIに変更してみたところ…。あり?OS飛んじゃったかな?IDEモードに戻してもダメだ…。システムの入ったディスク入れろ、というメッセージが出ちゃいました。ということでAHCI化が失敗。もしかしてマザーボードのBIOSアップデートなりをしないとちゃんと動かないのかもしれないなぁ。ま、OSオンリーしか入ってなかったので、再度インストールしてみました。AHCIだとDVD-ROMからもブートアップしないという現象なので(なんせだんまりになってしまう)、これはもうIDEで使えという神の思し召しなのだ、という理解でOK?

どーもAHCIはすべての機器がAHCIに対応していないとダメっぽいのですが、使っているASUS BC-1205PTドライブ(これに限らず光学ドライブ全般)が対応していないので無理ですな。IDEのドライブ用意して、IDE側につなげるしかないか。SATAの光学ドライブってテクノロジー進化の狭間に入っちゃってるようで、こういうときににっちもさっちも行かないんですねぇ…。しかし、サブマシンにはもったいないから取り替えてみようかな。どうも新しいインターフェイスにはなじめない今日この頃。最新の機材ばっかり追っかけていれば理解しやすいんだろうけど。

もうちょっと時間作って追い込んでみるか…。Intelのドライバ探してみることにします。

しかし、Windows7はVistaよりシンプルでいいかも。メインマシンも変えようかなぁ…。

MOVIE COWBOY DC-MCNP1

新しいMOVIE COWBOYが出ました。4月に発表されたものもありましたが、仕様が中途半端だなぁ、と思っていたのですが、これは違います。ちゃんとAVCHDに対応している!ということでEOSで撮影した動画も再生できるじゃん、と欣喜雀躍しました。難しい言葉を使ってみたかっただけです。

dcmcnp1

あんまリモコンはかっこいくないw
あんまリモコンはかっこいくないw

今までのMOVIE COWBOYと同じように、HDDを内蔵できるのですがサイズが小さいために、2.5インチ対応ということになったようです。そのためあまり大容量のHDDを入れられませんが、自分はネットワーク越しにPCのファイルを再生するやり方なので、これは困らない。USB HDDつなげばいいしね。それとDDNSなどに対応していますが、外部に対して公開もしないし(HDDも入れないし)、ここらへんの機能強化はあまり意味がないなぁ。やはり正式にTSファイルに対応したのとAVCHDが再生できるのがキモでしょうか。

気になる価格は、19,900円ということでちょっとお安めかな。発売されたらさっそく買おうと思います。端子類が少ないのですが、HDMI一発で今の時代は十分だから、これも問題なし。心配なのは音声系をHDMI利用時にもデジタル出力できるかどうか、そしてデジタル出力する際にコアキシャルがないために、ちょっとアンプのセッティングを変更しないといけないところかな。ま、買えばなんとかなるでしょう。発売日は8/9になっているようです。ハンファの楽天ショップでは販売が始まっています。自分は店頭で購入しようか、と思っておりましたが面倒なので楽天で注文してしまいました。

オフィシャルサイトでは下取りキャンペーンやってますが、5千円しか値段下がらないので、自分は普通に買っちゃっていいやということにします。

詳細なスペックは以下に。

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BUFFALO BSCRA38U2を試す

USBカードリーダーをいくつ持ってるんだ?と思うことも多いのですが、土曜日に秋葉原に行ったついでに購入してしまいました。アイオーデータのUSBカードリーダーである、USB2-W33RWに満足していなかったわけではありませんが、古いカードリーダーを友人に譲るということもあり、新調してみました。

BSCRA38U2
BSCRA38U2

BUFFALOのカードリーダーはTurboUSB機能で速い!そうなので実際にどう違うのさ?と試して見たかったこともあります。というわけで、メインマシンに接続してアイオーデータのと比べることに。テスト環境は、Phenom 955BEを積んだメインマシンです。OSはVista64です。

テストに使ったメディアはコンパクトフラッシュカードでTranscendの32GBモデルです。そういつものやつですね。

アイオーデータ USB2-W33RW
アイオーデータ USB2-W33RW on Vista64

リードは26MB/s弱・書き込みは13MB/s程度とSATA接続時のデータである、各々47MB/s・17MB/sに比べるとかなり遅くなってますね。書き込みは2/3程度になっているかな。まぁ、でもUSB接続なんだからこんなものでしょう。

次に、BUFFALO BSCRA38U2をテストしてみましょ。まずはTurboUSBを使わない素の状態です。

BUFFALO BSCRA38U2 on Vista64
BUFFALO BSCRA38U2 on Vista64

なかなか?かな?読み込みはちょっと速くなっていますね。書き込みが若干遅く(1MB/s程度)なってますが、相性みたいなもんかな?まぁ、1割程度違うとなると差も体感できるレベルになりますが。

さて、次はTurboUSBをオンにしてみようっと。

ん?

あり?

工工エエエ(´Д`;)エエエ工工

Vista64にドライバが対応していない…。以前購入したポータブルHDDでは対応してたのに。このTurboUSBって各機器ごとにドライバ(というかユーティリティ)を入れないといけないので、USBカードリーダーには対応していないようです。困ったなぁ。

仕方ないのでML115 G1でテストします。サブサブマシンでVista32をインストールしてあるので、これなら大丈夫だろう。

というわけで、気を取り直して、まずはアイオーデータのUSB2-W33RWからですわ。

USB2-W33RW on Vista32
USB2-W33RW on Vista32

ん?32bitマシンの方が速いのか。読み込みが若干速くなりました。書き込みは少し遅くなったけど。なんかおもしろいなあ。ドライバのデキの問題かしら。

次に、BUFFALO BSCRA38U2をば。

BUFFALO BSCRA38U2 on Vista32 TurboUSBオフ
BUFFALO BSCRA38U2 on Vista32 TurboUSBオフ

をを、こっちも読み込み速くなりました。書き込みもアイオーデータ USB2-W33RWを凌ぐ数値が出ています。32bitの方が相性いいみたいですね。

では、肝心のTurboUSBをオンにして、と…。

を?ををををを?な、なんだこれは…

続きを知りたければ、わっふるわっふる(ry

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Valore ION 330

日本ではユニティから発売された、Valore ION 330。ケースも光学ドライブもついて、3万円弱というオトクな価格で発売されました。IONチップセットを搭載して、Atom330を搭載しているので、以前紹介したものよりもコストパフォーマンスが高いですね。元はASRockのION 330のようです。こちらも光学ドライブとメモリ、HDD付きで完成品として販売されてます。日本ではユーザがハイエンド指向なので、スタンダードな状態で販売するよりも、別途購入してもらうということでメモリとかHDDは別売りになったのでしょう。SSD入れて静音化したいとかサーバで使うから4GB欲しいユーザにはムダがなくていいですね。

こちらはASRockバージョン。ロゴが違います
こちらはASRockバージョン。ロゴが違います

すでに秋葉原で販売されていますが、ACアダプタもついて、この値段なら買いかもしれません。なんせION搭載マザーボードが高価なご時世ですから、ケースも光学ドライブもこれからそろえる、デスクトップ、あるいはスモールサーバとして使うというのならコレを選ぶべき、と言っても過言ではないでしょう。もっともシンプルなサーバだと光学ドライブをほとんど使いませんので、それもいらんわ、ということもあるでしょうが。

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コンパクトフラッシュベンチマークリターンズ

さて、前回GREENHOUSEのGH-CF32GDをディスりまくってから早半年以上経過しました。このBlogでも人気のページになっていますが、果たしてGH-CF32GDはホントにダメなコンパクトフラッシュなのか?ということで再度検証することにしました。

とはいっても、同じカードを検証しても意味がありませぬ。価格COMの情報に依ると、サポートに問い合わせればチェックして交換してくれるということでしたので、まだ桜の咲く頃に送り返していたのです。戻ってきたコンパクトフラッシュは、しばらく普通に使っていたのですが、ちょっと違うかな?と思いまして、ベンチマークをやり直しました。さっそくご報告することにしましょう。

注意点として、前回はML115G5でベンチマークしましたが、今回はマシンをリプレイスしたことにともない、MA790X-UD4PにPhenom955BEでのテストとなります。もっともSATA-CF変換カードは前回と同じくAREA(エアリア)のものですから、SATAチップの違いは多少出るでしょうが、そこでボトルネックになるのではなく、変換カードにかなりのウエイトがあると思われます。差違は出るでしょうが、それほど劇的な差違はないだろう、ということと、以前の環境を作るのがメンドイ(この理由が99.5%以上)ため、この新マシンでテストしました。GH-CF32GD単一テストだと差違が出た場合には、カードによるものか、チップセットによるものか判別できないので、Transcendも同様にテストして、チップセットの差違を見てみることは必要です。

比較数値は、50MBをシーケンシャルでリード・ライトするところで見ています。ここらへんがデジカメで一番キモになる部分でしょうから。

というわけで、まずはTranscendの32GBテストから。

ML115G5でのTranscend32GB
ML115G5でのテスト
MA790Xでのテスト
MA790Xでのテスト

これを見るとわかるように、多少の誤差は出ていますが、ほぼ同等とみなしてよいでしょう。リードに関しては、MA790Xは少し落ちています。ただ、1MB/s程度ですので3%程度の違いでしょうか。ライトに関してはほぼ変わりません。

次は、GH-CF32GDでのテスト結果を。

ML115G5でのテスト
ML115G5での交換前GH-CF32GDのテスト

さて、どうなることやら… 続きを読む コンパクトフラッシュベンチマークリターンズ