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Ulead Video Studio 12 Plus → VEGAS MOVIE STUDIO 9

先週ヒマをしていたら、芸能プロダクションに勤めている知り合いから、電話がかかってきた。そこに所属するタレントのオーディション用の映像と写真を撮ってちょ、ということだった。まぁ、ヒマだし練習がてらにいいか、と思って晩飯につられて気軽に受けたんだけど、使ったビデオカメラがクセモノだった。

用意したカメラはPanasonicのHDC-SD1。AVCHDフォーマットで録画するハイビジョンカメラである。別段ビデオカメラは以前仕事で扱っていたのだが、このカメラは細かな設定などなくポンと簡単に撮れるカメラである。しかしながら本来ハイビジョンで撮る必要もないのだが、設定にSD解像度などはまったくなくハイビジョンで撮るしかないカメラだった。DVフォーマットじゃ無理なのかぁ、と思っていたしかたなくAVCHDで撮るのだが、これがドツボの始まり。

ざっと調べたところ、AVCHDはきちんと対応しているプロシューマ向けのソフトが少なく、WindowsでマトモにやろうとするとSONYのVAIOを買いましょう、ってな結論らすぃ。最近チェックしてなかったジャンルなのでいまいちよくわからん。コンバートしてから編集すればいいのだが面倒だなぁと思ってソフトを探すことにした。Premiereが対応していてくれればいいのになぁ…と思いつつ。Premiere CS3持ってるのにPremiere Elements買うのもシャクだし。

そこでまずは無料体験版で、このソフト、サイバーリンクのPower Director7を使ってみた。

まぁ、安いソフトの割に非常に動作が軽いし、使いやすい。AVCHDの再生は本来荷が重いのだが、レスポンスよくキビキビと動いてくれる。オーバーレイした映像の大きさを手で修正しなけりゃならないのが面倒だなーと思ってはいたが、レンダリングも軽いし、今回の仕事にはピッタリだ。ダウンロード販売で12,000円出しちゃえ、と思ったのだが、調べてみると優待版が9,000円程度で買える。

なのでダウンロードで購入するのはやめてヨドバシカメラで買うことにした。

そしてヨドバシに行ったら、UleadのVideo Studio 12があった。つい使ったこともないのに、あ、こっちの方がいいや、と思って買ってきた(笑)。完全ココで死亡フラグが立ったような気がする。

しかも価格は15,000円。高いのにこっちを選んだ理由はブルーレイにも焼けるってことだ。いや焼きもしないんだが。いやいや、そんなことじゃなくてお金にならない仕事でソフトを新調する意味がわかんないだろ、オレ。

そして家に帰ってさっそく使ってみたのだが、泣きたくなった。非常に重い。AVCHDのクリップをトリミングしようとして再生するとワンテンポ待ってからガクガクと再生される。絵面で選ぶならフレーム送りをすればいいのでそれほど困らないのだが、今回は音声で切り出し箇所を決定するので音声と映像がシンクロしないプレビューを見せられてもイン・アウトをキッチリ設定できない。しかもしゃべってる人たちがシロウトさんに毛が生えた人も多いので、どうぞ、と言い終わらないうちにしゃべりだすのであまりルーズにイン点を設定できないのだ。

仕方なくプロキシーファイルを作ってからクリップのトリミングやるんだけど、それでも動作が重い。Core i7で動かせばいいのかもしれないが、そんなもんは手元にないのだ(笑)。

というわけで重たい動作をガマンしながら使うことになってしまった。もうとりあえず終わらせたいのでコレをガマンして使うが、ほんとに動作が重いので体験版をダウンロードしてから使うことを強くオススメする。

いいところは…今のところオーバーレイトラックを画面の大きさにフィットさせることができることくらいかな(苦笑)。

そういえば、ヨドバシカメラにはフックアップ(ソニー)から出ているVEGAS MOVIE STUDIO 9もあった。これもAVCHDに対応しているのだが、ソニーのAVCHDだけだと困るなぁ、と思って見送ってしまったのだった。

んで今ダウンロードして試してみたら、PanasonicのAVCHDでも全然問題なく読み込めた。スゴく軽くて使いやすい(爆笑)。というわけでamazonで買っちゃいました。はっきり言って今まで紹介した2製品と志が違います。なんというかPremiereやFinal Cut使っていた自分にはとっても使いやすい。単にクリップ並べて編集するだけなら上の製品でもいいけど、トリムなどが段違いにやりやすいのと、スクラブも、ちょっと違和感ありつつもちゃんとできる。個人的にはA-Bロールモードなどに出来るといいんだけど、まぁすでに廃れているモードなのでどうでもいいっちゃいい。こんなんが14,000円以下で買えるのかぁ。Video Studio 12より安いよなぁ。シクシク。やっぱりちゃんと比較して買わないとダメだなぁ。Video Studioはオークションで売り飛ばすことにしました…。

エフェクトやトランジションの種類なんか100や200あっても仕方ないので、当たり前ですが足腰のしっかりしたちゃんとしたソフトを買うべき、と反省した一日でした。

ML115 G5 ブートドライブを忘れる

裸族のお立ち台をつけてから?なのか不明ですが、USBドライブを三つつけたウチのML115G5はブートドライブを忘れるようになってしまいました(苦笑)。BIOSで設定してから再起動ならば問題ないのですが電源を落としてからだとブートドライブがどうしてもUSBにしたいようで、内蔵ドライブから立ち上がりません。いちいちBIOSの設定をし直さないといけない、ということで面倒なマシンになってしまいました。VistaのWindows Updateかけてからこの症状が出てきたような気がしないでもない…。

時間のあるときに検証しようと思うのですが、とりあえず内蔵ドライブに切り替えれば普通に立ち上がるので、なかなか億劫になっていたりして。CMOSを保持するバッテリー上がりかなぁ?とも思ったのですが、それにしちゃ時間や日付は忘れないという不思議な状態になってしまっています。

USBにUSBメモリを挿入したときにそちらを優先する…なんて作り方になっているのかな?どうも情報がまだ少ないので、もう少し時間をかけて調べてみます。HPに問い合わせしてみるのが一番早いかな。

Microsoft Explorer Mouse(5AA-00018)

購入してから一週間。毎日使っていますが、ちょっと気になる点が出てきました。あくまでも個々人で差異があるので、全然気にならないという人もいるでしょうけど。

この赤い○で囲った部分に自分の指の腹が引きずり込まれる感触なんです。んで、多少鋭角な部分なのでだんだんこすれて痛くなってくるという。自分の指が特殊なの?と思ってしまうくらいです(笑)。他のマウスだともっと隙間が少ない・多い、あるいは指を受ける部分がえぐれていることが多かったので、このマウスだけそう感じてしまうんですよね。ホイールに対してそれほど力を入れているつもりはないのですが。

最近は慣れてきたので、指が引きずり込まれないように持つように自然になってきましたのであまり気にならなくはなってきたのですが。道具に自分を合わせるってのは旧日本軍みたいで、なんだかなーとは思うのですが買ったばっかりで削ったりはしたくないので仕方ないという。

これからお買い求めになる予定の方は、さわれるところでいろいろと試した方がいいかもしれません。自分の普段の持ち方で問題なければ、レジへゴーしちゃっていいと思うほど性能はいいですから。

Shuttle X27D

キタコレ!

D945GCLF2よりも遙かに?魅力的なベアボーンキット、Shuttle X27Dがデビューしました。前モデルのX27は見ないようにしてスルーし、絶対デュアルコアがスグ出るはずだ!と勝手に決めつけていましたが、やっぱり出たかという感じです。そりゃシングルコアじゃいまさら市場で受け入れられないよな、と思って載せ替えたわけでしょうね。D945GCLF2以降、他社からデュアルコアAtomマザーが出てこない。Intelが絞っているのかなーと思ってしまうほど。まぁ、最近になってからやっとMSIはデモってましたし11月下旬には発売、なんていう話も出てきました。GIGABYTEはGA-GC330Dを見せるのはいいけど、まだ出てこない。そんな中、いよいよ「オレワールド的」にナンバーワンと思われるモノが出てきました。

T-ZONEで22,372円。最安みたいです。うぽー。欲すぃ。

価格は23,800円でインフォメーションされていますね(Akiba PC Hotline)。意外に安い。ボードが1万前後、ケースが1.4万程度という内訳になるのでしょうが、ベアボーンですから後はメモリとHDDなどを用意するだけ。D945GCLF2に比べてボードが劣っているところがあるとすればPCIバスがないこと。ですのでネットワークストレージとしてバリバリ拡張したいなー、なんてときには向いてません。それとHDDは2.5インチ、光学ドライブはスリムタイプオンリーってところが多少デメリットかな、と。

しかしながら、アドバンテージとしてDVI端子があるのがデカイ。世の中DVIでしょー、というのが個人的に勝手に思っていることなので、このインターフェイスが用意されているのはとってもうれしいですな。使い道としては常時起動してサーバにするとか、自動トレーディングシステムとして使うとか、小規模なネットワークストレージとして使う(根性入れて3.5インチ入れたいところですが)なんてのが向いているかと。USB経由でHDDわんさかつなげてもネットワークストレージなら許せるしね。

もちろんスモールオフィスでファイルサーバなんて使い方してもいいかもしれません。Marvellのギガビットチップ積んだネットワークI/Fなのでかなりの負荷でもいけるかな、なんて気もします。

んで買うしかない!と思ったのですがAMDのCPUで組んだマシンが余っている(ウチで余ってるNC62K-LFと完全被るキャラです)状況なので、ナウで買うべきか?というとちょっと買えないのが正直な財布の事情です(泣)。店頭で見ないようにしてなんとかスルーしないと明日からパスタしか食べられない生活になるので、なんとかガマンしないと…。ボードだけ売ってくれないかなー。

しかし「初めてのAtom♪」な人にはいい選択ですよね。完全な自作じゃないから自作初めてです、なんて人にもピッタリかもしれません。

個人的には星4つかな。

特価情報

PC DEPOTでSHUTTLE X27Dが¥19,550円で販売中。最安かな。
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センチュリー ネットワークHub名人 CNUH4P

ML115G5をメインマシンにしてから困ったことがひとつ。USBのポートがトータルで6つしかないので足りなく感じます(中に別途二つありますけど)。前面のポートはメモリリーダーなどをつなげるためにオープンにしておいて、後ろのポートをマウス・キーボード・HDDなどをつなげるのですが、すでに足りない状態です。USB機器ってほんと増えたのでこういうこともよく起こるんじゃないかと思います。もっとも足りなくなった主原因は裸族のお立ち台のeSATAモデルを購入するつもりが、間違えてUSBモデルを買ってしまったことなのですが。

というわけでUSB増やそうかなーと思っていたのですが、ふと目に付いたのがこの製品。センチュリーから出ている、すさまじくベタなネーミングの「ネットワークHub名人」です。しかし、センチュリーのネーミングセンスってホントにオヤジギャグというか、ダジャレが好きだよなぁ。小林製薬みたいだ。小林製薬のほうが多少洗練されていると思うのは私だけでしょうか?

さて、名前はベタですが、これUSBのプリンターやスキャナを使っている人で複数のPCを使っている場合、あるいはスモールオフィスなどには結構便利かもしれないと思いました。特に便利なのが無線LANで通常は使うノートパソコンなどで印刷するときに、いちいちプリンタなどをUSBケーブルで接続しなくて済むところ。ノートパソコンをプリンタの近くまで持っていって印刷するのって結構面倒だったりするので、それがなくなるだけでも便利かもしれないと思います。それにガチャコンガチャコンとそれなりに騒音があるプリンタを離しておけるのもいいかもしれないです。

また、動画や静止画などを入れておくUSB HDDを複数のPCから共用できるのも便利かも。自分はメインPCにつなげて、それをファイル共有して使っていますが、これだとメインのPCの電源を常に投入しておかないとならない。少なくとも100W以上消費するものを入れっぱなしにしておかなくても、これにHDDをつなげておけば、10Wもつかわないでしょうしね。LAN経由なので転送速度は落ちるものの、頻繁に書かない動画サーバ代わりに使うにはエコ的にもいいかもしれない、なんて思いました。

しかし、買うのはできなかったのでした。なぜかというと仮想的にPCからUSBデバイスを見せるドライバが、64bitOSに対応していないから。64bitOSは署名入りのドライバが必要なせいか、作れるくせに作ってくれないところが多いんだよなぁ。残念ながらメインのPCであるML115G5には64bitVistaを入れてしまったので、購入するのはあきらめてしまいました。センチュリーが作ってくれたらすぐにでも購入するのですが…。残念。というわけで、USBを拡張するボードを購入することにしました。しかし、PCIバスはサウンドカードで使ってしまっているので、PCIexのボードを買わないといけないというジレンマが。ML115G1の方がこの点はよかったですね。裸族のお立ち台を買い直す方がよっぽど安いような気がしてきたぞ。

Microsoft Explorer Mouse

マイクロソフトの新しいマウス、BlueTrackテクノロジー搭載マウスをさっそく買ってみました。スペックなどはあまりチェックせず衝動買いしてしまったのですが、届いてから「充電するんだ。へー」とか思ったのは内緒です。

マウス本体、USB受信部、充電用クレードル、そしてACアダプターの4つの部品で構成されています。あとはニッケル水素電池が入っているのです。このクレードルを見るとわかるように、すごく小さい。今までロジテックの充電式マウスなんぞを使っていましたが、あれは大げさなスタンドになっていて、つい充電するのを忘れてしまうのですが、このくらい小さいとチョコっと乗せておくことができるので充電を忘れずにすみそうです。それと、注目すべきはUSBの受信部。今までも小さいのはありましたが、モバイル用のマウスにしかなかったので、ちょっとこれはうれしい。これまでのワイヤレスのモデルだとエラくごっつかったですからねぇ。

んで、実際に青色LEDなのかな?と思って覗き込んだら、こんな感じ。

すごく…青いです。

まぶしーというかマウス的には「オイラの反射する面が見えないよ!もっと明るくしないとダメなの?」ってな感じでしょうか。周りもブルーに輝いていますが、どんなタイミングで光るのかいまいちわからんなぁ…。どれどれ。

スタンバイモードから復帰すると、光るようです(笑)。

スタンバイモードにする方法は放置しておけばいいんでしょうが、そんなに待てないので底面にあるUSBアダプタを嵌めるところにスイッチがあるので、それを押すと電源切れました。そして、元に戻すとブルーに光る、と。

普段はこんな状態です。

復帰するときにはこんな怪しげでムーディーなおマウスさまに。

高いマウスなだけあって、ギミック感も満載ってことですね。

しかし肝心の使い勝手は聞かれても困るというか、以前使っていたマウスがNatural Mouseなので普通のマウスのカタチになっているので違和感を感じないわけじゃないのですが、会社や自宅でも複数種類のマウスを同時に使うので、あまり気にならないというか。自分の癖としてはマウスをつかむというよりは、ふわっとかぶせるように握り、掌底を軸に動かす感じなので普通に使えます。スイッチのストローク類も可もなく不可もなく。ただ新しいせいか、スイッチが固く感じるので女性などの場合には、デカイ、カタイと思って使いにくいかもしれません。自分はゴツいので問題ありませんが。

センターホイールは軽くてとても使いやすい部類かと。ネバっとした回転感触はまったくないのですが、ずっと回ってしまいそうなほど不安な軽さもありません。全般的に手の大きい人にはオススメでしょう。また、一番ウリにしているどんなところでも認識して動くぜ!という看板には偽りがなさそう。変な模様のパジャマの上でもちゃんと動きました(苦笑)。

個人的に一番問題だと思うのはネーミングが安直なこと。いつまでExplorerって使うんだい!型番ないのはいいけどさ。Explorerだらけで混乱するわ。インテリブルーとかなんかそれっぽい名前にしてくれればよかったのに。

もうちょっと使い込んだらまたレビューします。