さて、Endeavorの第二弾だ。
まずは、これを見て欲しい。
オレのステキなCore i7マシンはビョーキを抱えていました。スリープできないという悲しい病気。スリープをかますと一応してみたつもり…なのだが、ウェイクアップさせるとBIOSからロードし始めるという状態。そしてWindows 7を起動というプロセスに入ってしまう。もちろん「前回ちゃんとシャットダウンできてなかったんだからねっ!」と怒られる始末。
しかもChkdskが走るときもあって、「う、OS飛んじゃったの?バカなのしぬの?」と焦るシーンを深夜に繰り広げて手に汗握るブートを味わう羽目にもなってしまった。SABERTOOTH X58の問題なのか、SATA3.0ポートに起動ディスクをつなげているせいか、それともグラボのせいかわからぬ事態。Marvell 9128のせいかもしれぬ、と疑心暗鬼にもなるわSATA2.0につなげているときはどうだったっけ?なんてもう覚えちゃいない。
しばらく計画停電がないから、問題先送りしてずっと電源いれっぱなしにして使うという昨今の情勢には、誠に遺憾なことをしてしまっていたのだが、今日は性根を据えてこの問題に立ち向かうのだった。
前置きなげぇ
色々調べたところどうやらWindows 7 SP1で治しきれなかった問題?なのかSP1あてちゃうと起きた問題なのかはよくわかりませぬが、取りあえずスリープに失敗するという人は試してみる価値があるかも。かもかも。
Windows 7にかわいくパッチを当てればいい、のですがやや面倒。
まずは、このマイクロソフトのサイトに行ってみて欲しい。
すばらしく機械翻訳で意味わからないページなのですがガマンしる。このページで見るべきなのは上部にある「この技術情報に対応する修正プログラムのダウンロードのリスト」だけなのさ。ここをポチっとな!とクリックすると、次にOSを選べという画面になり、ここで自分のOSの環境を選ぶワケ。普通はx86とかx64でしょうが、中にはia64の人がいるかもしれない。いたらマシンを見せて欲しいくらい。
そして自分のメールアドレスとCAPTCHAを悩みながら入力すればOKです。ちょっと待つとマイクロソフトからメールが送られてきて、その中に記述してあるダウンロードURLをば、かちっとクリックするとダウンロードが始まります。もし始まらないときはブラウザにアドレスを貼り付ければおk。
ダウンロードしたファイルはパスワードで守られているので、先ほどもらったメールに書いてあるパスワードをコピペしてあげれば、解凍できるはず。中身は「Windows6.1-KB2495523-x64.msu」みたいなものになっているのでそれをダブルクリックしてあげれ。インストールが終了したら再起動を忘れるなっ。
というわけで、再起動したらスリープできるかをチェック。うちの場合には見事にスリープ後、ちゃんと起動…というか復帰しました。これで明日から女子にもモテモテになれるはず。きっと魚もたくさん釣れるようになるに違いない。BIOSから読み始めたらどーしよう?と思っていたのだがあっさりレジュームしてなにより。これで使わないときはスリープさせるいい子になれそうだ。水冷マシンの場合にはポンプの寿命とか色々と気になる点もあったので、これで一安心。
※あくまでもワタクシめの環境での事例なので、これでも治らない場合もあるかと思われます。念のため。
さて、ケースをどうするかっちゅー話になるのですが、自分はすでにツクモで安売りされていたArmor+ MX LCS VH800LBWSというケースを持っていました。2年ほど前から販売されているものです。インプレス akiba PC Hotlineでの初出を見ると2009年8月ですね。BigWater770という水冷キットが付属しているのですが、この水冷キットだけで2万円くらいします。しかし、ケース含め2万ちょっとで買ったような。LGA1156が出た頃に買ったので1年以上寝かしていたという熟成済み(をい)。買ったとき安かったので、LGA1156用の部品ついてないんだろうな、と思っていて今回LGA1366でシステム組んだのですが、よく見ると対応してんじゃん…。外箱にも、ステッカー貼ってあるし。買ってきてほっといたので気づいてなかったっすよ。これならSandy Bridgeにしてもよかったんじゃない、と後悔したりして。
今回組み立てるのは以下の順番でございます。
とまあ、こんな手順で行っていたのですが空冷マシンなら1時間もかからないところを3時間程度かかってしまいました(テストは除く)。しかもポンプの音が非常にでかいので、ちょっとがっくし。空冷よりうるさいじゃん。と萎えておりましたところ、12時間程度経過したら静かになりました。アタリがつくまでちょっとうるさいのかも。慣らし運転も必要ってことですね。
次の問題はこの子。
でっけーなあ、と思っていたのですが案の定こんな状態に。
いや、これ電源部が上に出てないで横に出るタイプだったらシャドウベイが使い物になりませんでした。なんとか入るけど、かなり慎重にしないといけなくなったわけです。今回は6970だったからよかったものの、6990だったら(もっとでかい。買えないけどさ)、シャドウベイをあきらめないといけないところでした。ミドルタワーだからこんなものかとあきらめるしかありません。
こんな感じでなんとか組み立てを終わったのですが一筋縄では行かない問題がまだ残っているのでした。しくしく。続く。
2013/1/17 追記
水冷パーツ一式を取り外しました。理由としてはポンプより異音が発生し始めており、もう寿命だと判断したことです。自分の使い方としては電源を切らずに基本は入れたままですので、その使い方だと2年程度でダメになるってことですね。もちろん空冷でもファンはこの程度で寿命を迎えるわけですが…。
ポンプのみ交換すればよかったのでしょうが、こういった一体型の場合にはポンプだけって交換しづらい(売っていない・売っていても高価)ので空冷に戻しました。
まず今回の記事を書くにあたって、東北地方太平洋沖地震について触れずにいることはできないので書きます。お亡くなりになられた方、今現在被災地で避難されている方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。そして被災者を救おうと努力されている公的機関のみなさまに対して本当にお疲れさま、ありがとうという感謝の気持ちしかありません。アメリカ人は2001年9月11日に自分が何をしていたかを鮮明に思い出せる、と言いますが、今生きている日本人すべてが2011年3月11日を忘れることはないだろうと思います。
さて、自粛ムードが変な方向に漂い始めるのが日本人の悪いところなので、私としては日本経済の凋落を防ぐという名目でPCを新調することにしました。まぁ、以前より買いたいと思っていましたし、閉塞した気分をなんとかしたいというのもありました。
今回は珍しくIntelで揃えてみました。
ケースは手持ちのものがありましたので、それを使うとしてCPUとメモリ以外は超廉価モデルで揃えちゃえ、といういささか踏ん切りの悪い構成でもありますw
さて、ひさびさのIntel系PCの組み立てはどうなることやら。他のパーツ含め組み立てに関してはまた次の記事に。
AmazonでKiss X2のレンズキットが47,800円。サブ機に欲しいくらい。ボディのみで3.5万円とかだったらなあ。
Power Shot S90もだいぶ値下がりしましたね。
Canon デジタルカメラ Power Shot S90 PSS90 ¥ 33,570
D5000のダブルズームキットもボディ+1万円程度のお値段…。
Nikon D5000 ダブルズームキット ¥ 68,480
ネットブックとはいえ、新品がこの値段か。安くなったもんだな。
愛してやまなかった(相変わらずおおげさ)ML115 G5がNTT-X Storeで最後の?放出になっています。一台12,800円。二台まとめて購入すると、19,960円という破格のプライス。もうディスコンになっているはずなので、最後の在庫なんでしょうね。そろそろG6が出るというウワサもありますし、大人気だったML115 G5も静かに終わりの刻を迎えるようです。
とは言っても、CPUをPhenomに換装すれば(BEは買っちゃだめよ)今でも現役として使えるマシンですし、NASのベースにするには吊しのCPUでも十分(うるさいのでファンなどは交換した方がいいけど)。低価格サーバ戦争が一定の終焉を迎えているいま、これだけのスペックのPCをこの値段で買えることはもうないでしょう。