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NC62K-LFを組んでみた 3

振り返ってみると前回NC62K-LFをいぢったのは8月の8日。なんと1カ月半以上放り出してML115G5にかまけていたわけだ。ホントに使わないなら買うなんてことしなきゃいいのに。もっとやれ。

いや、さすがにもったいないので今日は時間かけていじくってみました。ちゃんとケースに入れましたよ。

ほら。

え?

NC62K-LFはMini-ITXじゃなかったかって?

そうです。立派なちっこいMini-ITXですよ。しかし、余っているケースで手頃なのがコレしかなかったんです。んで作業もしやすいだろうとチャッチャと組んでみたと。中身はこんな感じです。

すんごいスカスカ。

ちょっと笑える絵です。もっともHDDはこのケースに収まっていたものなので、ふるさとに里帰りしたようなもんです。だからよし。いやよくないだろ。それと光学ドライブもこのケースにくっついていたものを使いました。そしたら、なぜかアクチに引っかからない。きっとOSも元のケースだってことで勘違いしたんでしょう。そんなことはない。

しかし、ケーブル類があまりまくってますね。このボードにふさわしくない650Wの電源のケーブルがのたくっています。AntecのP-180をMini-ITXに贅沢に使ってみました。

さて、自己満足はホドホドにして、いそいそと起動してXPに入れ替えるかな、って思ったのですがしばらくいじくっているうちに、やっぱりVistaでいいやってことにしました。もちろんメモリは今後代える予定です。ツクモでデモっているNC62K-LFが4GBのメモリを積んでいたので、それ入れてやることにします。デモマシンを明日にでも再度チェックして同じメーカのメモリにすればなんとかなるでしょう。

しかし、今回いじっていて困ったことが。こいつには、5000+BEを積んでいるので、BIOSで倍率を上げてオーバークロック設定してやると、ブートアップ時には反映されるんですが、実際にVistaが起動してみるともとのまま。省電力設定系が悪さしてんのかな?と思って省電力設定をパフォーマンスモードにしたけど変わらない。BIOSでACPIとか切らないといけないのかしら。追求する気力もないのでやめちゃいました。なんせ何するんでもスワップの嵐で、作業する気が起きないんですもん。Aero切らないと使い物にならんか、やっぱり。

なんせ起動した段階でスワップ始まってますしね。常駐モノをことごとくアンインストールしたのですが、全然効果なし。試しにPrime95や3DMark06を走らせようと思って起動したのですが、途中で止めました。やる意味ないくらい遅いからです。しかし、Vistaで1GB仕様で売ってるパソコン買った人って、知らないと「パソコンって意外に遅いのね」とか思っているんじゃないか?と心配になります。メーカーさん、最低2GBにしてあげましょうよ。なんかWindowsXPを256MBで使うより遅い気がした。しかし、このマザーボード、LFBを持ってないってのもありますが、3D?なにそれ?おいしいの?みたいなマザーボードのような気が…。そうそうにルータかサーバになりそうな運命を抱えているような気がします(苦笑)。

というわけで、もう今日は寝て明日か明後日に秋葉原行くことにしました。早起きできれば明日というか今日、かな。

ML115G5の音その後

夜中になぜかお巡りさんに逮捕される夢を見て目が覚めてしまいました。最近悪いことしてないんだけどなぁ。いや最近じゃなくてもしておりませんが。

というわけで家捜しをしたら、BOSEのMM-1が出てきました。その他JBLのCreatureだのRolandのMA-10D(未使用だった)だのザクザク出てきて…。どんだけアクティブスピーカーあんだよ>オレ

ちなみにBOSEのMM-1はこんなスピーカーです。一番最初に出たBOSEのPC向けスピーカーです。6W×2とパワーは少ないのですが、二系統のアナログ入力をミックスできるというPCたくさん持っている人には便利なスピーカー(笑)。

Creatureとかは動かすの面倒なので、BOSEのMM-1をPRODIGYにつないでみると。両方ともRCAコネクタオンリーですから、PC周りの接続には珍しい。

んでもって別のマシンに入っていた適当なapeファイルを再生してみました。cueシートに名前がついていない(面倒だからつけてなかった)のを気にせずfoobar2000にドラッグアンドドロップして再生すると、いきなり絶対可憐チルドレンのテーマ曲、可憐Girl’sが歌うOver The Futureが…。orz.

Over The Future(初回限定盤 DVD付)

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彼女たちももっと練習して上手になって欲しいです

お父さん気分で見守ってます

なんというか逮捕された夢を見た今の気分にマッチしないので、別の「射手座午後九時☆Don’t be late」を(同じようなもんか)。

ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late

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ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don’t be late

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わたしのうたをきけぇぇぇぇ!!

はい、聴いてます

いや、スピーカーの低音がドカンドカン出るのはBOSEの特徴だからしておいておくとして、このPRODIGY HDはかなり音いいっす。ビックリした。MM-1ももちろんBOSEにしては高解像度で音がいい方なのですがなんというか雑な音がないきめ細かな音を再生してくれます。オンボードサウンドと比べちゃダメだけど、しばらく色々な音源探して聴いてしまいました。と、いうわけで予算に余裕がある人はPRODIGYオススメです。ML115G5にはもったいないかも(なんせ本体と同じような値段ですから)。


ちなみに自分はツクモで14,800円で手に入れました。会員価格ってことで店頭では1,000円引きだったとです。

ML115 G5にサウンドカードと光学ドライブを入れた

我が家のML115G5もそろそろメインマシンの座を虎視眈々と狙っているようです。というのも、自分がメインで使っているマシンよりなんかキビキビ動く感じがするんですよね。もちろん、常駐アプリやらフラグメントだらけのシステムドライブなどの問題もありましょうが、メモリアクセスの素早さのせいか、どうもPhenomマシンの方が速く感じるのです。なのでしばらくML115G5をメインマシンにしよーかな、と思って環境整備をしました。

メモリは前回Gavotteをインストールしたときに8GBにしたので、そのままにしてWindows Vista X64をインストールしました。やっぱりもう広いメモリ空間を使いたい、と思うわけですよ。昔8MBメモリを積んだMacで作業していたことからすると1000倍の容量アップ。しかしできあがる仕事の質はあまり変わってないのがふしぎ。

世間話はおいといて、光学ドライブはPioneerのマルチドライブを選びました。マルチでも4,000円切っているのですね。ホントはIDEインターフェイスのドライブなら同じようなものが二つほど転がっているのですが、ML115G5はSATAしかないので使えません。なので改めて買ってきました。しかし買ってから気づいたのですが、DVD-RAMを書き込めません。う、どうしよう?と思ったのですが考えてみれば、今までの一生でDVD-RAMなんざ書いたことはなかったのでした。問題ないじゃん。


買ったドライブはPioneerのDVR-216Dです。

サウンドカードはAUDIOTRAKのPRODIGY HD2 ADVANCEを選びました。最初はSound Blasterにしようかと思ったのですが、ゲームもあまりやらないので音質のよさげなモノを選びました。手持ちに同じチップを積んだ玄人指向のサウンドカードがあるのですがML115G5では認識しない、というか起動しないので致し方ありません。PRODIGY HD2はML115でも認識されていたので、ML115G5でも大丈夫でしょう。

売り文句を見るとコンデンサに固体コンデンサを採用
オペアンプもすごくいいよ!とのこと(なんていい加減)

ヘッドホン用のアンプが内蔵されているところはちょっといいかも。ステキなゲームやるときに家族に音を聴かれたくないときにもバッチリ(笑)。自分はヘッドホンを家では使わないので、あまり意味はないのですが、まぁそのうち音質を聞いてみたいと思います。サウンドカード自体のデザインは金色のブラケットにホワイトの基板、となんだかオシャレ。オシャレな音を期待したいと思います。

さて、インストールはそれほど難しくありません。単純にPCIバスに挿すだけです。挿す前にコンセント抜いておいてくださいね。自分は抜かずにやっていたら、ブラケットでショートさせて急に起動してビックリしました。壊れてなくてよかった。

インストール後はこんな見栄えです。

なんとなくオシャレ

最初起動したときには認識が行われなかったのですが、ハードウェアの更新をさせると無事見つかりました。VIAのサイトから最新版のドライバをダウンロードしてインストールして終了です。さて、スピーカーをつなげて音を聴こう!と思ったのですがスピーカーが見つかりません。うー、また明日探してみるか。というわけで明日に続く。

D945GCLFが値崩れ

本日秋葉原を散歩。D945GCLF2を買いそうになりながらも、なんとかこらえるのでした。売り切れの店もあったりしてやっぱりみなさん待っていたようです。価格も10,800円がスタンダード。一部10,580円というショップもありましたが売り切れていました。このサイトにもアクセスの10%がD945GCLFがらみですので、やっぱりみんな注目しているし、価格もD945GCLFが出たてのときと変わらないこともあり、人気になるのも頷ける状況です。

その影でD945GCLFは7,980円と値段を大きく下げています。そりゃ、そうだと思いつつ7,980円なら自宅で運用するWebサーバやDBサーバ用には十分ですから、非常にオトク感があります。ケースやメモリ、HDDをつけても2.5万円もあれば省電力自宅サーバができてしまうと(しかし、この価格を見るとML115G5ってホントに安いと思います)。

余っているメモリやケース、少ししか容量がないからストックになっちゃったHDDなどを持っているならとてもリーズナブルにサーバ組めますので、FedoraやUbuntu入れて、FireflyでiTunesのサーバなんかにするのもいいかもしれません。6月に出たばかりなのに3カ月で次のが出ちゃえばこうなる、とは予想がついていても値下がりしちゃったD945GCLFを見ると寂しい気分。5千円切ったら一枚予備に買っておくかな。

D945GCLF2

いよいよD945GCLF2発売日です。って思ってたらすでに昨日買われた人もいらしたようで。うらやましいな、フライング販売できるところがあったなんて。とは言いつつ、今(午前3時)すでにオンラインならばsofmapで買えるようになりました。価格は10,800円と意外に安く出てきました。12/25現在ではT-ZONEで9980円になっています。

しかし、公式のintelサイトには一切情報が掲載されていません。ここまでダラダラなのもある意味珍しいというか。スペック自体も出て初めてわかるってのもスゴい。

impressのAkiba PC Hotlineですでに触れられているのですが、今まで気づかなかった情報としては、チップセットのヒートシンクの背が低くなっていること。Crystaなどの薄いタイプのケースでもぶつからないかもしれません。実際に買って試してみるしかないのですが、チャレンジしてみてもよさそう。

すでに購入された方のベンチマークデータがちらほら出ているので拾ってきました。

Windows Mediaエンコード

Atom330 Atom230
DDR2 667 2G DDR2 800 2G
1分47秒 2分28秒

デュアルだからといって半分になるわけじゃないので、実際の使い勝手もこんなもんかな、という気がします。このベンチマークは厳密なものではないので、シビアに見る物ではありません(実際のベンチの前提であるマシンのスペックなども違うため)。ただ、CPUの違いによるものがエンコードの作業などでは大きいわけですから、一定の傾向は読み取れます。二つのアプリケーションを同時に起動してもそれほど負荷が増えないよ、っていうのが一番のメリットでしょうね。言い古されたことですけど。

シングルアプリケーションでマルチスレッド的なものであれば従来のAtomよりちょっと速くなってるのですが、それほど劇的ではないので期待してはいけません。もともと遅いのですし、やはりメリットとしては消費電力は4Wしか増えてないよー、って思っていればいいのでしょう(笑)。あとはGigabitか。

何はともあれコストがあまり高くならずに、余裕を持った運用ができること、そしてネットワーク周りが速くなったことが一番のメリットかと。これならばSATAが2ポートしかないのをガマンすればNASとして活用できますね。ICH7がマルチプライヤ対応だったなら面白かったのになぁ。

では自分は買うか?と言われると正直微妙になってきました。それは、DVI装備のデュアルコアがすぐ出そうなこと。ShuttleのX27はGigabit積んでいても従来のatomでしたからガン無視していたのですが(見たら買ってしまいそう。10月発売みたいです)、これDVI搭載なんですよね。これにデュアル積んだのがすぐ出そうです。何しろ載せ替えるだけで動いてしまうでしょうから。ケースの質感なども悪くないし、ネットワークチップがMarvellというのもポイント高い。

というわけで見るまで買う気マンマンだったのですが今回は見送りにしました(意志が弱いけど)。実際今のAtomで困っていないってのもあります。劇的に進歩してないし、Gigabitでも蟹チップだし。こうやって自分に言い聞かせるのだった。

でも店頭で見たら手を出しそう…。もちろん、今までシングルのAtomをデュアル出るまで待とうって思っていた人は買ってもいいと思いますよ。

Shuttle D10

ベアボーンって大昔に買った記憶しかない上に、おそらく会社勤めしているときに買ったはず…というくらい自分では買わないアイテムなのですが、とっても気になるベアボーンキットが出た。出てしまった。

それがShuttleのD10です。

これを見ておわかりのように、ケース全面にタッチパネル付きの7インチ液晶がついています。この前もパネル付きのケースを紹介しておりますが、なんとなく欲しい気にさせられるデザインというか、デジタルアイテムっぽいものを演出してくれてます。説明をよく見ると、ちゃんとデジタル出力に対応している。インプレスのAkiba PC Hotlineに載っていたケース内側の写真を見ると、ケーブルもすっきりしているようで、うまく処理できていますね。構造的に無理ですが、光学ドライブが下側についていたらよかったのになぁ。ひっくり返して使うか(笑)?

タッチパネル液晶はVGA接続で800×480表示。フロントにあるディスプレイの右上にOSDの操作ができるボタンがついています。この写真のリモコンはオプションのようです。

ディスプレイに気を取られてしまいがちですが、マザーボードにはチップセットはIntel G31 Express/ICH7が搭載されています。対応しているCPUはCore 2 Duo、Pentium Dual-Core、Celeron 400シリーズといったLGA775タイプです。最大対応TDPは65WなのでQuadは無理です。スロットがPCI Express x1×1が使えると。メモリはDIMMスロットが二つあり(最大4GB)DDR2 800までの対応のようです。バックパネルにはアナログRGBもついていますので、やろうと思えばデュアルディスプレイにできる。

しかし、ここで欲しくなくなりました(笑)。後ろがDVIやHDMIだったらヤバかったぜ、はぁはぁ。

電源が100Wまでなのであまり無理もできません。

さて肝心な値段は49,800円。Shuttleのベアボーンには5万円以上するものがたくさんありますから、液晶がついたからってそれほど高くはない(もちろんコストダウンしているところが結構ありますけど)。完成品も69,800円でShuttleのサイトで販売しています。ベアボーン自体はT-ZONEで店頭で売ってます。まだオンラインでは買えませんが、そのうち載るでしょう。

実はコレ見たときに自作できないかなあ、と思ったんですよね。液晶はこういうところでなんとか手に入れてケースの前にくっつけてみようかな、と思いました。ただ、それやっても却って高く付くし、きっと仕上がりもイマイチだろうことに気づいてチャレンジやめたのです。こういうのでMini-ITXのマザーを自分で入れられるようにして、あと1万ダウンした価格で出されたら、買っちゃうかもしれません。欲を言えばリモコンつけてもらいたいんですけども。

ちなみに、うちにはこんなものも転がっているのでした。使い道がない(笑)。

これヤフオクで買った液晶ディスプレイなのですが想像以上に大きくて、さてどうしようか?と考えたまま死蔵しています。本来はデイトレーダーっぽいことをしているときにケーブルテレビをPCの横で見られるよーに、と思って買ったのですが、結局使わなかったと。

端子類は結構充実しているので、横型のケースとかに嵌められればHTPCっぽいのできるんですけど。

まぁ、いつか使うだろうということでデッドストック入りとなってしまいました。もっと時間ができたらPCケースをイチから設計して作るときに使いたいなぁ、なんて言っているうちにきっと100年くらい時代遅れになりそうだ…。