「PCパーツ」カテゴリーアーカイブ

Core i7マシン ノースブリッジが熱い

とりあえず安定稼働はしているんですが、ノースブリッジがめっちゃ熱くなるのが玉に瑕。ASUSのPC Probeがたまに「をい、96℃越えちゃってるぜ!」とわめくのがうざい。このユーティリティ、クリックするたびに「ぴょぎーんんんっ!」と、すごくセンスの悪い音がするのでなおさら頭にくるw

本来空冷であれば、CPUファンがオマケで冷やしてくれるのですが残念ながら水冷なので熱くなるまま。それにケースのサイドファンがブルーLEDでまぶしいわ、うるさいわで使う気がまったくないので、どーしたもんかとうだうだして早一週間。

家の中にAntecのスポットクールが転がっているのを思い出しました。これね。

確か、Antecショウルームで行われたSKELETONの組み立て競争の参加賞でもらったような。というか、Antecはこれをやたら販促品というかイベントで配りまくっていたので、あまりお金出して買ったことある人いないんじゃないか、と勝手に判断しておりますがそんなことはないか。

というわけで、これをSABERTOOTH X58のNB FANコネクタに接続して(最初からファンつけられるようになってるならつけてくれよと思うんだが)、冷やしてあげました。すると…。

すごく…青いです。

ブルーLEDがめっちゃまぶしい。

水冷の配管が紫外線に反応するせいか全体が光り出してちょっといや。

だが、ノースブリッジはちゃんと65℃まで下がりました。めでたい。でもこのスポットクールがちょう邪魔。外したい。今度秋葉原行ったら適当な小型のファン買ってきて、ノースブリッジに両面テープでつけようとおもいました。でも面倒だから忘れちゃうんだろうなー。きっと次にいじくるときに後悔するんだと予言してみる。

でも角度も細かくいじれるし、なかなかよい製品かもしれん。これでブルーのLEDじゃなくてブラックライトのLEDなら、ですこてーくな感じでいいんだけどなあとかのたまう日曜の夕方。


Antec Spot Cool なんかオレのと色が違うような気がする

Core i7 6コアPCを新調する:セッティング

最初の記事に書いていなかったのですが、システム用のHDDは、Hitachiの2TB 7200rpm HDDであるDeskstar 0S03191を購入しました。なんでこんなわかりにくい型番なんじゃ?と思ってしまいましたが、別名でDeskstar 7K3000という名称もあるようです。こっちの方がイメージしやすいだろうに。

さて、SABERTOOTH X58は6GbpsポートにMarvell 9128を採用しておりまする。ここにこのHDDを接続すれば6Gbps同士でパフォーマンスはSSDにはかなわないものの、そこそこいいだろうと思っていれてみたわけで。さっそくOSをインストールしてやろうとしたのですが、全然ダメ。途中でコケます。HDDなんてつながってないもんね、とインストーラが言い出すレベル。

なんで?と思ってICH10Rに接続されている3Gbpsポートを利用してインストールを終えました。その後さんざん6Gbpsポートに接続してテストをしてみるとベンチマークは途中でブルースクリーン出すわ、OSが起動する途中でこけるわで最悪な状態。色々と調べてみてもMarvell 9128は相手を選ぶよね、という論調が多い。

MarvellのBIOSをアップデートしてみたらどうだろう?とは思ったのですがそこまでしてもなあ、と言う事であっさりあきらめて3Gbpsポートで利用することに…

そんなんいやじゃっ!

すぐ秋葉原に行き、今度はWD2002FAEXを買いました。黒キャビアの2TB 6Gbpsモデルです。このHDDを6Gbpsポートに接続して色々とテストをしてみたところ、ブルースクリーンは出ないし、快適に利用できそう。というわけでTrueimageを使ってHDDをコピーし、システムドライブを取り替えました。はぁ、やっとひとつ問題が収束した。余計な出費があったことは…忘れることにします。

ちなみにベンチマークをした結果がこちら。

Deskstar 2TBのテスト。3Gbpsポートにつないでおります。悪いわけでもない。6Gbpsにつなげばもっと速度は向上すると思います。
黒キャビア2TBを3Gbpsにつないだもの。Deskstarよりやっぱり速い。値段は全然違いますけど。
黒キャビア2TBを6Gbpsポートにつないだもの。やっぱり6Gbpsの効果はあります。1割程度数値はアップです。最初のDeskstarに比べるとかなりのパフォーマンスアップだわ。

Core i7 6コアPCを新調する:組み立てその1

さて、ケースをどうするかっちゅー話になるのですが、自分はすでにツクモで安売りされていたArmor+ MX LCS VH800LBWSというケースを持っていました。2年ほど前から販売されているものです。インプレス akiba PC Hotlineでの初出を見ると2009年8月ですね。BigWater770という水冷キットが付属しているのですが、この水冷キットだけで2万円くらいします。しかし、ケース含め2万ちょっとで買ったような。LGA1156が出た頃に買ったので1年以上寝かしていたという熟成済み(をい)。買ったとき安かったので、LGA1156用の部品ついてないんだろうな、と思っていて今回LGA1366でシステム組んだのですが、よく見ると対応してんじゃん…。外箱にも、ステッカー貼ってあるし。買ってきてほっといたので気づいてなかったっすよ。これならSandy Bridgeにしてもよかったんじゃない、と後悔したりして。

さて、水冷ってほんとめんどくさいですね。ウォーターブロック接続したりチューブ切ったりはめたり。今回のシステムはラジエータやファン、そしてリザーバータンクとポンプがすでに組み付けられておりましたが、それでも面倒。1リッターの冷却液が付属していましたけど半分くらいは使う仕様になってます。水冷の一体化キットに比べると10倍くらいの手間がかかるって考えた方がいいかもしれない。自分はグラフィックボードやチップセットなどは空冷のままですから、水冷メリットはほとんどないという。

今回組み立てるのは以下の順番でございます。

  1. マザーボードにウォーターブロック用の金具をつける
    マザーボードの裏面からソケットに対応した金具を取り付けます。ま、面倒ですがカンタン。
  2. マザーボードにCPUを取付
    ウォーターブロック着ける前にちゃんと取り付けないと。当たり前だ。
  3. ウォーターブロック固定
    熱を伝えるグリスを塗り塗りしてウォーターブロックを取り付けます。空冷ではないので馬鹿でかくありません。その部分はカンタン。
  4. マザーボードをケースに取付
    マザーボードにはメモリやその他はまだ取り付けません。
  5. 水冷用の配管作業
    チューブが適正な長さじゃないと(短く切っちゃうことはあまりないでしょうが)、折れ曲がってキンクができて水流の流れを妨げますな。
  6. 電源を適当なタイミングでつける
    マザーボード固定前につければよかったと後悔。かなりトリッキーにケースのステーなどを外して着ける羽目に。まぁ、パイピングするときには邪魔なものですから。本来ならマザーボードを仮止めしておいてパイプの長さを決定してから、マザーボードを外して電源を入れるべき。
  7. パイピング完了させる
    ペンチがないと止める金具をハンドリングできませぬ。指だと非常に痛い思いをします。
  8. 水を入れる
    ケースの上のカバーを外して水を入れます。上のカバーが非常に取りにくい。気をつけましょう。コツとしては思いっきり後ろ上にずらすというか。
  9. 電源を接続
    マザーボードの電源のみつなげます。CPUなどの電源はつながない。CPUの電源をつなげなければCPUに通電しないでしょう、と甘い考え。手間を惜しまない人なら別の電源用意してポンプだけ回してあげたほうがいいと思います。自分は面倒なので水漏れしても下に落ちてボードにかからないからいいや、的な。
  10. スイッチを入れてポンプを回転させる
    ポンプを回して水が循環するのを確認。水が減るのでリザーバータンクに水を追加していきます。また、チューブに空気が滞留する部分があるので、コンコン叩いたり、チューブを少し動かして空気を排出するように。
  11. このまましばらくテスト
    4時間くらい回して水漏れがないかを確認。本当なら24時間くらい回してみたいもんだけど、大丈夫だろうと甘い観測。
  12. 問題なければ、各種パーツを組み入れる
    メモリやHDD、グラフィックボードを組み入れます。

とまあ、こんな手順で行っていたのですが空冷マシンなら1時間もかからないところを3時間程度かかってしまいました(テストは除く)。しかもポンプの音が非常にでかいので、ちょっとがっくし。空冷よりうるさいじゃん。と萎えておりましたところ、12時間程度経過したら静かになりました。アタリがつくまでちょっとうるさいのかも。慣らし運転も必要ってことですね。

次の問題はこの子。

でっけーなあ、と思っていたのですが案の定こんな状態に。

HDDのシャドウベイにぴったり寄り添うw

いや、これ電源部が上に出てないで横に出るタイプだったらシャドウベイが使い物になりませんでした。なんとか入るけど、かなり慎重にしないといけなくなったわけです。今回は6970だったからよかったものの、6990だったら(もっとでかい。買えないけどさ)、シャドウベイをあきらめないといけないところでした。ミドルタワーだからこんなものかとあきらめるしかありません。

こんな感じでなんとか組み立てを終わったのですが一筋縄では行かない問題がまだ残っているのでした。しくしく。続く。

2013/1/17 追記

水冷パーツ一式を取り外しました。理由としてはポンプより異音が発生し始めており、もう寿命だと判断したことです。自分の使い方としては電源を切らずに基本は入れたままですので、その使い方だと2年程度でダメになるってことですね。もちろん空冷でもファンはこの程度で寿命を迎えるわけですが…。

ポンプのみ交換すればよかったのでしょうが、こういった一体型の場合にはポンプだけって交換しづらい(売っていない・売っていても高価)ので空冷に戻しました。

Core i7 6コアPCを新調する:パーツ購入編

まず今回の記事を書くにあたって、東北地方太平洋沖地震について触れずにいることはできないので書きます。お亡くなりになられた方、今現在被災地で避難されている方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。そして被災者を救おうと努力されている公的機関のみなさまに対して本当にお疲れさま、ありがとうという感謝の気持ちしかありません。アメリカ人は2001年9月11日に自分が何をしていたかを鮮明に思い出せる、と言いますが、今生きている日本人すべてが2011年3月11日を忘れることはないだろうと思います。

さて、自粛ムードが変な方向に漂い始めるのが日本人の悪いところなので、私としては日本経済の凋落を防ぐという名目でPCを新調することにしました。まぁ、以前より買いたいと思っていましたし、閉塞した気分をなんとかしたいというのもありました。

今回は珍しくIntelで揃えてみました。

ケースは手持ちのものがありましたので、それを使うとしてCPUとメモリ以外は超廉価モデルで揃えちゃえ、といういささか踏ん切りの悪い構成でもありますw

  • CPU:Core i7 970
    今使っているAMD Phenom II X4が6コアなのに、それ以下のコア数なんてあり得ないじゃない?というわけで、EEには行かずに普通の6コアを選んでみました。値段も安くなったしね。
  • マザーボード:SABERTOOTH X58
    X58を搭載しているマザーボードの中でも異様に安いSABERTOOTH X58を。ちょっと色使いが地味だからかなあ。ま、普通に使えるボードであればいいのです。
  • メモリー:UMAX Cetus DCDDR3-8GB-1600OC
    UMAXのメモリ好きだし、ヒートスプレッダがカッコイイのが気に入ったので。OCもできそうだしね。ちなみに8GBのものを三つ買って24GBにしてみた。こんだけメモリ積めば十分だろ。というか、今のメインマシンが8GBなんだけど滅多に使い切ることはないんだよな…。
  • グラフィックボード:GIGABYTE GV-R697D5-2GD-B
    取りあえず6990はバカ高いのでこれにしてみました。なぜかツクモでは29,000円を切っているという値段。なんでこんなに安いんだろ?
  • BD-REドライブ:HP bd340i
    1万円を切る激安ブルーレイドライブ。この値段で書ければ十分。たぶん書くこともまずないしw
  • 電源:CELLSTER EPS-1210
    サイズから出ている安くて1000Wの電源。1.5万未満ですから文句なしでございますw

さて、ひさびさのIntel系PCの組み立てはどうなることやら。他のパーツ含め組み立てに関してはまた次の記事に。

Phenom II X6 1090T Black Edition買ってみた

特に現状のPhenom II X4 955BEに不満がある…というわけではなかったのですが、6コアってどんなんだろう?というのと5千円ほど価格が下がったこともあったので、Phenom II X6 1090T BEを購入してみたのでした。取り付けをするのがめんどくさかったのですが、取り付ける前に新CPUが出るのもいやなので、がんばって装着したのでした。しかし、ほんともう少しCPUクーラーってラクに脱着できるようになりませんかね。ネジ止めの方が楽な気がします。

んで、以前のCPUであった955BEとのベンチマーク比較をしましたのです。Crystalmark 2004R3でテストしてみました。

まずは、以前のCPUのベンチマーク結果を貼っておきましょう。これは3.7GHzで回したときのもの。

CrystalMark :  145063
[ ALU ]             56776
Fibonacci :   21120
Napierian :    9808
Eratosthenes :    7995
QuickSort :   17831
[ FPU ]             59577
MikoFPU :    7100
RandMeanSS :   32041
FFT :   11370
Mandelbrot :    9044
[ MEM ]             28710
Read : 11223.25 MB/s ( 11223)
Write : 4560.62 MB/s (  4560)
Read/Write : 4437.45 MB/s (  4437)
Cache : 84685.46 MB/s (  8468)

んで、次が1090Tを3.8GHzで回したもの。というかOCしたもの同士を比べるな、という意見もありましょうが、取りあえず実際にOCした状態で使うので、そのときのベンチマークで比較したのでした。

CrystalMark :  145523
[ ALU ]             58939
Fibonacci :   21992
Napierian :   10150
Eratosthenes :    8198
QuickSort :   18577
[ FPU ]             58622
MikoFPU :    7367
RandMeanSS :   30279
FFT :   11550
Mandelbrot :    9404
[ MEM ]             27962
Read : 10612.48 MB/s ( 10612)
Write : 4471.12 MB/s (  4471)
Read/Write : 4353.17 MB/s (  4353)
Cache : 85044.98 MB/s (  8504)

うちの環境は例のマザーボードである、MA790X-UD4Pなのですが、まー、DDR2なのでメモリ周りが若干遅いのは致し方ないところ。HDDは入れ替えたりしているのでそれを除いてテストした結果がコレだよ!

いや、あんま速くなってない。正直拍子抜けというかクロック差があまりないのでこんなもんでしょう。6コアの恩恵はこういうベンチマークじゃ見られないしね。タスクマネージャを見ているとすべてのCPUを使わないし、最初のコアなどはベンチマーク最中に800MHzまでフォールダウンしちゃうくらい。ま、Cool’n Quietくらいベンチマークのときは切れ、という気もしますがw

965BEが17,000円程度で購入できるわけですし価格差を考えると、コストパフォーマンスがいいとは言えないかも?ただ、6コアを生かすアプリケーションを使うことを考えると気分的なものとして納得はしていますが。これからAMDを組むというのなら、3万円未満で最高クラスのCPUが買えるってのは気分はいいと思います。さすがにCore i7の最高CPUは10万円覚悟になりますからw

eSATAカードを買ってみた

前回購入したRHD4-UXEの書き込み時にエラーが出る、という現象を解決するべく、ちゃんとしたeSATAカードを購入してみることにしました。本当はアイオーデータのものが欲しかったのですが、店頭になかったため、玄人志向のSATA3E2-PCIeにしてみました。このカード、Marvellの88SE9123という最新のチップを搭載しているモデル。最近のマザーボードによく採用されているチップです。理由はSATAの6Gbpsに対応していること。リリース当初はATAとの相性問題がありましたが、今のリビジョンは解決されているものです。

SATA3E2-PCIe

九十九電機で購入したのですが、価格は4,180円。安くはないが、高くもない。今考えてみればUSB3.0とのコンボカードでもよかったかなー、なんつて。んでもって中身はこれ。PCIeの1xで動作するカードです。

外に2つのインターフェイス持ち

で、さっそくRHD4-UXEを接続して500MB書き込みテストをしてみたのですが、ダメwイベントビューアーを見ると、インターフェイス側から、HDDがオフラインになって見えているようです。普通に使う分(ファイルコピーしたり)には問題ないのですが、一気に読み書きするとおかしくなるよう。イベントビューアーを見てみるとこんなエラーが。

Command [0x28] on physical disk 0 failed. Sense key=0x3, ASC=0x11, ASCQ=0x0.

うーん、困ったなぁ。一度アイオーデータに問い合わせしてみるか。それか、明日アイオーデータのeSATAカードを買うか…。またお金かかるしw