「撮影用品」カテゴリーアーカイブ

GoProのモノポッド

せっかくニュージーランドに行くんだからGoProでエクストリームな映像を撮るのじゃ!ということで持って行った。海の中に潜るわけではないのだが、釣っている時に海の中の映像を撮りたいということで、伸ばせるモノポッドを探すことに。GoPro純正を買おうかな、と思ったんだがGoPro側にグリップというかスポンジがあって、普通のモノポッドを転用しているようでイマイチな使い勝手が想像できる。普通手元が太くって先端に雲台があるべきだろうと。

また、海の中に突っ込むのでできればアルミ製とかステンレス製がベスト。または真鍮製とか。残念ながら、それは見つからなかったのだが自分の理想に近いモノポッドを発見できた。それがこれ。

伸縮するポールに溝こそないものの回してロックする形状なのでしっかり締め込めば多少の抵抗でも回転することもなかった。単に伸縮するものだと水や風の抵抗でくるんと回る可能性があるので、それは排除したかった。また、自由雲台が付いているところもよいし前後にかなり傾けることもできるので、わざわざ画像を反転するモードで撮影しなくても、180度近く曲げることで通常モードのママ撮影可能。

手元にストラップもついているので(しっかり締め込まないと不安だけど)、海の中に安心して突っ込める。サビに関してだが、きちんと塩抜きすれば多少は錆びないで使えそう。船の上の生活が長かったので多少放置したこともあったため、やはりうっすらとサビが出てきた。長い期間使うことを考えると、コンパクトなアルミ製またはステンレス製の自由雲台を見つけたら交換したほうがいいかも。それか事前にシリコングリス塗っておいて防錆するか…。自由雲台のボールの部分よりも締め込みに使うネジの方が先にダメになりそうだが。

IMG_1029海で使うというようなことをしなければそれほどサビを気にする必要もないので自分撮りしたい、ちょっと変わったアングルからGoProで撮影したい、という場合には重宝すると思う。価格も安いことから買っても損しないかと思う。

Eye-Fiカード付録で飛びつきそうになった

ステレオサウンドからカワイイをシェアする写真術って本が出るらしい。これEye-Fiカードがついていて一瞬買おうと思ってしまいました。4GBカードがついて1,890円(今の税率で)はお安い。

stereosoundだが、しかし待て。このEye-FIカード、通常のものでなくdocomoって書いてある。そしてちょっと調べてみると…

Andoroidでしか使えないじゃん!iPhoneでは接続できないし、たぶんデスクトップPCからもダメだな、これは…。

というわけであっさり諦めた。もちろんAndroidしか使ってない人には関係ないんだろうけど、オレ双方とも使ってるし、iPhoneメインだしなー。

3/5追記

コメントいただいたこともあり、TSUTAYAで購入。自分のPCにつなげたところすでにEye-FiのプログラムであるEye-Fi Centerがインストールされていたこともあり、あっという間にファームウェアアップデートされ、普通のEye-Fiカードに変身。もう戻れないのであったw

というわけで、普通に使えるカードになりました。メデタシメデタシ。

※amazonだとプレミアム付きで売ってるみたいだが、本屋とかセブンネットショッピングではまだ定価で買えるので気をつけよう。

FUJIFILM X20とEtshaimストラップ

ひょんなことからうちにドナドナされてきたX20。ほぼ新品でレンズフード付プロテクトフィルターもオマケしてもらった上にかなりオトクなお値段でゲットさせていただきました。

FUJIFLM X20
FUJIFLM X20

さっそく被写体になってもらう。ホコリだらけにしてしまったのである…orz。掃除してから撮影しろ、と。さて、このX20は前機種のX10とほぼ同じ外観で、クラシカルな風体。オンナコドモに受けそう。ま、オレにも受けているのだがw

プロテクトフィルターも「ここに付いてます!」という主張がまったくなくて最初は付いていないのか?と思ったくらい。雰囲気を壊さないフィルターとフードでございます。かっちょええ。

さて、せっかくクラシカルなカメラなので、それっぽいストラップを探し選んだのがコレ。純正は真っ黒なのだが、あまり真っ黒クロスケにはしたくないので、今回はタンカラーにしてみた。

Etshaim マイクロ一眼・一眼レフカメラ用レザーストラップ Rigel - 10LN
Etshaim マイクロ一眼・一眼レフカメラ用レザーストラップ Rigel – 10LN

こいつの金具をX20の金具に通してあげればできあがり。

リングを通す。純正の金具は使わなくてOK。保存しておきましょう。
リングを通す。純正の金具は使わなくてOK。保存しておきましょう。

これでこのストラップを使って斜めがけしたり、首にかけたりしてゆるふわなカメラ好きなオッサンを演出して、女の子ウケを狙うのだ(なんじゃそら)。

正直、高級感はあんまりないかな。この写真だからなおさらだけど。
正直、ストラップには高級感がない気がする。この写真だからなおさらかもしれないけど。

まー、値段もとってもリーズナブルなので、飽きたら素直にもっと違ったモノを探しても悔いのない価格。石垣島でミンサー柄のストラップを見つけて衝動買いしそうになったのだが、幅が広くってこういうカメラにはちょいヘビーなんだよね…。

X20は来たばかりで、カメラとして表にも持ち出していないので、今後積極的に持ち歩いて街角スナップに使ってみようと考え中でございます。

king Etshaim 一眼レフカメラ用 スリムレザーストラップ Rigel-10LN タン 2000円くらい
king Etshaim 一眼レフカメラ用
スリムレザーストラップ Rigel-10LN タン
2000円くらい

GoPro HERO3にワサビをちょっとアドオン

タイトルだけ見るとなんのことじゃ?と思われるでしょうけど、間違っちゃいないのだよ。

GoPro HD HERO3をダイビングの最中に楽しく使っているのですが、一番困るのはバッテリーの持ちが悪いこと。一本(だいたい40分~45分)は潜れますが二本目の途中で大抵バッテリーはエンプティになっちまう。もちろんこまめにオンオフすればいいのだけど、頭の上にマウントしているのであまりそれもできないしね。カメラとして使うならもっとバッテリーは持つとは思いますが、わたくしはムービーカメラとして使っております。なんとか一日三本潜るのをGoProさんにがんばってもらいたいところ。

なんせダイビングというのはポイントが最初から絶対ここに潜れるからね!と決まっているわけではないので、終わりの方においしいポイントが来ちゃう可能性があるときには、最初のダイビングではGoProを温存しようか、と思ってたら三本目が海況悪化でキャンセルくらったりしたり。

え?GoProいっぱい買えばいいじゃん?そうか、その手があったか(ポン!)と得心できるほどブルジョアなわけでもなく趣味で細々とやっているのにそんな投資ができるわけもない。なのでバッテリーだけ買おうと思ったんだけど、これまた欲しいと思ったときには手に入らないというありさま(昨年の12月の話です)。それにGoProはアホな仕様…とまでは言わないけどオリンパスのコンデジのようにw、充電器が本体という仕様。なので複数のバッテリーを充電するのに本体だけでがんばらなきゃいけないのがデフォなわけだ。

そんな二重苦は耐えられないので、互換バッテリーと充電器のセットを買うことにした。日本では売ってないので(ヤフオクにはあるけど)、アメリカのamazonで購入する。モノはこれ。

WASABIさんリンクはこちら

これ、バッテリーは二つあるし、充電器は100Vで使えるしなんならクルマからでも充電できるエラい子。ノーマルバッテリーは1050mA/hだけど、このバッテリーは1200mA/hで1割程度容量もあっぷっぷ。

でもお高いんでしょう?

いえいえ、奥様、ワタクシが買ったときには$25でして、今は少し上がったけど$29くらい。意外にお安いでしょ?というわけでダイビング三本分はこれでまかなえるぞ、ウヒッ!というわけでサクっと(2セットも)購入。いつもの転送サービスを使って日本に送ってもらうつもりでいた。

そしたら、その転送サービスはリチウムイオンはちゃんと梱包されてないと転送できないという…。中身の写真を見せてもらったけど、確かにプラプラしていて動く。転送サービスのせいじゃなく、飛行機の問題なのであがいても仕方ない。届いちゃったのは返品するか破棄するチョイスになるのがスタンダードなのだが、捨てるのはモッタイないし、返品してもそれなりの手数料がかかる。

仕方なくシアトルの知り合いに転送してもらい(これも日本に送るのとそれほど変わらない手数料だw)、それから持ってきてもらったわけ。なので注文してから手元に来るのに延々三カ月かかってしまった。

直接日本に送ってもらえば、たぶん売る側はそのまま送って来ちゃうから、普通に輸入できそうなんだけどね(と思ってたんだけど試してみたらAmazon.comのフルフィルメントセンターからだと日本には送れないと表示されてしまった。セラーであるBlue Nook直接の送付を選ぶなら大丈夫そう)。それか、注文時に航空便にするから、バッテリーをテープでしっかり留めてね!とかお願いすればいいんだと思う。高いお金と時間を使って学習したよ今回は…。

紆余曲折はありつつもなんとか手に入れたのでちぇっきんぐなう。

なんでWASABIなんだろうね。
なんでWASABIなんだろうね。

こうした中華系のグッズ(韓国系もそうだけど)って日本の名詞をつけることが多いよね。カワイイとか前にCESで見たのもカーステレオにヤマダとかつけてたような。それだけメイドインジャパンがクオリティが高いイメージがあるからなんだろうけど。

ちゃんとGoPro用です
ちゃんとGoPro HD HERO3用です

中身は次の通り。

バッテリー二個。充電器。コンセントの変換(ノーマル状態では日本のコンセント対応)。シガーライターソケットアダプター
バッテリー二個。充電器。コンセントの変換(ノーマル状態では日本のコンセント対応)。シガーライターソケットアダプター

なんだかんだ親切な詰め合わせである。シガーライターソケットアダプターはたぶん使わないだろうけども。

さっそくGoProで使えるかチェックするのだった。

うむ、ちゃんと収まる。
うむ、ちゃんと収まる。

収まるだけじゃダメなのでスイッチを入れたところ、ちゃんと動きました。問題はとりあえず、ない。

次にこの互換バッテリーを本体でも充電できるか、ってところだね。

ちゃんと充電しているようだ。
ちゃんと充電しているようだ。

USBケーブルをつなげたら充電ランプがついた。うむ、問題ないようですな。純正バッテリーもこの互換充電器で充電できた。これで旅先で二個同時に充電できるようになったので、ダイビングなどを終えたあと、ホテルで充電するときも面倒がなくてよい。

残る課題はどれだけバッテリーが持つのか?ということ。

というわけで、テストしたところ720pの120fpsでだいたい1時間15分録画できた。設定で録画時間が変わるのかはこれまたテストしないとわからないが、ダイビング一本分プラスアルファは持つことがわかった。このくらい持ってくれると、潜る前からセッティングにある程度時間もかけられるし、背面のLCDをつけても大丈夫かな?という気がする。再度ここらへんは追試して見ようと思った次第。

ちなみに。スペック上は容量が少ないはずのGoPro純正バッテリー。テストしてみたら、バッテリーエンプティまでほぼ同じ時間を録画できましたwほんのちょっと、1分程度少ないくらいです。ワサビのスペックがウソなのか、まだバッテリーがきちんと活性化してないのか…。ま、気にしないことにします。

2013/3/12 追記

Wi-Fiをオンにして純正バッテリーで同様なテストをしてみたところ68分間録画できました。てことは、Wi-Fiをオフにしておくと、約1割程度寿命が延びるってことですね。68分→75分ってことになります。このくらいの差ならばWi-Fiをそのまま使っていてもいいのかな、っつー気がする。

2013/4/29 追記

Ali Expressとかでもセットで売っているので、こっちを買った方がオトクかもしれませんな。実際には買っていないので、配送に問題があるかもしれませんが、問い合わせてみるといいかも。


日本のAmazonでも買えるようになってますね。

NAB Show 2012に来ました

今年二度目のラスベガス。これだけ頻繁に来ると昔を思い出します。今回は、National Association of Broadcasters…アメリカ放送事業者連盟が主催するコンベンションというかショウであるNAB Showをチェックです。放送業界的には今年は4Kの年、ということですな。HDにシフトしていた2005年とかの方が人は多かったようですけど、今年も9万人近くの人がいるようです。

こういうショウでは初日にじっくり見ると疲れるので、初日は軽く見るだけ(とは言っても自分は二日目・火曜日からの参加)にしておきます。んでもって気になったところ、メディアが取り上げているところを二日目・三日目に回るのがコツ。ジャーナリストとしてきている場合には、これはできませんけど、エキジビターなので時差ぼけの影響もあり、ゆったり見ることにしました。

さて、初日に個人的に一番気になったのは、ココのブース。

パナソニックの横。かなりの存在感。

なんと、GoProのブースがデカデカと。もちろん最近見ていなかったので今までどうしていたかわかりませんが、かなりの規模のような。なんかお父さん感激。そこで気になるブツが…。

をを、この四角いレンズ周りのポートは…
これは水中用ポートじゃないですかっw
やっと純正のポートが出たわけです。感無量。

なんて、すでにPADIのサイトとか日本の代理店のサイトでも紹介されておりました。しかしながら、もちろん本物を見るのは初めてなわけです。説明員にいつ販売?と聞いたら「五月だよ!今までのだとボケちゃったけど、これなら大丈夫!」と張り切って紹介してくれました。いや、ボケちゃったのは自分たちの設計のまずさだろ、と突っ込みたくなりましたw。3Dハウジングはまだみたいです。この構造なら一体化して出してよ、と思いますが。できるくせに小出しにしている気がしないでもない。お名前はDive Housing。そのままw

なお、アメリカでの価格は$49.99。国内だとかなり高くなりそう。自分は個人輸入しちゃうだろうな。同時にWi-FiでGoProをコントロールするキット(こちらはコントローラ込みが$99.99・BacPacだけだと$59.99)も発売されそうなので一緒に輸入しちゃうことにしました。このWi-Fiキット、新しいHERO2モデルじゃないとタブレットとかスマートフォンのソフトが対応してないという罠があります。自分のGoProは以前のモデルなのでこれを機にHERO2にでもしちゃおうかな、とも思います。まだ使いこなしてないので前のでも十分かもしれないけどwでもこれでダイビングの時にGoProをビデオとして持って行く気になりました。

ちなみに、新たなファームウェアがProtuneという名目で発表されました。GoPro HD HERO2にはテクニカラーの新しいファームウェアが適用できるそう。これを適用すると、

  • 24fpsフレームレートになるよ。これでほかのカメラと合わせるのが楽になったね!
  • 35Mbpsのデータレートでめちゃ高画質
  • ニュートラルなカラープロフィール。カラーコレクションワークフローにフレキシブルに対応できる
  • エンコード曲線を記録します。これによりハイライト・シャドウの領域を広げます。
  • シャープニング処理を減らし、ノイズリダクションも弱めにしました。そのため、プロレベルのポスプロやカラーコレクションワークフローを改善します。

かなり意訳なので間違いがあるかも。テクニカラーのCineFormと連携させるためのファームウェアアップデートっぽいけど、ほかの編集ソフトでも恩恵を受けられるところもあるでしょうね。なお、このCineForm Studioはフリーです。もっと上のバージョンは有料になりますが。

なお、ライバルのようなCONTOURもブースは出していましたけど、GoProの方がでかい。

ブースは小さめ

デザインはいいとしても、コストはGoProの勝ちだし、アクセサリーも豊富(廉価で)。それに広角はGoProとやっぱり突き抜けちゃったガジェットの方が市場の受けはよかったわけですな。個人的にはCONTOURはかっこいいんだけど、ソーシャルの方に行ってみたりと、なにか映像に専念できなかったところで負けちゃっているのかなという気がします。また、明日も別の場所をチェックしてきます。

GoProのパッキングがブースの外にありましたw

E-PL1sとPT-EP01で撮影

というわけで前回の続き。今度は沖縄でE-PL1sとPT-EP01を使ってきたのでその写真。というか写真はあんまり意味ないよなあ。単なる撮影記録でしかないのであるし。

今回、PT-EP01を注文したのはB&Hというその筋(どんなスジ)では有名なアメリカにあるカメラ屋さん。まぁ、これも偶然ニューヨークにあるわけだが、行くのが決定する前に注文したので通常の個人輸入で買ったわけです。ハウジング自体の価格は、$419なので77円で換算すると32,263円。実際には送料が$64かかりますので、それをプラスするとざっと37,000円ってところでしょうか。たまたまPhotoshop Lightroomが$150セールやってたので一緒に買ったので(12,000円切ってるのがすごい)、それだけに送料かかってるわけじゃありませんけど、それでも国内で買うと5万円弱はしますから、1万円以上安く買えてるわけです。国内価格が高止まりしてる気がするけど。円高で損している分を日本の顧客が負担している気がしてる。他のE-PL3とかもB&Hの方が全然安いし。

それにOLYMPUSは国際保証なのでドコで買おうと保証付くのがいいところです。会社はガタガタしておりますがw、とりあえず製品に罪はない。それにダイビングしているとOLYMPUS比率がスゴく高い。ダイバーにおけるシェアはOLYMPUS圧勝でございます。「みんなオリンパスなのねー」と思わず聞くと、ハウジングたくさんあるしねー、とかパーツもいっぱいあるしね、などと非常に肯定的な答えが返ってくるわけです。ほんとにファンはいるわけで、そこらへん今後会社としてちゃんとしなきゃダメじゃない?となおさら思うわけだ。

さて、本題に戻るとE-PL1sとE-PL2を水中で使う際に大きくスペックが異なるのはE-PL2には水中ホワイトバランスがあること。E-PL1sは水中モード(水中マクロとか水中ワイド)にすると、ホワイトバランスは5300K、つまり太陽光固定になります。そして、E-PL2の水中ホワイトバランスは、推測になるが5300Kを基準にしつつも、これをそのときの青さとかによって上手にシフトしているご様子。赤みをちょっと足したりして、必要以上に青くならないし、自然な水中の色が出ているように思える。浅いところなら本当に自然だ。E-PL2はこの点が非常に優秀だ。水中ホワイトバランスに関してはこちらの記事が詳しい。マクロでストロボ光メインの撮影になるとあんまり変わらないけどね。 続きを読む E-PL1sとPT-EP01で撮影