「レビュー」カテゴリーアーカイブ

BORGでヒコーキ撮影

相変わらず休みの日は寝坊してしまうワタクシ。休みじゃなくても寝坊しているのが本当だ。

さて、強風吹きすさぶ中、京浜島までBORGを担いで行って参りました。北西の風10mは寒いぞ。いつもの撮影場所に三脚+BORGを備え付け、まずは5D MarkIIでテスト撮影。んがしかし。やはり896mm程度(640mm+1.4xテレコン)じゃダメだ。しかも帰ってきてから気づいたんだけど、かなりケラレています。

かなりケラレますね。DPPでも補正できないしなあ。
かなりケラレますね。DPPでも補正できないしなあ。

やっぱりこういうのはAPS-Cの方がええがなええがな、というわけでKissDXにチェンジなのです。

こんなカンジ。ファインダーははっきり言っていりません。
こんなカンジ。望遠鏡についているファインダーは使わないので本来は、必要ありません。

さて、約900mm×1.6倍=1440mm相当の威力やいかに?

おお、でかいでかい。
おお、でかいでかい。

かなり大きく写ってくれます。ちなみに、300mm+1.4xの場合にはこうでした(違う日に撮影したものです)。

KissDX 300mm+1.4xテレコンの場合です
KissDX 300mm+1.4xテレコンの場合です

当たり前ですけど、焦点距離が約3.4倍になってますから、ものすっごくデカくなりましたwwwwww嬉しすぐるwwww

ただ、やはりフォーカスがやりづらい。まぁ、このくらいの距離を離れてしまえば無限遠になりますし置きピンでできちゃうのですが、KissDXの小さなファインダーだとあってるのかどうかがわかりづらい。フォーカスだけ5D MarkIIでライブビューを利用して合わせて、そのあとボディチェンジ技を使いましたけど、やっぱりライブビューがついている、あるいはマグニファイヤーなどでファインダーを強化しないと、使い勝手が悪いですね。

それとここまで拡大されてわかったのですが、やはり離れているせいか空気のゆらぎがすごいですね。滑走路の向こう側だと陽炎の向こうに着陸しているように写っています。

本日撮影した写真はこちら

EOS 5D MarkII互換バッテリー

デジカメやビデオカメラ用互換バッテリーを販売しているROWAから、とうとうEOS 5D MarkIIで採用しているLP-E6互換バッテリーが発売されました。価格は充電器込みで2,980円です。純正バッテリーが7千円前後することを考えると、非常に安価です。

しかしながら、ひとつ制限がありまして互換バッテリーに付属する充電器でしか充電できないという制限があります。これはLP-E6に通信機能が内蔵されていて、純正の充電器にもその機能が入っているわけで、互換バッテリーは通信機能を持ってないために充電できない、となるわけですね。互換バッテリーを二つ買えば充電器も二つ(なんせセット販売しかしていない)になってしまうという孔明の罠(というほどでもないけど)。充電器いらないから、バッテリーだけで販売してよ、と思いますが致し方ないですね。後はセルが国産ではなく中国のBAK製であるのがやや気になるかなぁ。BAK製だから、といって確実に劣る、とは言えませんが、やっぱり国産セルの方が安心できることは確かです。ソニー製だと安心できないけどw

ご託を並べていても仕方ないので、さっそく購入してみました。

rowa-lp-e6

充電器本体も純正のものより小さいですし、軽量なので持ち歩くときも純正よりいいかも。この充電器で純正のバッテリーは充電可能です。まぁ、インテリジェントな充電器じゃないですが、リチウムイオン電池は普通は電池側に充電回路を内蔵していますから、この充電器でも問題は起きなさそうです。

実際にEOS 5D MarkIIで互換バッテリーを使うときには制限が二つあります。

  1. バッテリー残量が表示されない
  2. 通信できないので、通信できないと表示される

バッテリー残量表示でなくても、まぁ使っているうちに感覚値でなんとなくわかる気がするし、なくなったら交換すればいいし、通信できなくても、そのままOKを押してしまえば使える(でないとBG-E6で単三電池などが使えない)ので実際上困ることはそれほどありません。差し迫ったシチュエーションで途中で一瞬でもチャンス逃したくない、という場合には純正を使えばいいわけですい。というわけで試しに装着したところ問題なく使えました。

バッテリーの容量も1800mAhと純正と同じですから、後はどの程度異なるのかを実地でテストするだけです。明日チェックしてみよーっと。

と、ここまで来てあることに気づきました。

付属品にシガーライターアダプターがあります。それは普通充電器に接続して使うものであるのですが、充電器側に差し込み口がありません(爆笑)。うそー、んじゃこれ、単なるオマケで使えないの?と思い、商品詳細ページをもう一度読んでみたのですが、確かにシガーライターアダプターに関する記述は一切ありません。「でも使わないものオマケするとは思えないし」と問い合わせしてみました。すると、

付属の充電器がシガーライターに対応していないことが判明いたしました。
現在充電器の仕様変更をしております。
2週間ほどで入荷予定になります。
入荷次第、仕様変更後の充電器と交換させていただきます。
セット商品になりますので、バッテリと充電器の返送をお願いします。

と返答が来ましたw

ま、仕様ミスみたいです。入荷するまでしばらくかかるから、とりあえず使っておいてよ、ということでしょうね。なんというか大らかというか大陸的というか。自分はこういうノリ嫌いじゃないので、OKですw

なお、互換バッテリーでカメラ本体が壊れた場合には、キヤノンの保証は効きません。あくまでも自己責任になります。なのでオススメはしません。しかしながらROWAのバッテリーはPL保険があるから、自分としては安心しております。壊れたら新品になるって思えば、1年くらいしたら爆発してみてくれ、とか思ってしまいます。

やっぱり互換バッテリーは不安…と言う人は純正を買いましょうw

しつこくコンパクトフラッシュのベンチマークをする

コンパクトフラッシュのベンチマークをしつこくお届けしますw

なんというかUSBカードリーダーがボトルネックになっていると本当の実力もわからないだろう、ということで、CFをSATAに変換するカードを購入してきました。AREA(エアリア)から出ている龍神というCF-SATA変換カードです。玄人志向からも同じようなモノはリリースされていますが、AREAの方はPCIへのブラケットが付属しているということでこちらを選びました。

sataconvertcard

しかしながら、これは使い勝手が悪いんですよね。SATAのホットプラグに対応しているチップセットを使ったマザーボードなら、それほど面倒はないでしょうが、自分のML115G5ではチップセットがホットプラグをサポートしていないので、カードを抜き差ししたいときにはいちいちリブートする必要があるわけです。なので実際にはこれは使う機会があまりないかなぁ、と。ICH9R(Intelのソフトウェアを入れる必要がありますが)を搭載したマザーや、別途ホットプラグをサポートしたSATAカードを増設してからなら利用するメリットは高いかも。

ま、何はともあれテストしてみましょう。

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成田空港は寒かった…

朝、郵便ポストを見たらポストの中に風見鶏さんからのメール便。そう、グリーンハウスのコンパクトフラッシュを買ってしまっていたのです。あきばお~に行く前に買っちゃっていたんだなぁ。なので32GBのフラッシュメモリが三つになりました。一日これだけあればもう足りるだろと。なんせKissDXに32GBのコンパクトフラッシュ入れると残り枚数が、3000枚以上と表示されます。EOS 5D MarkIIだと999以上表示されないのに、KissDXはエラい。自分はいつもRAW撮りでJPEGは保存してません。どうせセレクションしてから現像するので、あまりRAW+JPEGのメリットを感じられないのです。どーしてもその場で見たいんだ!という場合にはノートパソコンで見るか、EPSON P-5000で見ればいいのでJPEGイラネ、となりました。

さて、いつものごとく寝坊して家を出たのが14時過ぎ。日没が16:30くらいですから到着してからもロクに撮れないのはわかっていました。そして空いている東関東自動車道をスムーズにドライブして、さくらの丘に到着したのが15時ちょい過ぎでした。

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GREENHOUSE GH-CF32GD Compact Flash

グリーンハウスのコンパクトフラッシュ、GH-CF32GDを購入してみました。調査したところ最安はあきばお~店頭で7,390円ということでしたので、仕事の帰りに寄って買ってきたのです。しかし、秋葉原メチャクチャに人がいますね。冬休みということもあるし、昨今値下がりしているパーツなんかが多いからこの機に買っちゃおう、ということでしょうか。

7,390円は安すぎです
7,390円は安すぎです

しかしついこないだTranscendの32GBを紹介したばかりなのに、もうこんな価格にまで32GBのコンパクトフラッシュが下がってきているのを見ると、どんだけ安くなってしまうのだ、という気がします。もちろん、廉価なコンパクトフラッシュなので性能は一線級のものに比べて低いのは承知の上ですが。

というわけで、Transcend32GBとグリーンハウスの32GBとベンチマーク勝負をしてみました。ええ、暇なだけです。もっとも実際のカメラに装備して行ったベンチマークではなく、あくまでもPC上でUSBカードリーダーを使ってベンチマークしてみた、ということで目安としてご覧ください。テスト環境はPhenomX9950を搭載したML115G5 8GB Vista64bitです。使ったカードリーダーは、前回も使ったアイオーデータのUSB2-W12RWです。UDMA?なにそれおいしいの?的なカードリーダーなので今となってはトップクラスではありません。

そしてファイルサイズは50MBでテストしてみました。これはRAWファイルの大きさが25~30MBくらいということで、近い方がより実態に沿った形になるだろうと考えてのことです。

32GBチープシックCFの新旧対決だだだだ
32GBチープシックCFの新旧対決だだだだ

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EOS 5D MarkIIのQuickTimeファイルとホコリ

YouTubeからダウンロードしたファイルを見ていて、そういえば撮影したそのままのEOS 5D MarkIIのQuickTimeファイルはどんなフォーマットに見えるのかな?ということでいまさらですが覗いてみました。真空波動研はこんな感じに解析してくれます。

[MVI_1675.MOV]
1920×1080 24Bit AVC/H.264 Baseline@5 30.00fps 1650f 38369.72kb/s
signed/two’s complement(Little) 44.10kHz 16Bit 2ch 352.80kb/s
Apple QuickTime
[MPEG4] 00:00:55.000 (55.000sec) / 273,508,881Bytes

真空波動研 081122 / DLL 081122

これを見るとベースラインプロファイルで、レベルは5っていうことですから、H.264の仕様上(Wikipedia調べ)は以下のようになります。

最大ビットレート 135 Mbit/s
画面解像度 1920×1080@最大72.3フレーム/s

実際のビットレートは、38Mbit/sくらいですからレベル設定上は余裕がありますが、レベル5って相当重いファイルです。この上には5.1ってレベル(4k対応)しかないわけで、1080pのクオリティを保つためのレベル5なんだな、ということですね。ただ拡張の余地はありますから、そのうち1080pで60フレーム/sとか後継機種で出たらおもしろいかも。ファイルでかすぎるかな。映像素子上は余裕がありますから、2560×1920@30.7という同じレベルにあるもっと上の解像度でもおもしろいかもしれません。再生環境がすばらしくニッチになりますけど(笑)。

しかし、ビットレートが38Mってリッチだなぁ、というかこれだけ必要なんだろうなとは思います。Premiereなどで出力するときには、この元のプロファイルにあわせて作ればクオリティは最大限に保たれるでしょうね。

premiere-preset

Premiereのプリセットだとこんなイメージでしょうか。音声にPCMが選べないのでAACで圧縮するプリセットです。ただ、これだとPC上だと重すぎて再生できないでしょうね。個人的にはHDV1080pなどでハンドリングしやすく再生しやすいフォーマットにしたいところです。

ところで、このプレビュー映像で気づく方もいらっしゃるかもしれませんが、飛行機の左側にホコリがバッチリ映っています。このいまいましきホコリのおかげで5カットくらいパーになりました。映像素子上にあったホコリだと思いますが、かなり目立ちます。そんなに絞り込まれているとは思っていなかった(光量も落ちてきていたし)のですが、これでは使い物にならないです。この後のカットでは、自然にホコリも落ちていましたけど、シャッター開いたままになりますのでホコリがつきやすいってことに留意しておかないといけないですね。撮影した後には必ずチェックした方がよさそうです。