「レビュー」カテゴリーアーカイブ

eSATAカードを買ってみた

前回購入したRHD4-UXEの書き込み時にエラーが出る、という現象を解決するべく、ちゃんとしたeSATAカードを購入してみることにしました。本当はアイオーデータのものが欲しかったのですが、店頭になかったため、玄人志向のSATA3E2-PCIeにしてみました。このカード、Marvellの88SE9123という最新のチップを搭載しているモデル。最近のマザーボードによく採用されているチップです。理由はSATAの6Gbpsに対応していること。リリース当初はATAとの相性問題がありましたが、今のリビジョンは解決されているものです。

SATA3E2-PCIe

九十九電機で購入したのですが、価格は4,180円。安くはないが、高くもない。今考えてみればUSB3.0とのコンボカードでもよかったかなー、なんつて。んでもって中身はこれ。PCIeの1xで動作するカードです。

外に2つのインターフェイス持ち

で、さっそくRHD4-UXEを接続して500MB書き込みテストをしてみたのですが、ダメwイベントビューアーを見ると、インターフェイス側から、HDDがオフラインになって見えているようです。普通に使う分(ファイルコピーしたり)には問題ないのですが、一気に読み書きするとおかしくなるよう。イベントビューアーを見てみるとこんなエラーが。

Command [0x28] on physical disk 0 failed. Sense key=0x3, ASC=0x11, ASCQ=0x0.

うーん、困ったなぁ。一度アイオーデータに問い合わせしてみるか。それか、明日アイオーデータのeSATAカードを買うか…。またお金かかるしw

RHD4-UXE 2.0を買ってみた…んだが

アイオーデータの中古市を楽天側のショップで行っていたので、RHD4-UXE 2.0を買ってみました。それが本日届いたのでさっそくテストをば。

RHD4-UXE クリックするとアイオーデータのサイトで詳細を見られます

最初はRAID5モードになっているので、自分は速度命のストライピングモードに変換。ま、まだどういう使い方をするかを決めていないので取り急ぎ最高速を見てみたい、ということになりました。

マザーボードはいつものMA790X-UD4Pなのですがこちらに搭載されているチップセットはSB750とJMBのSATAチップが混載されています。最初はSB750側でテストをしたのですが、なぜか書き込み時にエラーが出まくり…。オフラインになってしまいました。あ、あれ?おかしいなぁ、と思いつつ問題の切り分けをすべくJMBのSATAチップ側に付け替えて再度テストをしました。

その結果がこちらでございます。

こちらがJMBのチップセットでテストしたものです
こちらがJMBのチップセットでテストしたものです

あれ?あんま速くないなぁ…。ちゃんと動いたのはいいんだけど、どうも速度が上がらない。カタログスペックでは230MB/sとなっていましたが、そこまで出るとは思ってないので、ある程度は納得いくのですが…。

SB750でテストしたときに書き込み中に勝手にオフラインになってしまう現象。なんというか、トラフィックが増えるとおかしくなる状況。もしかして?と思ってそれまで使っていたeSATAケーブルを交換してテストしてみることにしました。最初に使っていたのは2mある柔らかいものです。今までシングルドライブの裸族のお立ち台では問題なく稼働していたものですが、長く引き回していることに違いはなく、規格上もヤバい距離。なんせ本来のeSATAではなく内蔵のSATAを変換しているだけで、その変換ケーブルの距離もありますからトータルでは規格を倍以上オーバーしているわけです(SATAの規格は1m)。トリッキーな使い方をしていたわけですから、今までは「たまたま問題なかった」わけですね。

かといって今回のRHD4-UXEのためにわざわざeSATAのボードを買うのも勿体ない。なので、ケーブル長さを短くするために、付属してきたケーブル(1m)を使ってテストを再度やり直しすることに。

その結果がこれです。

をを、クララが立った!じゃなくて速度が上がった!

カタログスペックよりは落ちていますが、無事速度が上がりました。なんというか、もしかしたらJMB側のチップでもケーブルを純正のものにしたらもっと速度が上がるかもしれません。

今回の教訓として、やはり基本に立ち返ることが重要だ、と痛感した次第。なんせ規格なんか余裕があるから大丈夫っしょ?という感覚で今までやってきていますから(しかも問題は起きていなかった)、トラブルが起きたときにハードウェアの故障とか別の原因にしてしまいがち。あくまでもスタンドアロンな状態でチェックしないと泥沼にハマるよなぁ、と反省した次第です。

しかしながら、マザーボードにオンボードでついているeSATAコネクタならある程度信頼できますが、やはり内蔵SATAを引き回したものは若干信頼できないことが体験できました。次にマザーボードをリプレイスするときには、ここらへん注意して購入したいと思います。自分みたいにメインマシンにHDDをしこたまつなぐ人は、ポートマルチプライヤ対応のインターフェイスを搭載するべきなんでしょうね。意外に高いんだよなぁ…。

トラフィックが高くなるとてきめんにおかしくなるのがほとんどがケーブルのクオリティだったりするのは、昔のイーサネットケーブルを適当なものでやっていたときに体感していました。まだあまり普及していない時代で適当にアメリカの電話に使うちょっと太めの電話線使ってテストしたりしてw

これも10Mのときは問題なかったのですが、その後100Mイーサとかになると、クオリティの低いケーブルはことごとく使い物にならなくなりました。というわけで、重要なデータ転送に使うケーブルのクオリティは大切。


追記

この後、さらに突っ込んでテストしていたのですが、ファイルサイズが500MB程度でベンチマークをかけるとエラーを起こすことが判明。バーストちっくにデータを転送すると処理が追いつかないのかな。環境を移動してテストしてみないとなんとも言えない状態になってきました。

これをUSBで使うにはもったいない価格だしなぁ…

EOS 5D MarkII 修理完了

出してわずか5日で戻ってきました、EOS 5D MarkII。ホットスポットをソフトウェア上で修正しただけだったので早かったんだと思われます。ま、最初に時間かかるって言っておかないと何かあったときに困るだろうしね。

さて、キレイに掃除されてホットスポットもなくなり万々歳…と言いたいところなのですが、どうもグリップのギシギシ音が気になるようになってきました。グリップを握ると「ギシっ」という音がして違和感ありあり。しばらく使っていなかったのでなおさらそう感じるのかもしれません。再度修理に出そうかなぁ。今までもこの音が気になった人が修理出していたようなので、治るのでしたら出した方がいいわな。

まだ保証期間ギリギリなので出すかどうか悩んでみることにします。

WordPress 2.9にアップグレードしてみた

WordPress 2.9の正式バージョンが出たのでアップグレードしてみました。すでにテストしていたので比較的スムーズに移行できたか、と。なぜか自動アップグレードが失敗したのでFTPでインストールしました。

少しバグっぽいのが残っているなぁ、と思われたところだけ挙げておきます。

  1. タグ入力で漢字変換確定するとそのままタグとしてキーインされる
    漢字変換していて確定するためにエンターキーを押すと、そのままタグ入力までぶっとびます。おそらくキーを読むところがおかしいのかな?CTRL+Nで確定すると大丈夫なんだけど。
  2. ギャラリーの列数がヘン
    ギャラリーを挿入するときに、列数が、本来2から始まるところが4から始まっています。デフォルトで5ね。5で挿入しても3列になります。これRCバージョンも持っていたバグなんだけど、治ってなかったのかな。まぁ、実際に困ることはないので気にしないようにしましょう。

たぶん、すぐに2.9.1になりそう…。

どーしてもBDISOをネットワーク経由で見たい

DC-MCNP1ではBDISOをネットワーク経由で見るとガクブルしちゃうよん、と以前書いたのですが、これを解消したい。どうしてもネットワーク経由で見たいんだ!いちいちUSBでHDDを接続するのは面倒なんぢゃよ!

と暑苦しい想いが募ったので、NFS経由でチャレンジすることにしました。幸い、このBlogを運営しているサーバにはHDDはヤマと積まれていますし(うそ。1TBだけ)、ここにBDISOコピーしてから見られればいいじゃない?と思って早速テストしてみました。

まずは、自分のサーバにNFSをインストール。ここらへんは、たくさんネット上に情報がありますので適当に参照しながらやってみました。次にSambaで使っているディレクトリをRO(リードオンリー)でマウントするというわけです。別段WindowsからはSamba経由で読み書きそろばんできればいいわけで(そろばんはない)、NFSはあくまでも読み出す口として動けばいいわけです。

セットアップが終わって、取りあえずこの前購入した「するがモンキー」をコピーして見てみたら…。別に戦場ヶ原ひたぎでもなんでもよかったのですが、取りあえずリッピングしたばかりのこれをチェック。

キタ━(゚∀゚)━!!!!!

バッチリぢゃん!

ぜんぜんカクつかないし、普通に見られます。うれしい。Windows共有はオーバーヘッドが多いか、処理するところが多いのか、パケットサイズのせいなのか知りませんが、それに比べれば「ネットワークファイルシステム」でしかないNFSが軽いのは当たり前といえばそうなんでしょう。

ついでにEOS 5D MarkIIのビットレートがリッチなH.264ムービーもチェックしてみたところ、まったく問題なしっ。すむぅぅぅすねすっ!!

今後、ヘビィなファイルはNFS経由で見ることにします。ただ、これはあくまでも、自分のサーバ環境にNFSを入れたときにちゃんと動いたよ、ということなので、誰しも同じ環境ではないので保証の限りではありません。また、WindowsにNFSサーバ入れた場合にはどういうことになるのかはわかりません。お時間のある人は試して見るといいかも…。

※NFSの設定はDC-MCNP1単体ではできません。PCからDC-MCNP1にWebアクセスしてから設定することになります。

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E-P2を見てきた

知り合いがE-P2を買った、というのでEVFがどんなもんかな、と思って見に行きました。

ヘンタイっぽいレンズがついていますw
ヘンタイっぽいレンズがついていますw

えーと。EVFは…。特にいらないかなw

と思った理由は、キレイはキレイなのですが、なんというか結局PENって顔を近づけて撮るカメラじゃないな、と思ったからなのです。

フォーカスをマニュアルにして使うなら、なおさら。顔をいったんファインダーから離さないと拡大するのドレだっけ?なんてなるから。慣れればいいんだ、とは思うのですが設定を色々変えて試して見るなら特にいらんな、と思った次第。

あとはEVFで覗きながらパンすると、フレーム落ちしながらパンしていくのが気持ち悪いな、と思ったのでした。ここらへん、普通の液晶はよくできていて、フレーム落ちしているのかもしれないけど、気にならないような処理をしているのでしょう。

EVFにももちろん利点があって、ウエストファインダーっぽく使えるとか速写性を重視するときにはいいかも、と思ったのですが無理にこれでやらなくても、と思うんですよね。明るいところで見やすいなどのメリットもありますので、自分の使うシーンを考えると「あればいいけど」レベルかと思います。

なので、E-P1持っている人は「あまり」気にしなくていいんじゃないか、と思いました。EVFを付けられる余裕があるのが嬉しい、というところもありますので、これから買うならE-P2でもいいし。

ただ、EVF付けるとストロボも着かないし、ここらへんうまく解消できていたらいいのになぁと残念な気分。EVF兼ストロボ、なんて作れないかな。

というわけで、PEN自体が好き、っていうのであれば値下がりしているE-P1がいいかも。

ついでにLEICA M9も撮ってみた。Nikonの50mm F1.1というヘンタイレンズw
ついでにLEICA M9も撮ってみた。Nikonの50mm F1.1というスーパーレアなレンズがついています。

この知り合いが持っているトプコンの50mmを使って撮影してみたのですが、AFとAEに慣れている身には気軽に撮影する、という行為がいかにラクなのかを思い知らされました。たまには、フルマニュアルレンズ使って撮影してみるのもいいかもしれない。